中途採用で書類選考が全然通らない理由と簡単にできる改善法

      2017/07/11

中途採用で書類選考が全然通らない理由と簡単にできる改善法

転職者にとって、信じがたい法則

転職がうまくいかなくて苦労している人も多いと思う。

だが、実際はそうではないという。

それは16分の1の法則と言われる。

それはこういうことだ。

書類審査を通るか通らないかの確率が2分の1。

面接が通るか通らないかの確率が2分の1。

内定が出るか出ないかが2分の1。

入社するかしないかが2分の1。

それぞれの確率を掛け合わせると、16分の1になる。

つまり、入社できるかどうかの確率は16分の1なのだ。

これが正しいとすると、16社受ければ必ず一社に入社できることになる。

でも、よく考えてみると最後の入社は自分の意思だ。

つまり、内定まででよいと考えれば8分の1になる。

まあ、緊張したりして間違いやミスもあるから、2社ぐらい失敗したとしても10分の1。

10社受ければ入社できると考えるのが妥当だ。

本当にそうだろうか。

転職活動に苦労している人には、そんな簡単なら苦労しないと文句を言われるかもしれない。

私が言っているのではない。

誰かが言っていることだから大目に見て欲しい。

この計算式を否定するつもりはないが、実際に100社受けても書類すら通らない人もいるのが現実だ。

この人は10社でも16社でも入社できない。

何十社でもまだゼロ。

なぜだろうか。

その答えもこの計算式が教えてくれている。

書類が通るかどうかの確率が2分の0なのだ。

いくら、整数をかけようが分数をかけようが、答えはゼロである。

どこかでゼロがついてしまうと、掛け算の世界では永遠にゼロである。

書類選考全敗、何が問題なのか

書類が通らない人、その理由は明らかである。

もちろん、企業の選び方は重要だし、あなたを必要としていない会社に応募しても確率はゼロ。

まあ、ここは企業選びは問題なかったとして考えてみよう。

そうなると、書類の書き方に問題があることは明白なのだ。

書類以外に相手は何も知らないんだから。

書類選考を通るようになれば状況は変わって来るのである。

中途採用の書類選考とは

まず、書類選考とは、どういうプロセスなのかを考えておこう。

転職のプロセスの最初は何か。

企業が求人票を作るわけだ。

こんな仕事をするこんな人が欲しいです、給料はこのぐらいです、という求人広告を作る。

それを見た人が応募してくる。

ここで、どれだけ一致しているかというのが書類選考である。

何と何が一致するか、わかるだろうか。

最初に企業がほしいと思っている人材のイメージがある。

そして、書類を送ってくる応募者がいる。

この2人が一致するかどうかを見ている。

書類選考だけでなく、中途採用というのはそういうもの。

企業の課題があって、その課題を解決する人を求めていて、それに合った人が来れば、採用する。

こういう流れなのだが、特に書類選考はその最初の比較ということになる。

比較して、一致しない部分がギャップである。

ギャップが大きすぎるから書類選考が通らない!

何社にも応募したけど、書類選考で落ちてしまうという人。

それはギャップが大きすぎることを意味している。

あなたは残念ながら、企業が求めている人ではないということ。

ただし、どの会社でも通らないというのはおかしい。

何か理由があるのだ。

なぜなら、書類選考の時点では、ギャップがあって当然だからだ。

欲しかった人材と100%一致するような応募者が来るというのは奇跡なのだ。

何か足りない人しか来ない。

だけど、その足りない部分をどう補えるかを見てみようということになる。

面接に呼ぶ目的がそこにある。

あなたが書類選考で苦しんでいるのであれば、ギャップが大きすぎて、確認するまでもないということになる。

はっきり言えば、どんな人でも、そんなにギャップが大きすぎることはあり得ない。

だから、見せ方が間違っているのだ。

職務経歴書に何を書いているかに問題がある。

ギャップが広がるようなことしか書いていない可能性が高い。

どうなるとギャップが大きくなってしまうのか、いくつかのパターンを見てみよう。

ギャップが生まれる理由

書類選考が通らない理由は、企業が欲しい人材と、あなたが持っている経験やスキルとのギャップの大きさにある。

どんな理由で大きくなるのか、または小さくなるのかを知っておいてほしい。

慣れていない

転職活動に慣れている人は少ないので、まずは慣れの問題がある。

職務経歴書に書き慣れていないので、読みにくいものになってしまうと、読まれもしない

だけど、これはまだ傷が浅いと言える。

慣れればいいだけの話だから。

主観的になっている(客観的でない)

