面接まで行ったのに経験が不足していると言われたら不採用?

      2017/07/11

面接まで行ったのに経験が不足していると言われたら不採用?

納得の行かない不採用もある

転職活動をしていると、不採用になることはある。

だれにでもある。

納得の行かない不採用もある。

例えば、面接に行ったのに、経験が足りないと言われた時。

こういうのは納得が行かないだろう。

なぜ、面接に呼んだのか?

こう言いたくなるのも当然だ。

だってそうだろう。

経験については、ほぼ職務経歴書に書かれているはずだ。

それを見れば、経験が足りないぐらいはわかるもの。

それなのに、わざわざ面接に呼んで。

こっちだって、面接に行くための交通費を負担する。

時間も拘束される。

そして、経験不足だという。

だったら、書類選考で落とすべきだろう。

こういうことはあり得るのである。

面接は相手の意図を考えることが必要

経験不足に限らず、面接ではいろいろ言われる。

不愉快に思うことも言われることがある。

だが、そこで転職者は試されている。

「なぜか」を考えることが大事なのだ。

特に、なんでこんなことを言うのか?と疑問や怒りを感じる時。

それはだいたいチャンスだと考えるべき。

さっきの面接での経験不足の指摘。

これにどう反応するかを、あなたは見せなければいけないのだ。

つまり、面接した企業側の人は何を考えてそれを言ったのか。

経験不足なのを相手は、すでに知っているわけだ。

知っている上で面接に呼んだ。

あなたが面接に出す交通費のことよりも考えるべきことがある。

相手だって、時間を割いて面接しているということ。

その時間のコストは、企業にとって決して安くないのである。

だからこそ、面接で経験不足を指摘している。

その理由は何か。

ここまで考えられるようにならないと採用されない。

採用とはこういう気づきにくいところで決まっているのである。

経験不足をどう補うかを答えられるか

この場合、相手がまともな人ならばの話。

わざと経験のことに触れていると考えられる。

あなたの欠点に触れているのである。

こちらからすれば、そう考えなければいけない。

その上で、あなたがどう欠点を補おうと考えているか。

そこを見たいわけだ。

そういう話を聞きたい。

あなたが経験不足かどうかは過去の話。

何度も言っているが、過去の話に企業は興味がない

未来の話をしている。

だから、まず必要なことは何か。

あなたの経験が不足していると自分で認識しているかどうか。

そして、それをどう補おうとしているか。

そこまで考えが及んでいるかどうか。

及んでいなければ、働いても活躍できない。

活躍できないなら、採用しない。

未来が見えないから。

それだけ。

ここで不採用が決まる。

逆にだ。

自分の経験不足の補い方まで考えていればどうか。

うまく答えられるだろう。

何も焦ることもない。

それなら、経験不足は何も問題がない。

採用される。

やっぱりここで決まる。

経験不足をネガティブに捉えすぎるな!

問題はどこにあるかわかるか。

経験不足というのを否定的なことに捉えすぎる。

これは他のことでも同じである。

年齢がどうとか。

性別がどうとか。

スキルがどうとか。

ネガティブに捉える必要はまったくない。

それどころか、これがチャンスになるのである。

経験不足がチャンスを生み出す。

これがわかってくると採用は簡単になってくる。

いろんな武器を持てるからである。

ネガティブなことほど、チャンスになる。

そう思えば、面接は怖くない。

あなたの欠点、それをさらけ出す。

そして、その欠点が補える強さを備える。

これが採用される人なのだ。

 - 面接のコツ