転職すべきか悩む時、あなたが人生で上を目指すかが試されている!

      2017/06/15

転職すべきか悩む時、あなたの人生で上を目指すか試される!

転職に迷うなら決断することで次の扉が開く!

転職をすべきか、それとも今の企業で頑張るのか。

迷っている人はいるだろう。

今の時代、決して不自然なことではない。

転職することが当たり前の時代なのだから。

ただ、今の仕事でもそれなりにやりがいがある。

そして、成長できる環境でもある。

となると、なかなか転職に前向きにはなれないものだろう。

しかし、転職には大きなメリットがあることを忘れてはいけない。

転職というのは決断であるからだ。

決断ができる人間。

そういう人が社会で成功しているのである。

会社の社長がやることとは何か

社長なんか偉くも何ともない。

命令系統をはっきりさせる記号に過ぎない。

そう言ったのは、本田宗一郎だ。

この言葉が何を意味するだろうか。

私は転職のメリットを大きく感じさせる言葉だと思う。

社長というのは別に偉いわけではないのだが、やるべきことがある。

あなたが社長を目指しているかはわからない。

が、社長の役割とは何かを知っておくことは重要だ。

何も社長まで出世しなくても。

部長でも、課長でも、今は平社員の人だって、いつかそういう立場になるだろう。

そしたら、やはり必要なことが出てくる。

それはなんだろうか。

企業の中での役割分担がある

企業はそれぞれの仕組みを持っている。

組織的に動いているわけだ。

だが、どの企業にも決まった役割分担が出てくる。

それは上の人と、下の人との役割分担。

これを理解しておこう。

転職するならば知っておいたほうが便利だ。

マネージャとしての採用を目指すならば、なおさらのこと。

上の人と、下の人はやることが違う。

例えば、新規事業というのがある。

今までの事業とは別に新たなビジネスを立ち上げたい。

そういった場面は、どんな企業にも出てくるものだ。

そこで、アイディアが必要になるわけだ。

だれがアイディアを出すのか。

そして、そのアイディアを形にしていくのは誰か。

考えてみれば、簡単なことだ。

それは一般の社員がやるべき仕事である。

社長自らが新規事業を手がけている企業もベンチャー企業にはあるかもしれない。

しかし、基本的にはそれではいけない。

社長は別の役割があって、それをやらなければいけない。

社長がやるべきことが、できるかどうか

社長は会社の中で何をするべきか。

それが決断である。

新規事業の話をしたが、それは社長がやるべきではない。

社長がやるべきことは、その逆である。

つまり、事業からの撤退

これこそが、トップの仕事だと言わなければいけないのだ。

今までやってきた事業をやめる勇気。

社長には必ず必要になる。

その勇気がなければ、すべてを失う可能性もある。

ただし、誰もが、やりたくない役割ではないだろうか。

できると信じてやってきた事業。

もしかしたら、これから花開く可能性もある事業なのに。

でも、どこかのタイミングで決断しなければいけなくなる。

社長はその決断をする、嫌な役割なのである。

決断できないと、上にはいけない!

転職の話に戻ってみよう。

あなたが迷っている時に、誰が決断してくれるか。

仕事の中では、上司に相談して、決めてくれることもあるかもしれない。

しかし、転職ともなると、別問題になる。

自分で決めるしかない。

決められるだろうか。

決断できるだろうか。

できるならば、あなたの将来は明るいものだと言えよう。

できないならば、できるようにならなければいけない。

事業を継続することははっきり言って誰にだってできる。

特別な役割でも何でもない。

バカでもできる。

価値が小さいのである。

つまり、決断できる人間でなければ、あなたの価値も大きく下がってしまうのだ。

転職とは大きな分岐点でもある。

そこで決断できるというのはどういうことか。

それは、現状への問題意識の現れなのである。

今の仕事を続ける。

そう決めることも大事。

しかし、そこにしっかりとした問題意識があるかどうか。

状況をもう一度考えてみるべきだ。

そして、問題があるならば、決断することも必要になる。

大きな決断ができるか。

あなたの将来を左右するものがここにある。

転職で、決断力を試してみることも悪いことではないだろう。

 - 転職の心構え