職務経歴書は何を書くべきか。

あなたの経歴を書くわけだが、それが主観的になっていないだろうか。

自分のことを書くにしても、客観的に見なければいけない。

企業の欲しい人材を意識していない

求人票には、ある程度ではあるが、こんな人がほしいというメッセージが埋められている。

その情報に沿って書くのが職務経歴書である。

自分のことを書くのではなくて、相手が読みたいような職務経歴書を書くことだ。

どの経歴が重要なのかにも関わってくるし、志望動機を書くにも関係してくる。

ただ、経歴をならべて、判断してくださいでは、ギャップが広がるのみ。

難しい転職になっている

もともとが難しい転職の場合には、書類選考は通りにくい。

転職する側と採用する側には、それぞれの希望がある。

その希望を条件とも言う。

お互いの条件が狭すぎると、ギャップが生まれてしまう。

企業が特殊な経験を求めている場合、転職者が高い給料を求める場合、こういうケースは、どちらか一方でも難しい転職になる。

書類選考が通らない人の改善法

ここまで読んできたらわかると思うが、書類選考をクリアするには、ギャップをいかに小さくするかだ。

先に書いたように、100%一致させる必要はない。

違っていていいのだが、あまりにも相手のイメージとずれていてはいけないということだ。

ズレは、面接などを通して埋めていく。

すると、両者が納得する。

こうして採用が決まるというのが、転職活動そのものなのだ。

つまり、転職活動というのは、ギャップを埋めていくことを意味するわけだ。

では、どうすればいいだろうか。

徹底的に相手の目線で書く

書類を書くときに、相手が欲しい人材のイメージに近づくことを意識すること。

意識するだけでもだいぶ変わる。

経歴の中には、相手から見れば、どうでもいい経歴というのがたくさんあるのだ。

重点的に書くなら、どこか。

そのヒントは、企業が作っている求人票である。

欲しい人材のことを書く。

自分のことではなくて。

職務経歴書は転職のために作るものであって、自分の思い出をまとめるものではない。

転職のプロ(専門家)を使う

もっと有効的な方法もある。

転職エージェントという転職の専門家を使うことだ。

彼らの仕事は何か。

採用を決めることだ。

どうやって、採用を決めるのか。

両者の条件の違い(ギャップ)を埋めていくのである。

転職エージェントを使ったことがない人もいると思う。

すぐには使おうと思わないかもしれないが、こんなイメージだ。

例えば、会社の登記をするときに、司法書士の先生にお願いするようなもの。

裁判をするときに弁護士にお願いすることもそう。

自分でも手続きができるが、より専門知識を持った人にやってもらう。

転職の場合も同じだ。

過去にいろんな中途採用を決めてきた専門家が見るとわかることがある。

企業や業界のことに詳しい人もいる。

転職エージェントを使うということは、自分自身という商品を、企業に売ってもらうことなのだ。

本来は自分でやることだ。

あなたも自分で応募して採用されるような転職活動をしていただろう。

それをプロに任せるとスムーズになるのは当然。

また、職務経歴書を書くのにも有効だ。

求人票を見て、企業が欲しい人材のヒントを探すと先に書いたが、実際は難しい場合も多い。

求人票に書かれている情報は決して多くないからだ。

そういう場合、転職エージェントは、企業に何度も行っているわけで、生の情報を持っていることになる。

そういう情報を参考に、職務経歴書を作ると、よりギャップは小さくなり、書類選考は通りやすくなるのである。

エージェントを使ってもダメな場合もある?

ちなみに、転職エージェントを使っても書類選考を通らない場合はどうするか。

エージェントの選び方にも注意が必要なのだ。

ギャップが大きくなる理由として、難しい転職というのがあった。

難しい転職をするときは、大手の転職エージェントは使わない方がいい。

もっと小さな個人レベルで企業とつながっているような転職エージェントを使うべきだ。

また、転職エージェントがやる気がない場合もある。

その場合は、下記の記事を参考にしてほしい。

参考:
転職エージェントから仕事が紹介されない?やる気がない時はどうする?

書類選考で苦労すると面接は楽になるかも!?

書類選考が通らないことで苦労しておくと、面接は楽になりやすい。

それは、もともと目指すことは似ているからだ。

何度もしつこいようだが、相手のことを考えることが重要なのである。

自分のすべてを見せて、選んでもらうなんていうのは通用しない。

相手が見たいところだけを見せて、決めてもらうだけ。

それは、書類選考だろうが、面接だろうが同じこと。

だから、書類選考が通るようになれば、面接もきっと通るのである。

16分の1の法則の話に戻って

私も正直10社に1社内定が出るという計算はあまりピンとこない。

平均すればそうなのだろうか。

でも、私はどちらかだと思っている。

10社にゼロか、10社で10社か。

最終的にはこのどちらかに近づいていく。

転職活動にはコツが必要だ。

コツをつかめば、採用される確率は格段に上がる。

極端すぎるかもしれないが、受かる人は受かるし、受からない人は受からない

これが転職の世界のような気がする。

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