選考結果の連絡がなかなか来ない?通知の待ち方と対応の仕方が大事

      2017/04/04

選考結果の連絡がなかなか来ない?通知を待ち方と対応の仕方が大事

書類選考の結果が気になる

中途採用のプロセスは様々であるが、応募してまずは書類選考というケースは多いと思う。

応募種類として、履歴書や職務経歴書を提出する。

ここまでは誰もが自由にできる。

この先のプロセスは、限られた人にしかできない。

つまり、面接など、次の選考のステップに進むかは、書類選考の結果による。

結果が気になるだろう。

入りたい企業であればあるほど、なかなか来ないと選考結果が待ち遠しい。

いつ来るのが一般的?

これこそ企業によって違うのである。

大学の合格発表のように、何日の何時何分に貼り出せばいいのに。

何時何分が無理なら、何日に連絡だけでも。

いやいや、何日までに来るかははっきりしておいて欲しい。

そう言えば、一週間以内にとは言ったりする場合もある。

しかし、不採用という連絡すら来ない場合もある。

どうなっているのかと、企業に問い合わせするのもどうなのかと思ったり。

選考結果の待ち方

こんな風に考える人が多いのではないだろうか。

もし、自分が企業にとって欲しい人材ならば、面接の次の日には連絡があってもいいはずだ。

何日も経って連絡がないということは。

ネガティブになりがちなのであるが、私は逆のような気がする。

早ければいいというものでもないような気がするのだ。

不採用通知が来るまでは諦める必要もないし、できれば次の企業を探し始める方がいいだろう。

企業の考え方は?

早ければいいということもなく、長ければいいということでもない。

企業としては、選考で3つのパターンに振り分ける。

まずは、次に進む人、これはすぐに選考を先に進めたいと思う。

予想以上にいい人が応募してきた場合はこうなる。

返事もすぐに来る場合が多い。

そして、逆に不採用がすぐに決定する人が2つ目のパターン。

ただし、この場合は、すぐに返事をすることは少ないのではないだろうか。

せっかく応募してきてくれた人に、不採用を即座に伝えるのは如何なものか。

そんなこともあってか、数日してから、不採用を連絡する。

そして、3つ目のパターン。

キープというパターンだ。

どういう場合にキープするかと言えば、だいぶ企業によって異なるだろう。

かなりいい人だと思ってもキープする場合もある。

どんなにダメな人であっても、とりあえずはキープになることもある。

他の人を見てからだと考える場合にキープになる。

企業からしてみれば、このパターンが最も都合がいい。

できるだけ、決断を引き延ばしたいのが企業の本音。

募集の締め切りまで引き延ばすことで、最もいい人を取れる可能性が高くなる。

そんな風に思うのである。

待ち過ぎると他の企業に取られる

企業から見れば、回答は引き延ばしたいわけだが、限度はある。

延ばし過ぎると、せっかく応募してくれた優秀な人材を他の企業に持っていかれるからだ。

どんな企業でも、何度か中途採用をしていれば、他の企業に取られた経験はあるはずだ。

それが、悔しかった企業は、割と早めに連絡するようになる。

だが、転職者が気にすべきなのは、他に比べてかなり早めに連絡が来る企業だ。

今日の面接で、今日のうちに結果がくるような場合。

ここは慎重にちょっと疑ってみてもいいと思う。

なにをそんなに焦っているのか。

結果を早く伝えて、どうしたいのか。

それは、わかっている。

早く決断を迫ろうとしているのだ。

こっちは合格と言っているのだから、早く返事をくれと言いたいのだ。

そしてプレッシャーをかけてくる企業もある。

そんなときには、冷静になることを勧める。

本当にその企業でいいのか。

確認すべきことは、ちゃんと確認して納得できているか。

これを怠ると後で失敗につながる。

次の面接に進むということであれば、そこまで気にしないで、選考を進めてもらえばいい。

ただし、入社するかどうかのところは慎重に進めよう。

今度はこっちの番なのだから。

目一杯引っ張ってもいいのだ。

採用したいという話を向こうから切り出してきたという状況。

それは、簡単には引っ込められないものでもある。

そういうあなたにとって有利な状況であるのだから、もう一度面談をしてもいいだろうし、引き延ばすことをお勧めする。

他の企業でも選考が進んでいるのであれば、特に状況が良い。

他の企業の面接では、今すでに採用したいという企業があることを伝えるべきだ。

相手は、急がないと決めてしまうかもと思う。

それがまた、あなたのことを欲しくさせる。

いずれにしても、選考結果の通知は企業によって様々である。

遅くても気にする必要はなく、逆に早い時ほど注意したいのである。

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