ハローワークと転職エージェントの違いは何?どっちが採用される?
2018/04/26
ハローワークや転職エージェントを使ったことはあるだろうか。
転職活動をしている人でも、両者の違いはあまり意識しないのではないだろうか。
どちらを使っても仕事は決まる。
企業に採用されるために求職者が使うという点では同じだが、両者には決定的な違いがある。
片方しか使ったことがない人は、うまく使い分けることもできる。
知っておいて損はないだろう。
転職エージェントとハローワークは似ている?
転職エージェントとは何だろうか。
有名なのはリクルートエージェントだろう。
リクルートキャリアという会社のサービスだ。
リクルートエージェントに登録すると、面談した上で、仕事を紹介してもらえる。
ハローワークは公的な期間であるが、同じように登録して仕事を紹介してもらう。
もちろん履歴書や職務経歴書はどちらも必要だし、面接が行われて採用されるのも同じだ。
転職者にとっては、無料で使える点も同じである。
ハローワークと転職エージェントは似ている。
これら2つと相対的なのが、転職サイトや求人広告だろう。
なぜなら、仕事を紹介してもらえないからだ。
求人を探して、応募したいと思ったら、自分で電話したり、応募種類を送ったりする。
この点、ハローワークは企業に電話してくれるし、転職エージェントも面接日時を調整してくれる。
ハローワークと転職エージェントは、無料で仕事を紹介してくれて、間に人が入ってくれるという特徴がある。
では、何が違うのかということだ。
ここが重要!
ハローワークと転職エージェントの違い
ハローワークと転職エージェントの違いについて、転職者にとって重要な点を知っておいて欲しい。
法的な違いとか、そんなものはどうでもいい。
どう使うべきかに関わるところだけ知っていればいい。
さっきも言ったように、ハローワークと転職エージェントの共通点は、企業と求職者の間で仲介してくれるところだ。
しかし、そこにこそ、両者の違いが現れている。
仲介者の立場として、その立ち位置が違うことが大きな違いなのだ。
転職するとき、主な登場人物は、企業と転職者である。
その間に第三者が入る。
それがハローワークの場合は、転職者側に近い位置にいる。
逆に転職エージェントの場合は、企業側に近い位置にいる。
この違いを知らないと、彼らに何を期待するのかを間違えてしまう。
ハローワークがもたらすメリット
ハローワークの職員の人は、転職者の相談に乗るのは、とてもうまいと思う。
親身になって相談に乗ってくれるという印象が強いのは、ハローワークであって、転職エージェントではない。
転職は孤独を感じることも多いのだが、そういうときにはハローワークは絶好の味方になって愚痴を聞いてくれるだろう。
しかし、転職が決まるかどうかという点では、やはり転職エージェントに軍配が上がるのは確かだ。
転職エージェントがもたらすメリット
転職エージェントは良くも悪くも、企業側に近い。
つまり、企業との情報交換が、かなり行われている。
ここが決定的に違うわけだが、企業寄りならば、転職する側としては不利なのか。
そうではない。
これが転職者にとっての大きなメリットでもある。
転職活動を始めて、一発目の応募で採用されるというのは、難しいことである。
なぜ、採用されなかったのか、特に面接まで行けば、転職エージェントは企業に確認するだろう。
そして、転職者にフィードバックしてくれる。
こうして、徐々に採用されやすいように変わっていける。
また、転職エージェントは、かなりプッシュもしてくれる。
企業に対して、採用するように求めてくれる。
いずれにしても、企業と転職エージェントの間にはある一定の信頼関係が構築されているのだ。
それは、はっきり言えば、転職者のためではない。
表向きには転職者のためだと言うかもしれないが、彼らは自分たちの利益のために動くのである。
ハローワークと転職エージェントはビジネスかどうかの決定的な違いがある。
どちらが優れているということでもない。
だが、どう使い分けるかで、転職活動の効果は高まるのではないかと思う。
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