JACリクルートメントで採用される人は?採用決定力のある転職エージェントの事例
2018/06/07
転職エージェントの1つを紹介する。
JAC Recruitmentという会社がある。
知らなかった人は、ぜひここで知ってほしい。
そして、もし転職エージェントを使うのであれば、候補になるのではないだろうか。
なぜJACを紹介するのか。
このエージェントがある強さを持っているから。
それは何だろうか。
Webサイトを見て欲しい。
- グローバルに強い
- メディカルに強い
- エグゼクティブに強い
こんなことが読み取れるのではないだろうか。
しかし、私が言いたいのはそういうことじゃない。
- 30代以上の転職者が多い
- 500人ものキャリアコンサルタントがいる
こんなのもどうでもいい。あなたの担当は1人なのだから。
- 面接対策をしてくれる
- 書類を添削してくれる
どこのエージェントでも、やってくれる当たり前の事。
では、何か。
JACリクルートメントは、担当の動き方が違う!
JACという企業はかなりエージェントとしても大きいのではないかと思うのだ。
人材紹介の業界には個人でやっているものもあるわけで。
JACがコンサルタントと言っている人たちは、社員なのか、契約で外部コンサルタントがいるだけなのかはよくわからない。
ただし、規模が大きい割には、優れた強みを持っている。
それは体制である。
1人のコンサルタントが転職者の担当者と企業の担当者を兼任する。
これが最大の強みだ。
大手の転職エージェント、例えばリクルートは違う。
企業側と転職者側で担当者を分けると考えていい。
そのほうが効率的だから。
だが欠点もある。
あなたと企業との間に、2人いることになる。
しかし、JACの場合には、企業と転職者の間には1人しかいないのである。
まさに、「あなたの転職は自分が責任を持つ」というスタイルなのだ。
JACを使うことによる転職者のメリット
転職者にとっては、企業の担当と直接話せる方がありがたい。
その理由がわかるだろうか。
企業の情報を求人票の中の文字として見るだけでなく、生の情報として聞けるからだ。
企業が出す求人票はけっこう使いまわしたりするものだ。
数ヶ月前に使ったものを次の採用でも使う。
求人票に最新の情報なんてないのである。
私達が本当に欲しいのは今の企業の状況だろう。
それに合わせて、職務経歴書も書かれなければいけない。
面接の対策が行われなければいけない。
JACの場合、企業に担当者が頻繁に通うのである。
その人から話を聞けるのはかなりのメリットだ。
採用されるとはどういうことか
採用されない理由というのは簡単で、転職者が企業の求める人材ではないからである。
実はここが転職活動の大きなポイントだ。
では、採用されるためにどうすればいいかというと、企業の求める人材になる。
ピッタリでなくても、かなり近づくことはできる。
そのためには、企業がどんなことを求めているかを正確に知らなければいけない。
担当者が企業のことを知っていると有利、というわけだ。
自分をどう見せるかの指標が得られるという意味。
JACの立ち位置
転職エージェントの競争は激しい。
リクルートが最大手だが、その他にもたくさんある。
だから、生き残るためには、独自の強みを持たないといけないのだ。
JACはグローバル人材とか、エグゼクティブといった、なかなか人が集まらないような分野での特徴を出そうとしている。
Webサイトを見ればよくわかるはずだ。
なぜ、そうするのか。
転職者と企業の担当者を1人が兼ねているからだろう。
他の大手エージェントと同じようにやっていたら、おそらくうまく回らないやり方なのではないかと思う。
JACの特徴の1つ、30代以上の利用者が多いということも、納得できるのではないだろうか。
JACのやり方には欠点がある。
1人の転職にかかるコストが、大きいはずなのである。
(そのコストは、転職者が負担するものではないからご安心を。)
コストを回収するためには、高い年収の人を採用させないといけない。
別にJACは外資系やエグゼクティブだけを相手にしているのではない。
しかし、そういった人材は年収が高いので、コストのかかるやりかたを維持するためには、そう広告を作るのだろう。
今の状況ならぜひ使いたいエージェント
JACという会社がもっと成長して、リクルートのようになると、もうこれは価値が薄れる。
彼らはどこを目指しているのかわからないが、少なくとも、今なら、使うべきエージェントの1つになるだろう。
なぜなら、採用させる力が強いエージェントだからだ。
大手が得意とする単純なマッチング作業で終わらずに、採用まで持っていける力のあるエージェントは、なかなかいないのである。
どんな人がJACリクルートメントを使うべきか
転職に求めるものによって、JACを使うべきかどうかは変わる。
グローバル企業とか、外資系とか、経営層といったことをサイトでは言っているが、それにこだわる必要もないのではないだろうか。
もちろん、そのような分野で、活躍したい人は使えばいい。
今は難しくても、将来的にはそうなりたいという人もいいだろう。
つまり、JACに向いているのは、現状よりも上のキャリアを積みたいという場合だ。
水は高いところから低いところに流れる。
それは自然な現象。
転職も今よりも低いところに転職するのは簡単。
平行移動も簡単だ。
自然の力で可能なくらいだ。
しかし、少しでも上を目指すとなると、一気に厳しくなる。
それがほんの小さな上昇角度でも難しいのである。
そこで、使うべきなのはエージェントの力だ。
逆に自信のない人にもぜひ一度、面談でもしてみるといい。
本当に自分に力がないのか。
たぶん過小評価のし過ぎだと思う。
それを知るためにも、JACはいい。
業界や企業のことを知っているからだ。
1つ言えるのは、あまり自分を安売りするのはよくない。
転職エージェントはうまく利用する
JACを使う前に、必ず注意してほしいことがある。
勘違いしないでほしいのだ。
エージェントに登録すると、転職がうまくいくという話ではない。
そういう考えの人は、たいてい失敗する。
エージェントは転職者が利用するのである。
利用されてはいけない。
企業の採用も同じだ。
自分が採用されるという発想だと難しい。
採用させるのである。
この違い、わかるだろうか。
エージェントに転職を決めてもらうのではない。
エージェントの力で決めさせることだ。
決めさせるように、あなたが持っていく必要がある。
こう考えると、だいたいは成功する。
特にJACのような採用に持っていく力が強いエージェントにはよく効くと思う。
利用したい方、登録はこちらからできます。
JACリクルートメント