未経験での転職、採用されるための方法とポイント
2017/07/13
未経験でも採用されるのか
中途採用の求人を見ていると、「未経験者歓迎」という求人が多くある。
転職サイトを見てみるといい。
未経験でもこんなに歓迎されるのかと、勇気が湧いてくるのではないだろうか。
しかし、反対に「経験者優遇」という求人もある。
こういう仕事に未経験者が応募しても採用されないのだろうか。
普通なら、他の求人を見るだろうが、もし、どうしてもやってみたい仕事だとしたら…。
未経験だけど、採用されるのかが気になるところだ。
おそらく、難しいだろうが、やり方はあると思うのだ。
このあたりのことは、下記の記事に書いている。
参考:
中途採用で「経験者優遇」の求人に未経験者が応募しても採用されないのか
異業種への未経験での転職は迷いすぎるな!
未経験だということだけで、かなり大きなマイナスを感じる人がいる。
年齢も関係するが、今の仕事とは別の業界に行くことができるのかと考えると自信がなくなってくるものだ。
経験ということで考えるならば、経験ありの仕事をするのか、経験のない仕事をするのかの2つの選択肢が転職にはある。
どちらを選ぶべきかとあまり迷いすぎるのが一番よくない。
動き出すことをおすすめしたいのである。
最初に決めると都合のいいことはあるが、少しは非効率な部分があってもいい。
未経験での転職は、そもそも経験者採用を目的としている中途採用の正規ルートから外れている。
だから、難しい面があるわけだ。
それなのに効率ばかりを求めてはいけない。
少し遠回りになったとしても、やる価値はあると思う。
実はそれが近道でもある。
最初に絞らずに最後に絞るべきなのだ。
参考:
同じ業種か未経験の業種かで迷ったら?最初に絞るから不利になる!
未経験で応募するときに確認しておきたいこと
経験の有無に限らずであるが、転職で重要なことは、その会社に居場所があるかどうかだ。
年齢が高くなればなるほど、これは大事になる。
なぜ年齢が関係しているのかと言えば、経験が増えるからである。
誰にだって、仕事をしてきたならば、それなりの経験はあるものだ。
ないと思っている人でもあるもの・
その経験を持って、別の会社に入社した場合に、そこに居場所があるかどうかが重要なのだ。
そういう観点で、応募する企業を選ぶことをおすすめする。
転職活動において、自分のどこをアピールすべきかにも関わってくる。
参考:
今までと違う職種へ未経験での転職、どうやって企業や求人を探すか
未経験でも採用されるためには
それでは、未経験でも採用されるためのコツを紹介しよう。
自信を持つためにやるべきこと
人材採用というのは、どう考えても、人物重視になる。
それは、企業側には過去の採用で失敗した経験があるからだ。
どこの企業にも採用での失敗は必ずある。
その失敗というのは、ほとんどが人間性の問題からくるものなのだ。
つまり、経験だけで判断する企業はいない。
だからこそ、未経験者でもチャンスがあるわけだ。
そのチャンスに対して、あまりにも転職する人の気持ちが弱すぎる。
自信がないのである。
もっと自信を持つべきだ。
なぜ、自信を持てないのか。
それは、仕事を知らないからである。
仕事を知ることが、未経験での転職には大事なポイントになる。
未経験で、さらに自信がない。
そんな人を採用する企業があるとは思えない。
未経験だけど、経験の面では物足りないが、この人にかけてみようと思わせる必要があるのだ。
参考:
中途採用で未経験者が経験者に勝つためには何をアピールするべきか
マストを変える
経験者優遇とされている求人で、どうやって逆転するか。
それは自分だけを考えて、頑張ってもたかが知れている。
相手次第になるのだ。
採用を決める上で、相手には条件がある。
その条件には優先順位がある。
経験がある人が欲しいというのは、経験値の優先度が高いケース。
たしかに経験を優先する採用は多い。
中途採用はそれが当たり前。
未経験者歓迎と言われている求人だって、実際はそうなのだ。
経験者から応募が来れば、うれしいに決まっている。
それなのに、どうやって未経験者が採用されるのか。
優先順位を変えてやる必要がある。
これがいわゆる志望動機にならないといけない。
何もしないでいて、未経験者が採用というのはあり得ないと思うことだ。
コツを知って、転職活動をすれば、どうにかなるのである。
参考:
経験や年齢など、条件に合っていない求人に応募するときのコツ
未経験だからこその強みを使え!
中途採用では、未経験というのは弱みになる。
その弱みがあるからこそ、別の強みを相手に知ってもらう必要がある。
ここが大事だ。
でも、よく考えて欲しい。
実は、経験者優遇の求人に未経験で応募することだって強みになる。
他の応募者と同じような経験をしていないという限定品になる。
これは1つの転職を成功させるコツだ。
参考:
限定品が欲しい心理を転職でも利用!自分を限定品にするテクニック
未経験者歓迎に惑わされなければ採用に近づける
エン転職というサイトで求人を探すと、80%が未経験者歓迎の求人である。
これはさすがに多い。
本当は経験者が欲しいけれど、あまりに応募者が少ないのは困るから未経験者歓迎としている会社も少なからずあるだろう。
このへんの心理がわかれば、だいぶ有利になる。
求人には、採用されやすい求人と、されにくい求人がある。
それは、正直、求人票の情報を見ただけではよくわからない。
わからない理由は、企業の本当の心理が見えないから。
本当に未経験者歓迎だと思っている企業というのはある。
むしろ、他の企業での経験があるよりも、経験がないとか少ない人の方がいいというケースはあるわけだ。
だが、それが転職する人には見えてこないのである。
このへんの本当の事情を応募する前に入手することで有利になるのである。
そのためには、どうすべきか、下記の記事に書いているので参考にしてほしい。
参考:
中途採用に未経験で応募しても採用されない?未経験が逆に武器になる理由とは
まとめ
未経験の仕事へ転職するのは、そう簡単ではない。
いくつかのコツを紹介しているので、ぜひ実践してほしいと思う。
経験を重視している企業だとしても、マストを変えられれば採用されるのである。