転職するなら知っておきたい、業界を超えて評価される3つのスキルとその伝え方
2017/06/14
あなたは、どんなスキルを持っている?
あなたにはどんなスキルがあるか。
人それぞれに違ったスキルを持っている。
同じように企業にとって必要としているスキルにも違いがある。
中途採用をする企業では、どんなスキルを持った人材が欲しいのか。
晴れて採用となるのは、この両者のスキルがマッチした場合。
欲しいスキルの人材が見つかれば、企業は採用する。
これが中途採用のイメージではある。
ところが、これとはまた別のスキルがあるような気がする。
それは、もっと基本的なスキルだ。
一般的なスキルと言ったほうが正しいかもしれない。
それは業界に左右されないような、社会人であるなら持っておきたいというようなもの。
業界を超えて評価されるスキルとは
経済産業省が言っていることがある。
企業が必要としているスキルについてだ。
前に踏み出す能力。
考えぬく力。
チームで働く力だそうだ。
まさにどこの業界でも通用するスキルだ。
もっと短く言えば、勇気と根性と協調性だ。
よく考えてみると、スキルと言っていいものかはよくわからない。
とにかく、こういう人を企業が欲しいと言っているのだから、そこは素直に受け入れてみよう。
つまり、転職する際に、この3つはあるものとして企業に自分という人間を伝えた方がいい。
伝えると言っても、直接言ってもバカだ。
私は協調性がありますと言っても誰も信じない。
伝え方は考える必要がある。
その前に、この3つの力がない人はどうするって?
そんなはずはない。
誰でも持っているもの。
誰でもできることなのに発揮されていないもの。
だから、あなたにもできることだ。
そう考えて、つまりできるものだというのは当たり前で、どう伝えるかが大事になる。
スキルと実績は関連しているか
伝え方のコツの1つが具体的にすることだ。
抽象的に伝えるよりも、具体的であった方が相手は、その話を信用する。
だから、スキルを伝えるときには、何かの実績を伝えるのがわかりやすい。
数字で表せることでなくても、具体的なエピソードでもいい。
その実績は、チームワークで達成したということや、一歩踏み出すことで達成したというように、先ほどのスキルにつなげていこう。
そういう伝え方をしてようやく伝わるし、信じてもらえる。
注意して欲しいのが、実績の使い方である。
実績はこのように、何かのスキルを伝えるためにあるべきで、何かの裏付けであるべきだ。
ただ実績を並べても、それはただの自慢のようでもあり、聞いている方からすると、何がすごいのかわかりづらい。
伝え方をよく考えることで、実績の意味が生まれ、あなたを魅力的に見せるものとなる。
職務経歴書や面接で、自分の実績を扱う際にはよく考えて使って欲しい。