中途採用の企業研究のやり方。企業の事を調べないで応募するから失敗する!

      2017/06/08

企業の事を調べないで応募する転職者は失敗する

転職に必要な企業研究

転職に必要なこと。

職務経歴書などの書類の作成。

そして面接に必要なこととしてもそうだ。

企業研究が必要だとよく言われる。

転職活動に企業研究は欠かせない。

企業のことを知らないで面接に臨んでも結果はだいたい見えている。

この企業研究について考えてみよう。

求職者が応募したいなと思う企業を見つけたとする。

ここなら応募してみたいな。

そしたら、次のステップだ。

履歴書と職務経歴書、応募書類を企業に送るという段階になる。

インターネットで応募するならWeb履歴書、これも同じ。

もし書類が通れば、次は面接だ。

書類や面接のために、応募する企業の事を深く理解する必要が出てくるだろう。

そのとき、あなたはどうするか。

どこまで企業の事を調べているか

問題はどこまで調べるかだ。

転職者は何社も受けるのが当たり前だ。

一社だけ受けて、そのまま採用、入社なんてスムーズな人は、ほとんどいない。

逆に優秀な人でも、一社だけの内定で満足するよりは、他の会社とも面接してみたいところだろう。

そうなると、今回の応募は何社も受ける中の1社、何十社の中の1社となるかもしれない。

どこまで調べるべきか、こうも会社の数が多いと、つい油断したくなるところだ。

多くの転職者はほとんど調べていない。

だから失敗するんだ。

全く見ない人は馬鹿だが、見てもそんなに知ろうとしないのが普通。

つまり、求人票やホームページを見てわかったような気になっている人が普通だ。

そんな情報は、わかっても意味がないのに。

どんな人を求めているか

企業の売上高とか資本金なんかは参考程度。

求人票の給与の金額なんかも参考程度。

いや、参考にもならないほどだ。

給与なんて最終的には内定後に交渉するものだから、一律で同額の新卒とは違うのである。

採用人数なんか書いてあっても気にしない。

1人と書いてあってもいい人が2人いたらどなると思う?

当然2人採用するのが中途採用。

逆にいいと思う人が来なければ取らないわけだ、

そこで、あなたが本当に気にしなければならないのは、何だろうか。

それは、企業がどんな人材を求めているかである。

ここが一番大事。

応募するなら、まずこれだ。

これを知らないで応募するのは失礼な話だと思うべきだ。

会社の課題が見えているか

求人を見ると「募集の背景」などと言って、親切に書いている企業もある。

なぜ、今回の募集に至ったのかという話。

これを知らないとダメである。

人材を採用するのには理由があることを知るべきだ。

そろそろ採用しようかな、みたいなのんきな求人は世の中にはない。

何かをしなければいけないから人材を募集しているわけ。

新しく人材を採用することによって、今ある課題を解決しようとしている。

だから、採用の影には必ず課題があるのだ。

求人票に書かれている募集の背景や求める人材像などから、その課題を明確に理解しよう。

よくわからないならば、もっと調べるべきだ。

業界にくわしくないと、わからないのかもしれない。

だったら業界研究も必要になってくるはず。

それでも、なんかよく見えてこないという場合。

それは情報の見方が足りないか、常に募集しているブラック企業の可能性が高いことになる。

単なる慢性的な人材不足の解消が課題になっているのは、社員がすぐにやめることが原因である。

そういう企業は応募しない方がいい。

しっかり準備すれば採用される

この最初の段階で、きちんと会社の課題と求めている人材像を把握する。

正しく把握する。

これが転職活動をする者にとってはものすごく重要だ。

転職活動のすべてと言ってもいい。

転職活動で採用されるためには、いろいろとテクニックがあってこのブログでも紹介しているが、基本はここに書いたこと。

しっかり準備すれば必ず採用される。

希望する会社に採用される。

その根拠は、ほとんどの人は準備が足りていないからである。

転職活動だって営業と同じだ

提案営業という言葉があるが、転職も同じ。

自分いう商品を企業に提案すると考えてみよう。

超有名なブランドとか、世間でも人気のある商品であれば、営業は楽だ。

相手から飛びついてくれる。

でも、名前を知られていない商品は競合もたくさんいる。

その中で選んでもらうために、どうすればいいのか。

課題を整理し、それを解決するために自社の商品を紹介するわけだ。

相手の課題も知らずに、ただ買いませんか?

相手からすれば、あなたは何をしに来たんですか?と言う話。

転職の話に戻ろう。

転職者は、応募者の中から企業に選んでもらわないといけないのだ。

選んでもらおうとしている人なら身分をわきまえろ。

何の努力もせずに、勝手に自分を売りつけようと書類を送る。

そういう履歴書とか職務経歴書が多い。

家のポストに入っていると邪魔だなと思う広告と一緒。

勝手に入れやがって。

それとまったく同じことをしているってことを考えてみる必要がある。

 - 応募・書類選考のコツ