JACリクルートメントで採用される人は?採用決定力のある転職エージェントの事例

      2023/09/29

担当者が企業のことを知らないのは不利!決定力のある転職エージェントの事例

転職エージェントの1つを紹介する。

JAC Recruitmentという会社がある。

知らなかった人は、ぜひここで知ってほしい。

そして、もし転職エージェントを使うのであれば、候補になるのではないだろうか。

なぜJACを紹介するのか。

このエージェントがある強さを持っているから。

それは何だろうか。

Webサイトを見て欲しい。

  • グローバルに強い
  • メディカルに強い
  • エグゼクティブに強い

こんなことが読み取れるのではないだろうか。

しかし、私が言いたいのはそういうことじゃない。

  • 30代以上の転職者が多い
  • 500人ものキャリアコンサルタントがいる

こんなのもどうでもいい。あなたの担当は1人なのだから。

  • 面接対策をしてくれる
  • 書類を添削してくれる

どこのエージェントでも、やってくれる当たり前の事。

では、何か。

JACリクルートメントは、担当の動き方が違う!

JACという企業はかなりエージェントとしても大きいのではないかと思うのだ。

人材紹介の業界には個人でやっているものもあるわけで。

JACがコンサルタントと言っている人たちは、社員なのか、契約で外部コンサルタントがいるだけなのかはよくわからない。

ただし、規模が大きい割には、優れた強みを持っている。

それは体制である。

1人のコンサルタントが転職者の担当者と企業の担当者を兼任する。

これが最大の強みだ。

大手の転職エージェント、例えばリクルートは違う。

企業側と転職者側で担当者を分けると考えていい。

そのほうが効率的だから。

だが欠点もある。

あなたと企業との間に、2人いることになる。

しかし、JACの場合には、企業と転職者の間には1人しかいないのである。

まさに、「あなたの転職は自分が責任を持つ」というスタイルなのだ。

JACを使うことによる転職者のメリット

転職者にとっては、企業の担当と直接話せる方がありがたい。

その理由がわかるだろうか。

企業の情報を求人票の中の文字として見るだけでなく、生の情報として聞けるからだ。

企業が出す求人票はけっこう使いまわしたりするものだ。

数ヶ月前に使ったものを次の採用でも使う。

求人票に最新の情報なんてないのである。

私達が本当に欲しいのは今の企業の状況だろう。

それに合わせて、職務経歴書も書かれなければいけない。

面接の対策が行われなければいけない。

JACの場合、企業に担当者が頻繁に通うのである。

その人から話を聞けるのはかなりのメリットだ。

採用されるとはどういうことか

採用されない理由というのは簡単で、転職者が企業の求める人材ではないからである。

実はここが転職活動の大きなポイントだ。

では、採用されるためにどうすればいいかというと、企業の求める人材になる。

ピッタリでなくても、かなり近づくことはできる。

そのためには、企業がどんなことを求めているかを正確に知らなければいけない。

担当者が企業のことを知っていると有利、というわけだ。

自分をどう見せるかの指標が得られるという意味。

JACの立ち位置

転職エージェントの競争は激しい。

リクルートが最大手だが、その他にもたくさんある。

だから、生き残るためには、独自の強みを持たないといけないのだ。

JACはグローバル人材とか、エグゼクティブといった、なかなか人が集まらないような分野での特徴を出そうとしている。

Webサイトを見ればよくわかるはずだ。

なぜ、そうするのか。

転職者と企業の担当者を1人が兼ねているからだろう。

他の大手エージェントと同じようにやっていたら、おそらくうまく回らないやり方なのではないかと思う。

JACの特徴の1つ、30代以上の利用者が多いということも、納得できるのではないだろうか。

JACのやり方には欠点がある。

1人の転職にかかるコストが、大きいはずなのである。

(そのコストは、転職者が負担するものではないからご安心を。)

コストを回収するためには、高い年収の人を採用させないといけない。

別にJACは外資系やエグゼクティブだけを相手にしているのではない。

しかし、そういった人材は年収が高いので、コストのかかるやりかたを維持するためには、そう広告を作るのだろう。

今の状況ならぜひ使いたいエージェント

JACという会社がもっと成長して、リクルートのようになると、もうこれは価値が薄れる。

彼らはどこを目指しているのかわからないが、少なくとも、今なら、使うべきエージェントの1つになるだろう。

なぜなら、採用させる力が強いエージェントだからだ。

大手が得意とする単純なマッチング作業で終わらずに、採用まで持っていける力のあるエージェントは、なかなかいないのである。

どんな人がJACリクルートメントを使うべきか

転職に求めるものによって、JACを使うべきかどうかは変わる。

グローバル企業とか、外資系とか、経営層といったことをサイトでは言っているが、それにこだわる必要もないのではないだろうか。

もちろん、そのような分野で、活躍したい人は使えばいい。

今は難しくても、将来的にはそうなりたいという人もいいだろう。

つまり、JACに向いているのは、現状よりも上のキャリアを積みたいという場合だ。

水は高いところから低いところに流れる。

それは自然な現象。

転職も今よりも低いところに転職するのは簡単。

平行移動も簡単だ。

自然の力で可能なくらいだ。

しかし、少しでも上を目指すとなると、一気に厳しくなる。

それがほんの小さな上昇角度でも難しいのである。

そこで、使うべきなのはエージェントの力だ。

逆に自信のない人にもぜひ一度、面談でもしてみるといい。

本当に自分に力がないのか。

たぶん過小評価のし過ぎだと思う。

それを知るためにも、JACはいい。

業界や企業のことを知っているからだ。

1つ言えるのは、あまり自分を安売りするのはよくない。

転職エージェントはうまく利用する

JACを使う前に、必ず注意してほしいことがある。

勘違いしないでほしいのだ。

エージェントに登録すると、転職がうまくいくという話ではない。

そういう考えの人は、たいてい失敗する。

エージェントは転職者が利用するのである。

利用されてはいけない。

企業の採用も同じだ。

自分が採用されるという発想だと難しい。

採用させるのである。

この違い、わかるだろうか。

エージェントに転職を決めてもらうのではない。

エージェントの力で決めさせることだ。

決めさせるように、あなたが持っていく必要がある。

こう考えると、だいたいは成功する。

特にJACのような採用に持っていく力が強いエージェントにはよく効くと思う。

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