転職サイトで求人を探すなら「数」よりも「質」を重視!
転職サイトはいくつかありますよね。どれを使っていますか?それぞれの特徴があるんですよね。違いを知って使った方がいいわけです。
求人数というのも1つの重要なポイント。ですが、ここでは求人の質の部分も含めて、転職サイトごとの特徴を見ていきたいと思います。
求人数で見る転職サイトの違い
転職サイトを使ったことはあるでしょうか。かなり多くの求人を見ることができます。
代表的な転職サイトには、以下のようなものがあります。
- DODA
- マイナビ転職
- リクナビNEXT
- @type
- エン転職
これらは全国的に展開していて、求人数も多いことが特徴です。大手と言われる転職サイトですね。この4つの転職サイトを求人数で比較してみます。
検索する地域によって違うかもしれないのですが、東京で検索した場合の数字です。(2017年3月に取得したデータです)
転職サイト | 求人数 |
---|---|
DODA | 30,848件 |
マイナビ転職 | 8,010件 |
リクナビNEXT | 8,657件 |
@type | 2,134件 |
エン転職 | 4,658件 |
グラフにするとこんな感じです。
このような求人数の違いがあります。業種別の求人数について、転職サイトごとに比較をしているページもあるので、気になる方はご覧ください。
求人数の違いというのは、言わば「量」の違いですよね。もう1つ重要なものがあります。求人の質についてです。
求人の質を比較するために、転職サイトを運営している各社の売上高を比較してみます。
転職業界各社の売上で見る違い
転職サイトを運営している各社を中心に人材業界の企業の売上高の違いを見てください。以下のグラフのような差があります。
リクルートが他社に差をつけているんですよね。求人数の違いと合わせて考えてみてくださいね。
求人数で言えば、リクルートよりも求人数の多い転職サイトがあります。でも、売上高で言うと、リクルートには遠く及ばないのです。 いくらなんでも、この売上の差は求人数の差だけでは説明できません。
なぜ、リクナビNEXTは売上が高い?
つまり、リクルートは、量で稼いでいるのではなくて単価が高いということが言えますよね。もちろん転職エージェントなど、他の売上もあるでしょうけど、転職サイトだけを比較しても、やはり同じことが言えるのです。
転職サイトとは、求人広告を掲載する場所です。掲載したい企業の数はそれほど変わらないけど、掲載するときの金額が、リクルートキャリアが運営するリクナビNEXTは高いということです。
もしリクナビNEXTで応募が集まらないなら、高いだけ損ですが、さすがに有名なサイトなので集まるわけですよね。だから、金額が高くても企業は掲載しているんです。
一般的に言えば、採用にお金をかけている会社というのはいい会社です。人材を大事にしようとする会社ということ。それは求人の質と言ってもいいのではないかと私は思います。
転職サイトはどれも同じ?求人の質に違いがある
実は転職サイトには質の違いがあるのです。どちらに掲載するかは企業の判断によります。最近、転職したい人の登録者数が増えているのが、エン転職なんですよね。勢いがあります。
後から出てきたエン転職が採った方針は、安く掲載できるようにしたことです。なので、さっき見たように求人数以上に売上の差が他の会社と大きく開いているのです。
安くても露出を増やすことを選ぶ企業はエン転職やマイナビを選びます。そういう意味では、リクナビNEXTは一種のブランド力がある転職サイトだと言えるんですね。
リクルートがおすすめでないわけがない
こうして見てくると、転職サイトの中で、どれを選ぶべきでしょうか。
あくまで私の個人的な意見ですが、リクナビが質の点で他社をリードしているわけですよね。 求人の質という点で、リクナビNEXTを使うべきなのです。
もちろんその他の転職サイトを使うのもいいのですが、リクナビNEXTも見ておく価値はあるでしょうね。
リクナビの次に登録するのはどこ?
リクナビ以外で登録すべき転職サイトはどこでしょうか。入りたい会社がもう決まっている人は、その企業が求人を出している転職サイトを選ばないといけませんよね。
そうでなければ、数がたくさん出てくるDODAがいいのではないでしょうか。リクナビNEXTとDODAは、やはりおすすめです。
実は、転職エージェントを使うときでも、私はこの2つをおすすめするんですね。老舗だし、安心感があるのが理由の1つです。
それ以外に、早く決めたいというのが最も強い人は、エン転職やマイナビ転職も使いやすいのではないでしょうか。この2つは、30代までが限界で、若い人を募集している求人が多いのも特徴です。
まとめ
転職サイトには有名なサイトがいくつかありますが、質と量の点で比較すると、リクナビNEXTとDODAがおすすめです。
仕事の内容にこだわらずに、とにかく早く決めたい場合には、エン転職とマイナビ転職が候補になると思います。
次のページは、
「転職サイトを使うべき人」と「転職エージェントを使うべき人」の違い
です。