転職エージェントからのスカウトやオファーは受けるべき?

      2017/06/16

転職エージェントからのスカウトは受けるべき?

転職エージェントからのスカウトとは

転職サイトを利用したことはあるだろうか。

リクナビNEXTとか、エン転職とかだ。

これらに転職者が登録するとどうなるか。

転職者を集めたデータベースに登録される。

そして、企業側からも、転職者の情報が見られる。

もちろん匿名で。

そして、企業からスカウトが来るわけだ。

転職者にお声がかかる。

さらに、スカウトは企業からだけではない。

転職エージェントからも来る。

場合によってはたくさん来る。

うるさいぐらい来ることもある。

こういった転職エージェントのスカウトはどうすべきだろうか。

どこまで真剣に受け止めるべきかという話。

中小の転職エージェントがスカウトを使う

転職サイトの大手、リクナビが言っている。

リクナビNEXTに登録した転職者の半分は、転職エージェントを利用している。

しかも、その中心となるのは、リクルートエージェントではない。

リクルートと提携しているエージェントだ。

だから、リクナビNEXTで、企業に応募しても採用されない人はそっちに流れる。

では、どうやって転職エージェントを知るのか。

それがスカウトである。

特に中小の転職エージェント。

普通なら、転職者はそんな小さなエージェントを知ることすら不可能だ。

なので、転職サイトのスカウトを使って、彼らはアプローチしてくる。

スカウトが来る。

あなたは、どうすべきだろうか。

あなたは一体、何を期待する?

使った方がいいと思うならスカウトをくれた転職エージェントに会えばいい。

しかし、あなたはそこに何を期待しているのか。

これは明確にしておかないと時間のムダになる。

例えば、とにかく早く転職先を決めたい。

どんな仕事でもいいから、早く決めたい。

そういう場合は、積極的に使えばいい。

だが、失敗する可能性もある。

採用されないという意味ではない。

入社後に、失敗したと後悔するということだ。

もっと、真剣に転職を考えるならば、スカウトは気にするなが正解。

転職エージェントだけではない。

スカウトしてくる企業もある。

どんな企業だろうか。

応募がないからスカウトしてくるわけだ。

ブラック企業か?と疑ってみるぐらいでちょうどいい。

応募するなら、だいぶ慎重にしなければいけない。

転職エージェントのスカウトも同じ。

慎重にしなければいけない。

はっきり言えば、使わない方がいいだろうと思う。

少なくとも、使うなら、よく相手を知っていることが大前提。

その転職エージェントのことを調べてみる。

そして、使ってみようと納得した上で使うべきだ。

転職エージェントは利用するのか、利用されるのか

転職エージェントは「利用」しなければいけない。

ただ登録すればいいのではない。

スカウトしてくるエージェントは何を考えているのか。

あなたを利用しようとしている。

特に、よく転職者の経歴も見ないで送られるスカウトやオファー。

網にかけようとしているだけではないか。

広範囲に網をかける。

こういうのに、いちいち反応する必要はない。

自分でエージェントは、探せばいいのだから。

だが、半分ぐらいの人は、スカウトしてくるエージェントに反応するわけだ。

なぜだろうか。

それは、うまい仕組みになっているからだ。

あなたは、知っているだろうか。

本気で企業を選ぶならば、転職サイトは、かなり採用のハードルが高い

採用に積極的な企業には採用される。

だが、だれもが入りたいような企業の場合には、

多くの人はこのことを知らない。

だから勘違いする。

転職エージェントを使った方が、採用されやすいと言える。

このことを知らないとどうなるか。

転職サイトでは、なかなか採用されない。

落ち込む。

このままではどこにも採用されないのでは…

不安がどんどん膨らむ。

そこにスカウトが来る。

わらにもすがる思いで転職エージェントの扉を叩く。

この先は想像してもらおう。

これは負けである。

完全に乗せられただけ。

相手の思う壺。

転職エージェントは自ら指名する!

しつこいようだが、転職エージェントは利用するもの

利用されてはいけないのである。

スカウトに反応するようではダメだ。

もっと自発的でなければダメだ。

さっきも言ったように転職サイトで応募しても、採用されるのは難しいケースは多い。

しかも、最近は非公開求人として募集する企業はかなり多い。

非公開ということは、転職サイトには載らない。

つまり、転職エージェントから求人を引き出さないといけない。

いい求人になればなるほど、その傾向が強い。

だから、転職エージェントを利用するわけだ。

そこにメリットがあることを忘れてはいけない。

転職エージェントから声がかかるのを待っているようでもダメだ。

自分から探すのである。

今はそういう時代になったと考えるべき。

仕事を探すのではない。

いい仕事はどこにも見つからないのだから。

探すのは、まず仕事の情報を持っている人。

そこから始めるのが、今の転職活動だ。

だから、エージェントを探すわけだ。

そして、いい求人を出してもらう。

その努力がないと、変な転職をする。

気をつけてください。

 - 企業・求人探しのコツ