転職で優位に立つために、企業にあなたの「スピード」を印象づける方法

      2017/06/15

時間の価値を知っている人間でなければ採用されない

時間というのを甘く見るな!

IT化が進み、企業も効率化を図ってきた。

やがて人工知能の時代になる。

今の仕事はどうなるか・・・

AIに取って代わられる仕事も多くなるかもしれない。

企業目線で考えれば、できるだけ商品やサービスを売りたいわけだ。

売れるもの、それはいいものである。

これは昔から何も変わらない。

当然だ。

悪いものがいいものより売れるはずがない。

一方で、昔とは違ってきた部分があると思われる。

それは時間の価値ではないかと思う。

転職活動にも、時間という意識を強く持たなければいけないのではないだろうか。

スピードが重視されるようになっている

企業では効率化というのが叫ばれる。

効率化ってなんだろう。

それは仕事を単純にすることと言えるかもしれない。

複雑な仕事も標準化すれば、誰でもこなせるようになる。

まさに手作業をパソコンに変えれば、効率は上がる。

効率の良さを仕事の中で感じてきた経験はあるだろう。

しかし、その効率とは何が目的なのか

この点は時代とともに変わっている気がするのである。

そして、最近ではスピードが大切なように思える。

最近、人気のサービスなどを見てみるといい。

LINEとか、Googleとかもそうなのだ。

他を圧倒しているように見える。

ただし、よく見てみるとわかる。

技術的な圧倒ではないとわかるだろう。

サービスの品質が圧倒的にいいというわけではない。

むしろ、先行したために得た利益である。

LINEのようなサービスは他にもある。

だけど、まわりの人達がLINEをスタンダードとして使っていれば、当然他の選択肢は消える。

そうやってLINEは選ばれている。

と、私は感じている。

細かい違いはあるのだろうが、これはスピードの差であったと思う。

このように、効率化というのもスピードにつながってくる。

これがどういうことか、わかるか。

転職活動に無関係と考えているようではダメだ。

スピードは重要な採用条件になっているのである。

企業にスピーディーさをイメージさせる

転職活動とは、現状での勝負である。

だから、過去の仕事の仕方がどうとかよりも、企業は今のあなたに興味がある。

あなたにスピードを感じられるだろうか。

これは非常に重要である。

企業はまちがいなくスピードを求めている。

逆にスピーディーであるがための不利益さえも、受け入れようとしている。

失敗してもスピードを求めた失敗なら許す。

こういう考えもあるわけだ。

それなのに、ノロイやつが応募してきた。

企業が採用するわけがないだろう。

グズグズしているようなやつを採用する気はない。

採用されるにはどうするか。

スピードを企業にイメージさせてやればいい。

あなたという人間の一面としてスピードを加えるのである。

どうやってスピード感を伝えるか

具体的にどうすればいいだろうか。

のんびり屋だな〜と思われてはいけない。

そのために、できることを考えてみよう。

それは、答える速さだろう。

仕事の速い人、遅い人というのがある。

それは、どんな時に感じられるか。

仕事上のお願いをした時の返事に感じられる。

すぐに対応してくれるか、いつまでたっても返ってこないか。

はっきり言えば、ここがすべてだと思う。

私の経験上、はっきりしている。

例えば、3つの仕事を抱えている人がいる。

どれも1日あれば終わる仕事。

2つの仕事はやらずに、1つだけ速く終わる。

こういう人は、あまり見ない。

だいたいこうなる。

仕事の早い人は、3つの仕事をすべて速く片付ける。

仕事の遅い人は、3つの仕事をすべてゆっくりやる。

最悪なのは、3つとも忘れてしまっているようなやつだろう。

こんな人とは仕事をしたくない。

だいたい、「やろうと思っていた」とか言い訳をする。

それを好意的に感じる人は、まずいない。

転職活動でもそうだ。

例えば、何か情報を求められたら、すぐに答えることだ。

採用したいから返事が欲しいと言われるとする。

メールで来たらどうしたらいいのか。

すぐに返信する。

すぐにやる癖をつけておけば、特に難しいことではない。

返事をすると言っても、入社を決めることを急ぐのではない。

ただ、返事だけは早くする。

そうしないと、相手は不審がってしまうのだ。

何か返事が来れば、安心する。

そして、何より、スピード感をイメージする。

それが、あなたを採用に近づけるである。

これから、さらにスピードが大事になっていくだろう。

転職活動で意識しておかないのは大きな損だ。

たったこれだけでも、相手が持つ印象を大きく変えることができる。

実践してみよう。

 - 転職の心構え