転職活動を始めるタイミングはいつが一番効果的か?

      2017/07/30

転職活動を始めるタイミングはいつが一番効果的か?

転職活動はいつ始める?

転職活動を始めるタイミングはいつがいいだろうか。

私は思い立ったが吉日という言葉通り、今、始めるのがいいと思う。

始める時期を気にする人は、求人のピークに合わせたいと思うのではないだろうか。

求人数が多ければ、採用されやすいと考えやすい。

市場というのはそういうもの。

転職市場というのがあるが、これも市場である。

需要と供給というのがあって、求人が多ければ、転職者は自分を高く売れる

ただ、そう単純なものでもない。

転職者に季節性というのは、あまり関係ないからである。

夏の野菜が採れる時期は、スーパーで売られる野菜もお手頃価格だ。

冬はハウス栽培だから、価格は上がる。

供給量が不足するのが理由。

しかし、転職者は季節とは関係ない。

自分が有利だという時期に、売りに出すわけだ。

となると、あなただけでなく、他の転職を考えている人も、やはり求人数がピークの時を狙う。

すると、どうなるか。

求人数がピークなら転職者も多くなる。

逆にも考えられる。

企業も求人を出す時期を決めることができる。

やっぱり転職しようとする人が多い時期に出そうと考える。

これは、単純な市場とは言えない。

あなたが転職活動をする時期は、求人の数がピークになるタイミングではない。

DODAという転職サイトを知っているだろうか。

毎月、転職者と求人の数で計算した、求人倍率というのを出している。

この数字を見てみるとわかる。

ほとんど季節性が感じられないのだ。

景気がどうとか、世の中で中途採用が増えているかを見るのはできる。

しかし、一年の中で何月がいいのかというのは、求人倍率からは答えが出ない。

つまり、転職するのにいいタイミングとして、何月がいいというものはない。

いつでも、だいたい同じ競争率ということになる。

もっと重要なのは、大きな流れではないだろうか。

今年は、転職は多いのかどうか。

これぐらいのレベルで見るのが、どうも良さそうである。

転職活動を始めるの意味が重要

タイミングはいつでも同じだと考えていい。

特に有利になる時期というのはない。

だからこそ、きちんと考えて欲しいのは、転職活動を始めるという意味だ。

これを、ただ求人サイトで検索してみることとするなら、まだ始まっていない。

転職活動を始めるというのは、応募を始めることだ。

私は、採用されるまで、3ヶ月は必要だと思っているのである。

その3ヶ月がいつからかというと、転職を意識したときでもない。

会社を辞めたときでもない。

次の会社に本当に採用されようと思って、応募したときである。

それが不採用であっても、ここが始まりになる。

不採用によって、どうやったら採用されるかと考えるものだ。

こうして、転職活動は、上達するものなので、応募しないことには始まらないのである。

すぐに決まる転職よりも時間をかけた転職を

転職活動は応募から始まる。

もしかすると、一社目で採用されるという可能性もある。

だが、それは実にもったいないことである。

もっと時間をかけるべきだと言いたい。

あなたを安売りしてほしくないからだ。

さっきも言ったように、不採用になってからが転職活動は本格化する

職務経歴書も変わる。

面接の受け答えも変わる。

おそらく、一社目での応募書類や面接の内容は、普通はヒドイものである。

これが上達するには、不採用を経験しないと難しい。

転職って、よくわからないのである。

何度も転職している人でも、前の時とは変わっていることもある。

どういう人材が求められるかは時代とともに変わるのは当然だ。

そういったことを探っていくために応募がある。

採用が決まらなくても、応募することには価値がある。

何度も応募した方がいい。

そして、納得した所で決めることだ。

それにはやはり3ヶ月ぐらいは見ても損はないと思うのだ。

今から始めるなら覚悟を持って

転職のタイミングについて見てきた。

あなたが今、この記事を読んだならば、ぜひ今からスタートして欲しいと思う。

あまりタイミングにこだわることはないと思う。

それよりも、今よりもちょっとでも、いい条件の仕事に就くことを考えるべきだ。

そのために、どうやったら採用されるかを必死に試行錯誤する。

これが、今後のキャリア形成にもすごく重要なことになると思う。

もし、今から始めるのであれば、覚悟が必要だ。

ダメだったら、いいやというのではいけない。

3ヶ月は長いようで短い。

その期間に全力を注げるような勢いで転職活動をするといい。

休むことなくである。

その先にあるのは、納得のいく転職であろうと思う。

 - 企業・求人探しのコツ