転職エージェントを使うとなぜ転職活動に有利なのか?

      2017/06/13

転職エージェントを使うとなぜ転職活動に有利なのか

転職活動を円滑にするエージェント

転職エージェントを使ったことがあるだろうか。

まだ、使ったことがない人にとってはわからない部分が多いと思う。

そこで転職エージェントを利用すると何がいいのかを具体的に書いてみる。

ポイントは転職活動を円滑にする転職エージェントのポジション。

このポイントを理解するために、ここでは転職と結婚を比べてみたい。

その中で転職エージェントを使うメリットを感じてもらおう。

そして、ぜひメリットを理解した上で、活用して欲しいと思っている。

転職を結婚に例えると仲人

就職を結婚に例えることはよくある。

出会いが大事でもあるし、相性のようなものもある。

そして、人生の中でも大きなイベントであるという点も似ている。

ここで考えたいのは、転職エージェントのポジション。

転職エージェントとは、企業と転職希望者を仲介する役割だ。

結婚に例える場合、エージェントは仲人になるだろう。

お見合いをうまく段取りして、結婚までお世話してくれるわけだ。

もう少し結婚に例えることを続けてみよう。

結婚は入籍して終わりではない。

その後の生活を円満に過ごせる相手でなければ、いい結婚とは言えない。

勢いで結婚して、間もなく幸せではなくなる夫婦は必ずいる。

どうすれば結婚はうまくいくのか。

結婚がうまくいかないのは

やはり、会ったその日に結婚ではうまくいかない

映画「アナと雪の女王」の中でもそう言っていたから間違いないだろう。

相手の何もわからない状態で、勢いで結婚してもダメに決まっている。

お付き合いをする中で彼の、彼女の性格を知っていくものである。

お互いに知り尽くした相手と結婚するなら、かなりの確率でうまくいくのではないだろうか。

おっと、だいぶ結婚の話が続いてしまった。

このブログは転職についてのブログであった。

転職も同じで、会社に籍を置くことが目的ではない。

採用されることが目的となってしまう人が多いのだが、決してどうではない。

その企業に籍を置き、さらにいい仕事ができることが重要なのだ。

そのためには事前に確認すべきことは確認しなければならない。

相手である企業にとって自分は大勢いる社員の中の一社員かもしれない。

だが、転職する方から見れば、唯一の相手である。

そう、自分にとっては結婚相手のようなものである。

ズケズケと何でも聞ける人はいいけれど

ところが、いざ相手を目の前にすると聞きにくいこともある。

結婚ならば結婚相手、転職なら企業が相手だ。

面と向かって言いにくいことを代わりに言ってくれる人。

こんな人がいたらいい。

それが転職エージェントの役割でもある。

転職で最も気になることは、きれいごとを抜きにすれば、誰でも給与のことだ。

でも、なかなか強気で行くのが難しい。

強気で行けとは言えない。

日本人の文化なんだから仕方ない。

こういう時こそ、転職エージェントの出番だ。

エージェントが入ると、いい意味で他人事なので、簡単に伝えてくれる。

これだけでもメリットだと思える。

転職エージェントの役割が生み出すメリット

もう1つ、重要なメリットを書いておこう。

転職は簡単にできる人もいれば、難しく感じてしまう人もいる。

だいたい、このブログなんかを見る人は、難しいと思っている人が多いのではないだろうか。

つまり、何か採用されない原因がある人には、転職エージェントを使うメリットは大きいのである。

またまた、結婚に例える。

最近は、仲人というのも少なくなってきたようである。

逆に何が増えているか。

結婚相談所のようなサービスだ。

出会いを求める婚活中の人が登録しているわけだ。

これも、やはり転職エージェントと近い存在である。

結婚相談所がどこまでやるのかわからないが、おそらく相手を紹介するのがメインだろう。

転職エージェントも、企業を紹介する役割だが、それだけではない部分もある。

転職を決めるところにも、だいぶサポートが入る。

人材紹介の業界も競争が激しいのだろう。

実績を上げなければいけないのかもしれない。

そこで、どうやったら決まるかまで、かなり戦略を練るのである。

転職者のためなのか、エージェント自身のためなのかは別として。

人材という商品を転職エージェントが売る

相手を紹介して終わるのではなく、それをどうやって、結婚させるかまでやる。

私は、これを、転職者の商品化と呼んでいる。

転職者が売り手であって、企業が買い手という時代ではなくなってきた。

転職者は商品なのである。

売るのは転職エージェント、買うのは企業だ。

もちろん、転職者の意向は重視されるわけだが、自分だけでやっても難しい場合だってある。

そういうときは、転職エージェントに、自分という商品を売ってもらう。

ちょっと言い方が変かもしれないが、転職者は商品になってしまえばいいのである。

どうやったら企業に気に入ってもらえるかをプロデュースするのは転職エージェント。

どうも、こういう感じが一部のエージェントには見られる。

だから、転職が難しいという人にとっては、メリットが大きいと言えるのである。

それでも、転職者としては無料で利用できるのだから、メリットばかりを得ることができる。

いい時代になったと感じるのである。

ただし、結婚と同じように、採用がゴールではないことを忘れてはいけない。

その後のことも考えて、自分の意志を強く持たなければ、リスクもあるということだろう。

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