1年で転職すると、次の仕事は見つからない?採用されない?
2017/06/23
転職するとき、一年では職歴とは言えない?
転職にはタイミングは大事だ。
1年ぐらい働いたから、そろそろ転職のタイミングとは全く言えない。
もし、そんな気持ちがあるのであれば、留まるべきだ。
今の会社でもう少し働こう。
まだ早いからだ。
1年で転職するというのはかなり短い。
だけど、そういう人はけっこういるものだ。
何か事情があったのだから、仕方がないだろう。
やめてしまってからではどうしようもない。
まだ、やめていないならば、転職を延期するべきだと思う。
私は、1年どころか、2年でも短いと思うのである。
問題は転職できるかに関わってくるから。
やはり、せめて3年あるとありがたい。
そこまでは粘っておいた方が、自分が高く売れるのである。
人材としての価値が一気に上る。
なぜ職歴が1年ではいけない?
アルバイトやパートで働くならば関係ないだろう。
しかし、正社員での1年は短すぎて厳しい。
転職には応募書類が必要だ。
履歴書と職務経歴書を書かなければいけない。
なぜ書くのか?
自分を証明するためである。
ここで問題が生じる。
職務経歴書に何を書くのかという問題だ。
1年の経歴で何を証明できるのか。
もし、ものすごく活躍した1年だったとする。
入社1年後、景気が良くなって、求人も豊富な時期。
今なら転職のチャンス!と考えるかもしれない。
だが、違う。
どんなに活躍したとしても、それはあなたの活躍と認められない。
これが一般的。
しかも、1年ということは一回りしていないということだろう。
あなたによって、仕事は何も改善されなかった。
これが伝わるだけである。
それで、実績が出ていても、あなたが出したのではない。
会社の仕組みのおかげと捉える。
だから、1年では短いというのだ。
よく言われるのは、1年目は仕事を覚えるだけ。
次の年には仕事に慣れて、さらに次の年には改善する。
ここまで行ってくれないと会社は困る。
仕事を覚えるまでの時間のコストが回収できない。
あなたを採用したことが会社にとっては損だったということで終わる。
そういう認識もないというのも伝わってしまう。
企業がどんな人が欲しいかと言えば、利益を生み出せる人なのである。
その真逆にいるのが、損失を作る人。
1年で辞めるのは、損失を作れることを証明したに過ぎないのである。
今がもし転職するにはいいタイミングだと思っても、1年では短い。
世の中のタイミングと、自分のタイミングの両方が転職には必要なのだ。
転職しなければいけないときはどうする?
何か事情があって転職しなければいけない時。
まだ1年でもそういうことはある。
この転職は非常に厳しいものになると考えたほうがいい。
つまり難しい転職ということだ。
まだ20代ならば、可能性はある。
20代の転職は、市場が別にあるからだ。
第二新卒というのがある。
以前に比べると、採用数は少ないようだが、市場があるということは需要があるわけだ。
若い人が欲しい企業は多いのである。
20代ならば第二新卒という枠で、転職活動を行うことだ。
30代~40代になれば、また話は違ってくるだろう。
この場合は、過去をひっくるめて考える。
職務経歴書には、1年ぐらいの前職の期間は何も書かないでいいと思うかもしれない。
しかし、職務経歴書には載せるべきで、履歴書にもちゃんと書くべきだ。
その理由は別の記事に書いているので、ぜひ読んで欲しい。
参考:
検索 欠点 採用される人の特徴は欠点にある。相手を自分のファンにするのに必要なこと
前に前職の期間が短いことを書いたが、気になったのでこの記事を書いた。
決して、短いのがいいわけではない。
せめて3年は頑張りましょうということ。