【2020年】ファッション・アパレル業界に転職するにはどうする?

2020年、ファッション・アパレル業界への転職を考えてみたいと思います。

まずは中途採用の求人の傾向を見ながら、どんな方法で転職を実現させるべきかを見てみましょう。

転職市場は順調で、2016年は転職者の数が300万人を突破しました。転職を考えている方は、2018年はチャンスと言えそうですよ。

2020年のファッション・アパレル業界の求人は?

2020年の3月時点でのデータをもとにWebファッション・アパレル業界の求人を調べてみました。

2020年のファッション・アパレル業界の求人数は減少へ!

DODA、マイナビ、リクナビ、エン転職といったサイトをご存知でしょうか。実際に求人情報を探してみました。

すると全国で918件の仕事がありました。これは正社員の求人だけ検索しています。この数字は多いのか少ないのか。参考までに過去の同じ月の求人数と比較するとこんな感じになります。

3月は比較的、求人数が多い時期と言われています。2016年の3月は525件でしたから長期的に見れば増えていますが、前年の2019年と比較すると少しだけ減っています。

さらにこのあと、コロナの影響での景気の悪化も予測されますので、減少傾向が続くという可能性も高いと思われます。

ファッション・アパレル業界の求人で提示されている年収

ファッション・アパレル業界の仕事はどのくらいの年収なのでしょうか。転職するときには給料のことが気になりますよね。

300〜499万円が中心です。これは毎年変化はなく、だいたい同じような構成を見せています。

年齢や経験によって決定すると思いますが、だいたいの相場はこのあたりのようです。

ファッション・アパレル業界の求人の地域別の比率

転職サイトは全国の求人が出ますので、すべてが対象ではありません。勤務地別に見ると以下のようになりました。

これはDODAというサイトで調べたデータです。 関東地方が圧倒的に多いようです。

転職サイトは全国の求人を見ることができるメリットがありますが、 かなり首都圏への偏りはあるようですね。

未経験歓迎の求人の比率

未経験でも働ける業界なのかを調べてみました。「未経験者歓迎」となっているものです。

サービス業では未経験者歓迎の求人が多い傾向にあり、ファッション・アパレル業界もその傾向が見られていました。

7割の求人が未経験者となっていたのですが、2020年は少し減っていました。だいたい半分が未経験者歓迎の求人でした。

どんな求人が出ている?

実際にあったファッション・アパレル業界の求人を4つ見てみます。

例1 (DODA)

仕事内容 接客・販売、レイアウト・ディスプレイ変更、在庫管理、店内清掃、プロモーション(イベント企画・DM作成)など
給与 月給21万8800円~27万8500円
求める人材 接客・販売経験をお持ちの方、ファッションが好きで、販売・接客の仕事に興味がある、人と接することが好きな方

例2(マイナビ)

仕事内容 新店舗担当スタッフ、ブランドの個性を打ち出す売り場の開拓、担当ブランドの企画立案・販売促進など
給与 月給:218,000円以上
求める人材 メッセージ発信のできる方、日々努力を重ねられる方

例3(リクナビ)

仕事内容 接客販売、売上・顧客・製品管理、ディスプレイ
給与 月給19万円+インセンティブ
求める人材 ファッションが好きな方、接客が好きな人、ブランドに興味がある人、ブランクがあるけどまた働きたい人など

例4(リクナビ)

仕事内容 店舗における接客・販売、店頭ディスプレイ装飾、入荷アイテムの選定、売上・在庫管理、店舗管理、顧客管理、各種レポート作成、DM作成などの業務
給与 月給23万円以上
求める人材 ファッション業界での接客経験がある方、マネージャーなど店舗運営経験、アパレル以外の業種でも接客・販売経験がある方

求人の質に注目すると…

ここまで書いてきたことは、求人の数についての転職サイトごとの違いです。ですけど、実際は多ければいいというものでもありません。

重要なのは求人の質ですよね。転職サイトの違いについて、質の点も考慮するべきでしょう。気になる方は以下の記事をご覧ください。

転職サイトで求人を探すなら「数」よりも「質」を重視!

ファッション・アパレル業界への転職はどうする?

ここまでいくつかの転職サイトの求人の傾向を見てきました。DODAとかエン転職とかリクナビとか、これらは有名でよく使われるサイトなんですが、もっと特化したサイトもあるんですね。

これを知っていないと損です。

ファッション・アパレル業界の求人を探すには

転職が頻繁にあるような業界、また従業員がほしいという企業が多い業界では業界に特化した転職サイトがいくつかあります。ファッション・アパレル業界の販売職の場合は、わりとこういったサイトが多いんですね。

上で見たようなDODAやリクナビNEXTのようなサイトは、すべての業種を対象にしています。もっと業界に特化したところで探す方がより効率的です。

さらにもう1つお伝えしたいことがあります。転職者が多い業界に限った話です。

転職者が多い業界では、求人サイトだけでもなくなってきます。そしてどうなるのかというと、「転職支援」というサービスが主流になってきます。

例えば、ITエンジニアとか、看護師とかでもそう。転職支援サービスがいくつか出てきています。アパレル・ファッション業界も同じで、これを利用する価値はかなりあります。

転職支援は、求人サイトとは違います。何が違うかというと、自分で仕事をネットで探すのではなくて、サービスに登録すると紹介してもらえるという違いがあります。

より自分に合っている仕事が見つかりやすいということなんですね。Webで登録すると、面談・カウンセリングがあり、仕事が紹介されるという流れです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

どのくらいの求人があるのか?

例えば、「IDA」というサービスがありますが、ここではアパレル、コスメ業界の求人があり、その件数は1万件以上は軽くあるんですね。この記事の最初に5つのサイトで700件と書きました。かなり差がありますよね。

こういった所を使うと、採用されるためにも有利な面が多々あります。情報を豊富に持っていますし、採用されるためのトレーニングなども行ってくれます。

このようなサービスがある業界は、仕事を求人サイトで探すのは、もう古いんですよね。ところが、転職者が多い業界でないと、ないサービスでもあります。なので、ファッション業界はラッキーなんですよ。

ぜひ、ファッション・アパレル業界に特化した転職支援サービスを使ってみてください。iDAというのもその1つです。登録は下記です。

iDA(アイ・ディ・アクセス)

ほかにもあります。ファッショ―ネというのもその1つです。

ファッショーネ

自分に合ったところで探す!

転職サイトも支援サービスもファッション・アパレル業界のような転職が多い業界だと選択肢が豊富なので、ぜひ自分に合ったところで探してみることをおすすめします。

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