【2020年】冠婚葬祭業界に転職するにはどうする?求人データに注目!

2020年の冠婚葬祭業に転職するのはタイミングとしてどうなのでしょうか。

ブライダル業界のテイクアンドギブ・ニーズ社の売上は2020年3月期は、第3四半期までの状況ですが、前年比で売上が2%ほど減少、営業利益も微減となっています。

一方、同じく葬儀会社のこころネットグループは、売上はほぼ横ばい、営業利益は減少となっています。

大手ばかりでなく、中小企業も多い業界だと思いますが、冠婚葬祭業界は総じて、そんなに景気が悪いという印象は受けませんね。 高齢化社会が進んでいる時代ということもあるのでしょうか。

転職市場も順調な時期が続いていましたが、2020年はコロナの影響があり、これからは不透明です。

そこで、いくつかのデータを見てみたいと思います。冠婚葬祭業へ異業種から転職する場合も、業界内で転職する場合も、やはりタイミングは重要ですからね。

2020年の求人の状況を見ていきたいと思います。

2020年の求人の状況は?

DODA、マイナビ転職、リクナビNEXT、エン転職といった転職サイトはご存知でしょうか。どれも知名度の高いサイトで、たくさんの求人が集まっています。その中で、冠婚葬祭業の求人に着目しました。正社員の求人のみです。

2020年3月にそれぞれのサイトで探してみた合計の求人数は、752件です。これが全国での数です。 例えば、飲食業界は2000件ぐらい出るので、全体数としては、それほど多くない業界と言えます。

前年の同じ時期にも調べましたが、比較してみると次のようになります。

ちょうど1年前の時点では、冠婚葬祭業の求人は671件でした。これが737件ですから、そこそこ増えているわけですね。 つまり、冠婚葬祭業は前年に比べれば、仕事は探しやすくなっていると言えそうです。

冠婚葬祭業の年収はどのくらい?

冠婚葬祭業の仕事の年収はどのくらいなのか。今働いている人の年収ではなく、求人を出す時に提示される年収です。

冠婚葬祭業と言っても、大きく結婚と葬儀に分かれるので、混同してもどうなのかと思うわけですが、企業としてはブライダル事業と葬儀事業を両方行っている企業もあるので、参考にはなるでしょう。

年収の金額別に見ると以下のようになります。

年収300〜499万円の求人が最も多いことがわかります。次が500〜699万円です。 1000万円以上のものは、わずか1件しかありませんでした。

冠婚葬祭業はどの地域の仕事が多い?

転職サイトには全国の求人が集まっています。求人を地域別に見てたのが下のグラフです。DODAとリクナビNEXTで見た結果です。

冠婚葬祭業は全国に仕事があるイメージですが、転職サイトでは関東地方に仕事が多いことがわかります。

都道府県で見ると、東京都が最も多く、大阪、愛知、福岡も多く出てきます。

業種によっては東京へのかたよりがもっと激しい場合もありますが、サービス業は全般的に全国に広がっています。 冠婚葬祭はどの地域でもあるわけですから、各地で仕事があるということですよね。

冠婚葬祭業の職種で選んでみると

DODAとリクナビNEXTでは職種を選択して検索することができます。その職種の中に、ブライダル・葬祭というものがあるんですね。これを選択して検索してみると、DODAは135件、リクナビは19件と表示されました。

なんとなく少ない感じがしますね。

冠婚葬祭業の求人ではどんな仕事がある?

具体的にどんな仕事があるのでしょうか。実際に転職サイトにあった求人を見てみます。

例1 (DODA)

仕事内容 ブライダルプランナーとしてお客様の要望に合った、結婚式のアフターパーティー、2次会のプランニング
給与 年収300万円以上
求める人材 ブライダル業界での就業経験のある方、販売・営業経験のある方、ブライダル業界に興味のある方

例2(マイナビ)

仕事内容 挙式を検討されているお客さまのご相談から、打ち合わせ、披露宴の準備
給与 月給20万円以上
求める人材 ブライダル関連の仕事に関わった経験のある方、人を喜ばせるのが好きな方、明るく元気な対応ができる方

例3(リクナビ)

仕事内容 結婚式のトータルプロデュース、お客さまへの各種サービスのご案内、ヒアリング、ドレス、タキシードのフィッティングなど
給与 月給20万円以上+インセンティブ
求める人材 ブライダルに興味があり,成長する意欲ある方、お客様の発言の背景や意図をくみ取る、誠意をもって尽くす

例4(リクナビ)

仕事内容 葬儀・通夜の打合せ、式場設営、運営までのプロデュース、プラン提案からお弁当の注文、香典返し、お写真のお預かりなど様々な業務
給与 月給17万円以上
求める人材 人から感謝される仕事がしたい方、思いやりを持った方、未経験歓迎

冠婚葬祭業はどこで求人を探すべきか

4つの転職サイトのデータを見てきたわけですが、もし、このような転職サイトで仕事を探すのであれば、どのサイトを選ぶべきでしょうか。

まず、件数に違いがあるんですね。下のグラフをご覧ください。

DODAが少し多めに出ますが、マイナビ転職、リクナビNEXTも候補にはなるでしょう。エン転職は少なめですね。

ただ、件数はそんなに問題ではありません。どれだけ、自分が求めているような求人があるかが重要ですよね。となると、どこのサイトが自分に合うのかが重要です。

転職サイトにはそれぞれの特徴があるのをご存知でしょうか。いくつか例を見てみたいと思います。

例えば、年収の違いです。

リクルートのところは、金額の区切りが違うので低めに出てしまいますので無視してください。注目すべきはDODAとマイナビのところです。DODAの方が年収が高めなんです。

さらに未経験者を歓迎している求人の比率の違いも見てください。

ここでもDODAとマイナビは違います。そのちょうど間がリクナビという感じなのです。これがどういうことかわかりますか?

DODAは経験者を重視していると考えることができますよね。そしてマイナビは第二新卒や若手の転職者を求めている。そういう求人が多いのでしょう。リクナビはどうかと言えば、さすがに業界トップなわけで、すべてを網羅しているという図式です。

どこで探しても一緒と思うのは間違いです。以前はそうだったかもしれませんけど、今は違います。それぞれが特徴を出して来ているわけですね。

ですから、どこで求人を探すか、応募するかは重要になってきています。ここを間違えると、採用されにくいわけですし、書類選考すら通らない、また、なんとなく自分に合った求人が見つからないという状況になります。

あなたはどこで探すべきでしょうか。ぜひ上のデータを参考に探してみてください!

ブライダルに特化した転職支援サービス

ブライダル業に特化したこんなサイトがあります。

最近知ったのですが、こんな転職サイトもあるんですね。リクシィキャリアというサイト。知っていましたか?

ここはブライダル専門の転職支援サービスです。転職サイトは自分で仕事を検索して探しますが、転職支援サービスでは登録すると仕事を紹介してもらえます。

上で見た4つの転職サイトで探すよりも、リクシィキャリアを利用した方が効率よく探すことができるのではないかと思います。ブライダルに特化したサービスは他にほとんどないのでおすすめです。

ブライダルの仕事を目指す場合で、主に東京周辺で探す方は使ってみてはどうでしょうか。もちろん無料で利用できます。下記の「リクシィキャリア」のページで登録できます。

リクシィキャリア

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