自分にできそうな仕事がない?転職では仕事の難易度で応募を決めるのは損!

      2017/06/15

不採用と自分で決めるな!転職ではできそうな仕事が応募基準ではない

できなさそうな仕事でもチャレンジしよう!

求人雑誌を見たり、インターネットで求人を探してみたことはあるだろう。

簡単にできそうな仕事というのは確かにある。

そんな求人には、「誰にでもできる簡単なお仕事です」と書かれている。

この言葉、見たことがあるだろう。

簡単な仕事という言葉で自分にもできるかもと感じる。

応募してみようかなと感じる。

簡単な仕事に簡単に応募する。

つまり、誰でもできること。

そんなことをする前に知っておいてほしいことがある。

それよりも。

できなさそうな仕事にチャレンジするべきなのだ。

できない仕事なんてないと思え!

求人には難しそうな仕事も出てくる。

例えば、経験者優遇と書かれている求人だ。

経験者を優遇している仕事ともなると、余計に難しそうに感じる。

ただし、勘違いしないで欲しい。

その仕事がどんなに難しい仕事だとしても、あなたにできないということは絶対にない

だから、最初からあきらめずに、何か気になるところがあるならば応募してみるべきだ。

よく考えると、難しい仕事なんてないのだ。

その道で何十年も仕事をしている人がやっていること。

その人だって、はじめてやった時というのがある。

だれだってはじめてやるときは失敗もするだろうが、やがて出来るようになる。

しかも、最初からやれると思ったか。

できそうだと思ったか。

たぶん、違う。

イヤだなと思いながらやり始める仕事はどこにでもある。

それでも、できるようになっていく。

あなただけが、そうならないわけではないのだ。

上手や下手はあるかもしれないが、できるかできないであれば、できるのだから拒否すべきではない。

自分が経験を重視してどうする?

転職活動がどうもうまく行かない人。

それは仕事の選び方に問題があることが多い。

まさにここで書いている、簡単な仕事を優先することは決して得策ではないのだ。

なぜなら、だれでも考えがちなことだからだ。

経験なんていうものは、人材採用ではほとんど意味がない。

働く企業が異なれば、まったく同じ仕事というのは存在しない。

経験はあまり役に立たずに、逆に邪魔になることさえあるのだ。

これは私だけの考えではなくて、人事部の人なら多くの人が感じているはずだ。

重要なのは人間性とかやる気の問題になる。

経験よりもそっちの方が、最終的に採用を決める際に重要になってくるのだから。

それなのに、自分にできそうな仕事を探す人が多いのである。

もったいない。

自分にできそうな仕事の範囲はものすごく狭いことを知っておこう。

仕事がイメージできないと無理?

イメージが浮かばない仕事は、なんとなくでも、できない仕事と分類される。

イメージできない仕事の方が圧倒的に多いのである。

今までやってきた仕事なんて、世の中の仕事の種類の中のどれだけだろうか。

ものすごく小さい、狭いのである。

だが、事務をやってきた人は、事務の言葉に安心感をおぼえる。

ルート営業ならば、ルート営業という言葉に安心する。

逆にルートという言葉がないだけで、同じ営業職なのに、自分にはできないと思う。

これがあまりにも多いし、あまりにももったいないことである。

できそうかどうかなんて、どうでもいい。

応募すればいいのである。

どの仕事をどの程度やるのかは自分で決めない

あなたが転職して新しい会社に入社したとする。

どんな仕事が待っているか。

それは、採用時点では決まっていないだろう。

採用して、上司となった人が決めることだ。

それをまだ採用されていない求職者が考えても仕方がない。

どの人をどこに配置するかの問題。

どの程度の仕事を与えるかの問題。

これは組織の最大の関心事で、それを考えるのは管理すべき人の役割だ。

これから入ろうとする人が、考えてしまっては、管理職の立場がないではないか。

難しそうだと考えることはやめにしよう。

そして、どんな仕事もできると考えよう。

誰にもできない仕事なんていうものはない。

もっと言えば、誰にでもできる簡単な仕事なんていうのもない。

仕事に優劣なんてない。

簡単な仕事だと考えて仕事している人なんて、企業は必要としていない。

簡単な仕事だって、考えて仕事をすれば難しい仕事なのだから。

このへんをしっかり理解しておこう。

年齢で仕事を選ぶのもかなりもったいない

そして年齢も関係ないと思ったほうがいい。

若い人がやりそうな仕事、年齢がある程度いった人がやりそうな仕事。

こんなイメージもはっきり言って意味がない。

管理職を募集している求人に、20代で応募してダメというルールはない。

管理職じゃなくても、良い人がいればとりあえず採用したいと思うものだからだ。

とにかく、応募しないことには始まらないわけで、拒否しているだけ損している。

「簡単な仕事」は誰でも簡単に感じるから競争率は高い。

あなたができそうにもない仕事と感じるなら、他の人もそう。

圧倒的に競争率は低くなり、採用されるチャンスは大きくなるのだ。

転職活動では不採用になることは誰にでもある。

しかし、その不採用を一番多く決めているのは自分自身なのではないだろうか。

仕事の選び方を考えなおしてみることだ。

状況は、大きく変わると思う。

 - 企業・求人探しのコツ, 転職の心構え