会社に自分の居場所を作るための方法!出世にも年収にも影響する

      2018/04/25

会社に自分の居場所を作るための方法!出世にも年収にも影響する

自分の居場所をその会社に築いていけるかだ

今から考えると、新卒の社員は気楽である。

上司の指示に従うのが仕事と言ってもいいぐらいだ。

新卒での入社から時間がたつにつれて、必要になることがある。

それが会社での居場所を確保することだ。

特に30代ともなれば、20代の若手社員と同様にペコペコと上司のいいなりで仕事をしていればいいのではない。

30代の人なら、そうではいけないと誰もが知っているはずだ。

でも具体的にどうすればいいのかわからない人もいるだろう。

そういう人は居場所を作ることを考えて欲しい。

会社に居場所のない人は出世しないし、稼いでいない。

きちんと会社の中での自分の居場所を作った人が稼いでいるのだ。

居場所とは何か。

もし在職中の人ならば、自分の会社で出世している人を見るとわかる。

共通点があるはず。

社会人経験がある人なら、おそらくわかるのではないだろうか。

どんな人?

居場所のある人は一目置かれる

企業の中で居場所を持っている人というのは周りの社員から一目置かれる存在

具体的に言うならば、いくつかのタイプがある。

社内で出世している人を思い浮かべながら想像して欲しい。

そして、あなたにできるかどうかも一緒に考えてみよう。

専門スキルを持っている

だれでも、思いつくのは、専門スキルではないだろうか。

この人にしかできない専門のスキルがあると強い。

他の社員が知らないことを知っていて、それを業務に活かせるのであれば、立派な居場所を作ったことになる。

英語ができるでもいいし、法律に詳しいでもいいわけだ。

部署を超えてまで頼って来る人も出てくるものだ。

そうなるには、それなりの経験や知識、日頃からの勉強が必要になる。

それだけじゃない。

スキルという言葉が曖昧だけれど、実はいろんなスキルが仕事の中にはある。

英語とか法律じゃなくて、仕事で大事なことと言われる報・連・相だって同じ。

報告がうまい人、連絡がうまい人、相談がうまい人。

これも専門スキルと言っていいと思う。

会議やミーティングの進行がものすごくうまい人なんていうのもいるものだ。

どんなに優秀なスキルがあっても、同じような人がいると価値は半減する。

どういったスキルがあれば会社の中での価値が高まるか。

それは周りの人のスキルでは物足りないところにヒントがある。

情報を持っている

あまり他の人よりも優れたスキルがないなと思ってがっかりしてはいけない。

世の中は優れたことがない人がほとんどなのだから。

居場所作りには専門スキルが絶対に必要なわけではない。

方法はまだある。

例えば、情報通の人である。

社員の情報をいろいろと知っている人。

企業にはこういう人がいるはずだ。

何かと知っている人は、確実に居場所がある。

一目置かれる存在になる。

決して何か特別なことを知っているわけでも上手なわけでもない。

それでも出世する人がいる。

社内のことをよく知っている人。

権限を持っている

権限も1つの方法。

権限と言っても、単純に偉い役職についている人ばかりではない。

何かの担当になるだけでも、何かしらの権限を持つことになる。

仕事に限らず、レクレーションとか、社員旅行とか、表彰などの担当でもいいわけだ。

グループに属する

グループに属するというのも1つの方法だ。

会社の組織と関係のないグループ。

派閥とも言ったりするが、居場所という観点では1つの方法になる。

派閥の一員であることは、ほかの社員から見て、存在価値のある人になれるのだ。

仕事をこなすだけが会社ではない。

グループに属しているから、会社に行くのが楽しいのでもいいだろう。

そこから力が発揮されることもある。

まだまだ社内の居場所はあると思う

いずれにしても共通点がある。

これを言葉でうまく説明するのは難しいが、自分らしく働けていることは大きなポイントだ。

働くということでもない。

自分らしく存在しているかである。

自分らしく、思い通りにやれる仕事、場所があるか。

仕事ではなくても、自分の特性を活かして、会社に居場所を作れるかが大事なのだ。

特に30代になると、それがものすごく大事だと思った方がいい。

30代では仕事にやりがいが感じられなく、将来に不安を抱える人も多い。

転職を考える人も出てくる。

だが、その前に考えるべきことが、居場所について。

今の会社で居場所があると思うなら、同じような職種への転職でもいいし、まだ辞めていないなら、その仕事を続けてもいい。

とにかく会社の中での居場所ということを意識すると働き方も変わる。

そして、仕事に対する考え方も変わってくるはずだ。

やがて将来も変わってくる。

あそこにはあの人がいるという場所を作るべき

自分の存在価値が明らかになる。

自他ともに認める居場所が確保されるということ。

そうなると仕事は面白くなるし、周りからも頼られる存在になる。

一度、そうなってしまえば、しばらくは安泰である。

ぜひ、そうなって欲しい。

1つ注意するならば。

居場所は誰かが作ってくれたり、会社が用意してくれたりするものではない。

人事部が決める異動のようなものではない。

自分自身が作るものなのだ。

これができないと、仕事はいつまでたってもおもしろくならない。

企業から見ても、この人なら活躍できると見えてこないのである。

居場所を作ることが難しいと感じたら

ここまで書いたことが理解できたら実践だ。

しかし、そう簡単ではない場合も多い。

特に人の目を気にするような人は苦労するケースが多い。

今の職場では難しいと感じたら、環境を変えることが一番簡単な方法だ。

とにかく仕事のやりがいを感じることが大事。

それなら、やりがいを感じるのが難しい場所で努力するよりも簡単な場所で頑張った方がいいい。

つまり、環境を変えるというのは、場所を変えるということになる。

環境は転職すると一気にゼロからのスタートになる。

周りのしがらみが邪魔で会社での居場所を確保できないのであれば転職がいいのである。

できれば、転職してすぐに居場所があるというような仕事を選べればベスト。

それが難しくても、しばらく働いて、周りを見ながら自分のいる意味を作っていく。

転職することが当たり前となった昨今、こういった方法をとれるのは幸せなことでもある。

実は私も転職を選んだ人間である。

このことについては以下の記事に書いているので参考にしてほしい。

参考:
30代で会社に居場所がない!そう思ったときに知っておくこと

 - 30代の転職