ブランクが気になる人の転職、どうすれば採用される?
ブランクができてしまうと気になるものです…。
あなたもできてしまいましたか…ブランク。転職する時にブランクを気にする人は多いんですよね。だけど、これはニキビみたいなもので、できてしまうと気になるのですが、治ってしまえば何とも思わないもの。
つまり、転職活動の時に気になるけど、どこかの企業で働き始めれば、もうすっかり忘れてしまうものです。ものすごく一時的な悩みなので、解決しましょう!
どうやって解決するのか…?それは企業に採用されるしかないんですね。これがブランクというニキビを治すための一番の薬なんですから。
そこでつまづいているのは、時間のムダなので、さっそく、転職するための方法を考えるべきです。一緒に考えていきましょう。
<目次>
ブランクの言い訳を考えるのはやめよう!
もちろん、ブランクがあることで、採用されにくくなることはあると思います。印象のいいものではないので。でも、面接まで進んでみればわかると思います。
ブランクがあることの理由は聞かれるでしょうけど、そんな話題はほんのわずかの時間です。すぐに終わりますよ。そんなこと企業からしたらそれほど大きな興味はないんですよね。
企業から見れば、あなたがこれからどう働くのかが大事なわけで、過去には興味はありません。未来が大事。
ブランクをどう言い訳するのかを考える人は多いんですけど、もうやめた方がいいと思うんです。それに使う時間がもったいない。
面接でブランクがあることを指摘して「怠けていたな!」と説教が始まるでしょうか。そんな企業はただのパワハラですから、入社しなければいいわけです。
説教を受けたいならば、ズバズバ言ってくるリクルートエージェントあたりに行けば、十分な説教をしてくれると思いますけどね。彼らもそうやって、頑張らせるんでしょう。
とにかく、ここではブランクの言い訳を忘れて、どうやったら転職できるか、採用されるのかを真剣に考えてみてほしいんです。
ブランクは大きな欠点、マイナスポイント
ここまでは、甘い言葉を並べたわけですけどね。そろそろ本題に入らなきゃいけません。ブランクのある人がどういった転職活動をすべきかです。
ブランクは、あなたも知っているとおり、マイナスポイントですよね。さすがにアピールポイントと捉えるようなプラス思考はいないと思いますが、マイナスに捉えるのが正解だと思います。
マイナスということは、転職を難しくします。それがブランク。ただし、ブランクはマイナス要素の1つでしかないのも事実です。
転職を難しくする要素はたくさんある
世の中には難しい転職がたくさんあります。年齢の問題もそうですし、これといったスキルがない人の転職もそうです。家庭の事情で働ける時間が限られる人も、採用されるのは難しい。
こういうネガティブなものだけではありませんよ。給料を上げたいとか、海外で働いてみたいとか、新規事業をやってみたいといか、英語を使う仕事がいいとか、大企業に入りたいとか、などなど。
こういう上昇志向の場合も難しくなるんですね。それは自分の経験やスキルが、足りていないことが原因ですね。
このような難しい転職って、実はものすごく価値があるんです。それは人生を変える意味が含まれているからなんです。
あなたが企業側の現場の人だとして、若い人がすんなり入社してくるのと、40代の人が転職活動に苦労してやっと入社してくるのでは、どっちが期待できますか。私は苦しい転職をものにしたほうだと思います。
ブランクもその1つです。何かの原因があって、ブランクができたのでしょうけど、そのマイナスを乗り越えて、転職を決めることには、大きな価値があると思います。
どうすれば採用されるか
では、ブランクを乗り越える方法です。ブランクは明らかにマイナスなので、そのままでは採用されないんです。そのマイナスを超えるプラスを、企業に想像させなければいけないのです。
あなたには何ができるでしょうか。例えば、どこかの転職サイトで、どこかの企業に応募すると仮定して考えてみてください。
あなたの応募書類を企業が見た時に、あ、ブランクがある人だなで終わってしまうと不採用です。ブランクのイメージを吹き飛ばす、何かが求められています。
さて、それは何でしょうか。
答えはなかなか自分では見つからない
答えが出ますか?わからないんですよね。普通はそんなこと簡単にわからないんです。何か特別な経験やスキルがあったとしても、それを企業が魅力的に感じるか、そもそもその程度でアピールしていいレベルなのか、わからないのが普通です。
なので、ブランクを超える材料を用意することは、想像以上に難しいことになります。
では、どうするか。相手に答えを求めるのが、正解です。
相手の欲しい人材が何かを知れば採用される
あなたがどんな転職活動をしているかはわかりませんが、転職サイトは使ったことはあるでしょうか。
転職サイトは、使いやすくて手軽に応募もできますよね。履歴書を書かなくても応募できますもんね。だけど、それで採用される人は、ほんの一部だということも知ってください。
なぜなら、あなたの経験やスキルが企業の欲しいものに一致しないからです。求人票に「求める人材」なんて書いてあったりしますけど、それですべてわかりますか?
