40代の転職は本当に難しいのかを本気で考えてみる

      2018/04/24

40代の転職は本当に難しいのかを本気で考えるブログです

40代の転職は厳しい?

転職市場はバブル崩壊以降、かなり成長している。

リーマンショックを機に一旦転職する人の数が減ったがまた復活してきた。

2016年には日本国内で年間300万人の人が転職している。

転職する人が多くなったことで企業側にも変化が起きている。

中途採用の社員にかなり期待するようになっている。

とにかく転職について言えば、その質も量も変わってきたわけだ。

それなのに、いまだに40代の転職は厳しいようなことが言われている。

他のサイトや転職関連の本なんかを見ても、やっぱり難しいようなことを書いている。

本当にそうなのか?

年齢だけの理由で可能性を否定されなければいけないのだろうか。

そんなはずはないと思う。

40代を歓迎する求人はたしかに少ない

40代の転職が難しいというのは、つまり仕事がないということだろうか。

仕事を探しても、ろくな求人がない。

あるいは、応募しても年齢が高いという理由で採用されない。

こういったことが起こるのかもしれない。

まずは、求人の数で考えたい。

近年、転職する際によく使われるのが転職サイトというものだ。

転職しようと思った人なら見たことがあるかもしれない。

多くの求人が掲載されているサイトのことだ。

有名なものだと、リクナビNEXT、DODAなどがある。

インターネットを使って、スマホやパソコンから仕事を探すことができる。

そして、いい仕事が見つかったら応募までできてしまう便利なサイトである。

こういった転職サイトで、40代を求めている求人は少ないのだろうか。

私は5つの転職サイトで調べてみた。

常に数千件の求人がある転職サイトばかりだ。

そこにある求人の中で、「40代歓迎」としている求人はどのくらいあるのか。

結論を言うと、3,927件あった。

全国でこのぐらい。

これでは、いまいち多いのか少ないのかよくわからないだろう。

そこで、20代や30代など、他の年代を歓迎している求人と比較してみる。

次の図を見てほしい。

中途採用の年齢別求人数

40代歓迎の求人は3,927件だから、約4,000件である。

一方、20代歓迎が8,084件。

30代歓迎が7,364件。

だいたい20代と30代は、7,000~8,000件あるというわけだ。

これが40代になると、4,000件になるのだから、およそ半分になる。

たしかに厳しい数字に見える。

可能性が半分になると言える数字である。

40代に有利な市場で探さないと厳しい

たしかに40代を歓迎する求人は20代や30代と比べると少ないようである。

だが、これはあくまで転職サイトで調べた結果である。

仕事の探し方は転職サイトを使うだけではない。

ほかにも様々な方法がある。

求人雑誌もハローワークもある。

40代の転職に言えることは、どこで仕事を探すかがより大事になるということだろう。

20代や30代であれば、転職サイトや求人雑誌でもいいのかもしれない。

これらの特徴は、だれでも見ることができるということだ。

すべての人に公開されている求人というわけだ。

40代はどうだろうか。

40代を必要としている求人が、20代と同じであるわけがない。

何が違うかと言えば、企業から見たターゲットはより狭くなるという点だ。

40代を求めている求人の特徴

よく「即戦力採用」と言ったりするが、20代ではそれほど企業も転職者に即戦力を期待していない。

40代の転職者には、これまでの経験を生かして、ある程度の即戦力は期待するだろう。

その企業のどこでどうやって力を発揮してもらいたいか

これが明確になっている場合が多いのが40代の採用である。

すると、もう転職サイトで、他の年代も含めた多くの人に求人票を見てもらう必要などない。

できるだけ、企業が求めている人に近い人材だけに知ってもらいたい。

そこで利用されるのは、引き抜き(スカウト)や紹介といったものだ。

ところが、自社で動いてもうまく人が見つからないことも多い。

そこで、1つの市場が作られている。

転職サイトよりも狭い範囲で人材を探すための市場である。

この市場を40代の転職では、意識するべきだと言いたい。

40代の転職が厳しくなる理由

先ほど見たように、転職サイトにも、40代を歓迎する求人がそれなりにあった。

5つのサイトで4,000件もあるわけだ。

でも、その1つ1つの求人を見ると、多くは40代に限定していない。

本当は20代や30代が欲しいと思っても、せっかく転職サイトに広告を出したのに応募が来ないのは困る。

そこで、40代も歓迎としているケースも多いのである。

つまり、本心から40代を募集しているとはいいがたい。

転職サイトで40代が応募して決まることはもちろんある。

ただし、それが有利な方法かと言えば、決してそうではないだろう。

もっと狭い範囲で探している企業がいる。

その市場に転職者として入っていくのが40代の転職活動としては正しい。

ピンポイントで採用が決まるのが40代の転職の理想と言える。

その市場とは、今では主流になりつつあるが、人材紹介というものである。

人材紹介とは、企業と転職者がそれぞれ転職エージェントというところに登録する。

登録された企業と転職者の希望がマッチするなら、転職エージェントがお互いを紹介するというサービスだ。

この転職エージェントというのがかなりたくさんある。

全国で18,000社もあるというのだ。

有名なものだと、リクルートエージェントなどがあるが、40代の転職者が使うべきかどうかはまた別の話である。

つまり。

40代の転職が厳しいのは、求人の数の話ではない。

市場の話だと言える。

20代や30代と同じ転職活動をしても、40代ではうまくいかないことは明白だ。

同じ市場で考えれば、確かに20代や30代に比べれば厳しい。

だが、ここをゴチャゴチャにしてはいけない。

まるで40代になると、急に転職するのが難しくなるように思ってしまうがそうではない。

企業が違った形で探しているから、表向きにはそう見えるだけである。

人材紹介といった方法は、ほとんど非公開で行われている。

非公開だから、だれもが見られる求人ではない。

私たちには見えてこないというわけだ。

だからと言って、40代を歓迎する求人がないのではない。

見えないけど確かに存在する。

40代で転職を考えるなら、そこで勝負しないといけないことになる。

参考:
40代で転職エージェントを使うならどこがいい?

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