会社で評価されないから転職したい人は要注意!企業が変わっても同じかも…

      2017/07/03

会社で評価されないから転職したいと思う人の注意点

会社で評価されないから転職?

自分ではもっと評価されてもいいはず。

しかし、会社の評価はそれ以下だ。

能力はあるのに、それに対する評価が低い。

評価が低いということは、給料にも直結してくる。

納得の行かない状況である。

こういう人を探せば、世の中には山ほどいるだろう。

その中には転職を考える人もいるわけだ。

だが、転職する前に考える必要はないだろうか。

どうして会社で評価されないのだろうか。

あなたの頑張りが足りないのか。

それとも、会社が悪いのか。

上司の評価する力が足りないのか。

とにかく、理由が明らかになるまでは転職しない方がいい。

転職は理由がわかった後で実行すべき。

そのほうがあなたにとって幸せな転職になるはずだ。

他の企業なら高く評価されるのか

転職する前に考えるべき理由。

そもそも転職したところで、今の状況は変わるのかということ。

他の企業でなら評価されるという確信がなぜ持てるのか。

これが重要である。

もし、転職した企業でも同じだったらどうする。

もしかすると、さらに低い評価になるかもしれない。

そういったリスクが転職には必ずついてくる。

苦しみながら、毎日働いている人は特にそうだ。

よその企業で働くことが正解のように感じる。

とりあえず転職すれば何かが変わる。

しかし、転職後に後悔する人も多いのである。

それは、転職前に転職する動機を考えていないから。

真剣に考えた上で決断するのが望ましい。

いったい何が悪いのかを明らかに

あなたが会社から評価されないのはなぜか。

そこから考えてみる必要がある。

そもそも評価とは何かだ。

会社によって人事評価のやり方は様々だ。

最近は360度評価というのもあるが、一般的なのは上司による評価である。

あなたが上司から評価を受ける。

このとき、当事者は2人である。

あなたと上司の2人だ。

どちらに問題があるのか。

おそらく、上司にあると思っていることだろう。

だから、転職したいという話になる。

しかし、だいたいは両方に問題がある

能力の高い人ほど、自分に問題があることが多い。

なぜだろうか。

まわりが見えていないことが大きい。

自分の能力を過信しすぎなのである。

こんなことを言ったら怒られるかもしれないが、それが真実だ。

そして、かなり不足している能力がある。

その能力は何だろうか。

優秀な人ほど不足しているもの

あなたは評価される側である。

上司は評価する側。

上司に評価する能力があるかないかと同じように、あなたにも評価される能力の有無がある。

あなたは正当に評価されていないと思っている。

しかし、もしかすると、あなたの評価される側としての能力が足りないのかもしれない。

おそらくそうなのである。

勘違いしないでほしい。

仕事の能力ではない。

仕事を評価される能力だ。

だから、自分より仕事ができない人でも高く評価されていたりする。

仕事を評価されると勘違いしてはいけないのだ。

「評価される力」によって、上司に仕事を正当に評価させるのである。

これは、要するに人を動かすということだ。

評価される能力とは、人を動かす能力なのである。

多くの人は、会社で働いている。

そして、会社の評価を受け、それを受け入れている。

完全に受け身である。

評価させるという事を考えることはない。

ただ受け身であるだけなのに、その評価に文句を言う。

これは違うだろう。

評価されているやつもいる

だいたい、評価が気に入らないときは、隣に誰かがいる。

誰かとは、同じような仕事をしている同僚である場合が多い。

その人の評価は高い。

同期入社なのに、出世が早かったりする。

それで、どうも正当ではないと考えるようになる。

これも大きな間違いである。

なぜ間違いだと言えるのか。

第三者はまったく関係がないからだ。

上司とあなたの間で評価は決まる。

だから、高い評価をさせるには、どうするかを考えるのである。

上司が違えば、見る角度も違うだろう。

だから、よく研究しなければいけないのだ。

どうやったら、高い評価を得られるのか。

これも1つの仕事なのである。

というか、営業の仕事とほぼ同じである。

どうやったら自社の製品が売れるのかを真剣に考えたことがあるだろうか。

あるならば、同じように自分がどうしたら高く売れるかを考えることだ。

サラリーマンは、仕事がメインで、評価は付随するもの?

そうではない。

毎日の仕事と同じように、評価されるというのも仕事である。

どちらも給料に直結するのだから。

企業活動でも同じことだ。

ただ、物を作って販売していれば売れるという話ではない。

ブランドイメージを上げることもやっているわけだ。

転職という選択肢と注意点

まずは、評価者に正当に見てもらう努力が必要ではないかと思う。

しかし、それでは解決しない場合もある。

それは、もう修復できないような場合だ。

あなたの今の状況はわからない。

もし上司との関係が良好であって、評価だけが気に入らないのであれば、転職するのは早いだろう。

逆に、上司との関係にすでに問題が生じているのであれば、転職も1つの方法だろう。

環境を変えるという意味でだ。

しかし、環境を変えても、おそらく今のままでは何も変わらない。

仕事に慣れてくるにつれて、また評価のことで気に入らないことが出て来る。

だから、この転職を機に、自分自身を変えることも必要なのだ。

転職で全てがバラ色に変わるという幻想を抱く大馬鹿者もいる。

そんなはずがない。

自分が変わることで、環境も変わるのである。

転職は1つのきっかけに過ぎない。

評価されるポイントは?

ここまでのことをよく理解して欲しい。

なぜなら、評価というのは転職活動の中でも非常に重要だからだ。

採用されるには、職務経歴書も面接も必要だ。

そこで、高い評価を得ないといけない。

今のあなたにそれができるだろうか。

転職では、採用されて入社するという考えでは甘いのである。

採用させるのである。

採用させる能力が試されていると考えるべきだ。

受け身ではいけない。

まさに人を動かす力でもって採用を決めるのが転職。

その転職をぜひ一生懸命やってほしい。

その先には、会社からちゃんと評価されるあなたがいるはずだ。

 - 転職の心構え