わかったつもりで応募すると、たいていは不採用です。書類選考で通らないのです。
だから「どんな人が欲しいんですか?」と企業に聞かないことにはわかりませんよね。それを聞けば、あなたのレベルで応募すべきか、そして、何をあなたがアピールすべきかが見えてきます。
ただし、これも転職サイトでは難しいでしょう。
つまり、転職サイトにとらわれる必要はまったくないということなんです。
転職エージェント(人材紹介会社)の存在
ブランクだけではありませんが、転職が難しいケースを成功させるためにあるのが、転職エージェントです。彼らの力を借りるんです。
全国で18,000社もあると言われています。大手だけじゃないんですよ。
転職エージェントは何をするのかというと、採用企業の情報を収集してきます。そして、その条件に合った人を探すわけです。ところが、18,000社もあるんですから、小さいエージェントもありますよね。
そんなところに、条件ピッタリの転職者がノコノコと自らやってくるわけがありません。だけど、その小さなエージェントも転職を成功させているんです。
これはどういうことでしょうか。そもそも企業が欲しい人材にピッタリ当てはまる人なんか出て来ません。それでも、採用はされていくんです。そうでなければ、転職エージェントはどんどん潰れているでしょう。
こんな形で決まるのが、難しい転職なんです。転職サイトで決まるのは、とても簡単な転職なんですよね。そこで戦ってはいけません。転職サイトでの応募は、難しい人が難しい方法で転職しようとしているわけですから。
転職エージェントを選ぶために必要なこと
転職サイトを運営している企業があります。例えば、リクルートとか、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)とか、マイナビがある。エン・ジャパンもありますね。知っていますよね?
こういった企業が転職エージェントをやっています。これらは大手と言われるエージェント。
だいたい転職エージェントとネットで調べると、大手のことしか出てきません。それで口コミだとか評判が出てきて、仕事をが紹介されなかったと嘆いている口コミがあったりします。
大手は求人が豊富なんですよね。リクルートは10万件以上です。ところが、大手エージェントに登録しても仕事が紹介されない人がいる。なぜでしょうか。
難しい転職をする人だからです。それだけの理由でしかありません。大手のエージェントはマッチするかどうかで紹介しているわけですからね。難しい転職をする人がマッチしない確率は高いので、紹介されません。
転職サイトに続いて、こういう大手エージェントも捨てます。採用されないから。
そして、小さなエージェントを使ってください。これがブランクのある人の転職方法なんです。
小さいエージェントは、とにかく1件の案件を決めることに一生懸命です。大手のようにどんどん人や仕事がやってくるのではないんですからね。
1人の転職者をどうにかして決めるという頑張りが違います。具体的に何をするのかと言うと、求人票を見ても、転職者がわからなかった部分を転職エージェントが補うんです。逆に企業側にも、採用になるように働きかけます。
そうすることで、マッチしていなくても採用が決まるんですね。これが彼らの仕事。
面接対策の意味が違う
転職エージェントを使った選考では、もちろん面接があります。だけど、転職サイトだとかハローワークや求人雑誌で応募する面接とは違います。
何を面接で聞かれるかって、わかっている場合も多いんですね。面接会場ではじめて聞かれて、そこで考えて、何を話すかを相手は求めていなくて、事前に何を話すかを決めていく。
とっさの機転が効くかなんてどうでもいいんですよ。もっと大事なことを、ちゃんと企業は見たいということですよね。だからミスも起こりにくくなります。そういう選考です。
そして転職エージェントも一緒に考えてくれます。何を面接で伝えるべきかは戦略が必要です。企業の事情を知っている人と一緒に考えることは、もはや企業に何がほしいですか?と聞いて準備をするようなものなのです。
まとめ
ブランクがある人にぜひ知っておいてほしいこと。ブランクはそんなに気にする必要はありません。だけど、転職活動にとってはマイナスであることも事実です。
転職サイトや大手のエージェントで仕事を探すと、なかなか難しいものがあります。それはマッチしにくいからという理由。
ブランクがある、またはその他の理由でも難しい転職を実現するためには、転職エージェントの「採用を決める力」を利用するのがいいのです。
最後に、エージェント選びは難しい部分があることも事実です。小さすぎる企業は、そもそも求人をそれほど持っていません。なので、数社を当たる覚悟が必要です。
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