大企業に転職したい人が使いたい転職サイトをランキング!

大企業はことごとく不採用となって、結局は中小企業に就職した。でも、このままでいいのか。

大企業はやっぱり安定感がありますし、そこで働いていることが一種のステータス。 福利厚生も、退職金も、給料だっていいはず。

あなたの力を求めている大企業はあります。 ただ、大企業でもブラックな会社はありますからね。 注意しながら、いい会社を選ばなければなりません。

このページでは転職サイトのデータをもとに、大企業に転職したい人が使うべき転職サイトをランキングしました。

大企業に転職するための求人の検索条件を考えてみる

転職と言ってまず思い当たるのが求人サイトではないでしょうか。 求人サイトには有名企業の求人が目立つように掲載されるものです。

大企業の求人はよく目にするものの、本当にそれが正しい求人の見つけ方なのでしょうか。

目立つ求人というのは、だれから見ても目立ってしまいます。つまりライバルも多い。検索で探してみましょう。

転職サイトにはたくさんの求人があるわけですが、条件を設定して絞り込みを行うのが普通ですよね。 大企業への転職なら、この検索の条件を考えなければいけません。

勤務地と職種だけで検索して、出た企業に応募するのではなく、せっかくある検索機能を有効に使いましょう。 そして隠れた大企業を探すことです。

求人データを分析しました

このサイトでは5つの転職サイトの求人データを徹底的に分析しました。 転職サイトは自分の目的に合わせて選ぶ必要があります。

そして転職で達成したい目的別にランキングしています。 ここでは大企業に転職することが目的です。

それではさっそくランキングを見てみましょう。

リクナビNEXT、マイナビ転職、DODA、@Type、エン転職を対象としています。 データは各サイトで同じタイミングで取得したデータを使っています。

第1位リクナビNEXT

大企業に転職するために使いたい転職エージェントの1位はリクナビNEXTです。

リクナビNEXT

上場企業、従業員の多い企業の求人が多い

リクルートはリクナビNEXTという転職サイトを運営しています。 転職サイトにはそれぞれ求人の特徴が表れています。

リクナビにある求人を大企業という点から見てみます。 1つは「上場企業」。 「上場企業」だけを検索してみると、求人が481件ありました。

そして、もう1つは「従業員1000名以上」。 この検索では988件ありました。 いずれも他の転職サイトよりも多くなりました。

ですから、リクナビNEXTには大企業が集まっていると言えるわけです。

中途入社の社員が多い企業の求人多数

大企業は組織も大きく、1つ1つの部署の人数も大きくなりますね。 中途入社の人が多い方が何かと気が楽です。

中途採用で入る社員の気持ちを知っている人が多いってことですから。それに出世に影響しますよ。

そこで中途入社者が50%以上の求人を検索してみます。 ここでもリクナビNEXTは4426件と最も多く出てきます。

件数が多いだけではなく、中途入社者が多い企業の求人が全体の求人に占める割合も最も高くなっていて70.6%にものぼります。

つまり、リクナビNEXTの特徴として、中途入社の社員が多い上場企業や大企業が多く集まっているサイトだと言えます。

第2位@type

第2位はtypeです。

type

大企業の求人の割合が多い

今回、大企業というテーマで調べてみて気づきました。

意外とtypeという転職サイトが、上場企業だったり従業員数が多い企業の求人を集めているということです。

全体の求人件数で見れば、DODAやマイナビ、リクナビ、それからエン転職よりも少ないんですね。 だけど、その中に含まれる大企業の求人の割合は高いということです。

上場企業の求人が全体の19.4%。 従業員数1000名以上の求人が21.1%。 約20%、つまり5分の1の求人が大企業のものなんです。

これはサイトを運営するキャリアデザインセンターという会社の信頼の高さでしょうか。

第3位マイナビ転職

3位はマイナビ転職です。

マイナビ転職

若い人ならマイナビは狙い目

マイナビ転職も上場企業や従業員数の多い企業の求人数はリクナビNEXTに匹敵するぐらいありました。

ただし、気になるのはマイナビが若年層をターゲットにしている求人を多く持つことです。

マイナビは若手の人が第二新卒などで大企業を目指すのであれば、かなりいいと思いますが、30代ぐらいになると使いにくくなるのかなとも思います。

リクナビNEXTで3つの条件で検索してみる

大企業を探すときに便利な3つの条件を組み合わせて実際に検索してみます。 総合的に最も求人数が多くなりそうなのはリクナビNEXTで調べてみます。

リクナビNEXTでは「こだわり条件」というのがあって「株式公開企業」「中途入社50%以上」の条件を設定できます。 これに加えて、従業員数を「1001名~」にします。

検索!!

全国で164件がありました。 まだ業種や職種、そして勤務地も未入力です。 業種は「メーカー系(電気・電子・機械系)」にでもしてみます。

これだけで16件にまで減ってしまいました。

職種も入れてみます。 少し範囲が広いかもしれませんが、「営業・事務・企画」にしてみます。 検索結果は6件です。 全国の支店で募集している企業が2件、東京が2件、大阪が1件、神奈川が1件。

以上です。

もちろん結果はそのときに登録されている求人によって異なりますが、私がやってみたときの結果です。 少ないように思えますが、これは一番多く出ることを考えてリクナビNEXTを選んだ結果です。

全く同じ条件で別の転職サイトであるDODAで検索してみると、全国で0件です。 転職サイトも特徴があるので、選び方は自分の目的に合わせないといけないということですね。

まとめ

大企業への転職をテーマに上場企業や従業員数の多い企業の求人が多い転職サイトを見ました。 現状では、リクナビNEXTが適していると思います。

先ほどの例のように業種によっては件数が少なくなります。そのような場合には、非公開求人を入手できる転職エージェントに登録するべきです。

リクナビNEXTを運営するリクルートキャリアが運営しているリクルートエージェントはぜひ登録しておくと良いと思います。

ここで見たのは、転職サイトの検索のやり方の違いです。でも、本当はもっと大事な違いがあります。それは、求人の質の違いです。

どんな求人が掲載されているのか、これはいい転職ができるかどうかに関わる問題です。

次のページは、
転職サイトで求人を探すなら「数」よりも「質」を重視!
です。

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