転職サイトの検索機能って使える?いつの間にか変な仕事の探し方をしてるかも…
2023/09/29 PR
転職サイトで求人検索すると
転職サイトを使って求人を検索することもあるだろう。
求人サイトにはたくさんの求人情報がある。
何千件もあるのだ。
まさかすべての求人に目を通すわけにもいかない。
そこで便利なのが検索機能だ。
自分に合った条件で絞り込みを行う。
例えば、リクナビNEXTを使ってみる。
パソコンでアクセスすると、検索のツールがある。
まずは職種、勤務地、キーワードで検索できるようになっているようだ。
ところが首都圏で検索するような場合は、かなりの件数が出てくる。
ちなみに今やってみたら東京23区で検索すると3000件以上もヒットする。
これではあまりにも多すぎる。
そこで職種も検索条件に追加して、さらに絞り込む。
試しに「企画営業」というのだけに絞ってみる。
800件になった。
まだ多すぎる。
そこで、転職サイトには詳細な条件で検索できる仕組みがある。
さらに詳しい条件で検索
リクナビNEXTを使うなら「さらに詳しい条件で検索」というのが出てくる。
そこをクリックすると、もっと細かい条件で求人を絞り込める。
しかし、この詳細検索を利用するのはどうかと思う。
まずは雇用形態、年収、従業員数、設立などがある。
もっと絞りたい場合は「経験・スキル」と「こだわり条件」というのがある。
こだわり条件では以下のような項目で絞り込みができるようだ。
- 急募!内定まで2週間
- 採用予定数10名以上
- 女性が活躍中
- 育児支援制度あり
- 第二新卒歓迎
- 社会人経験10年以上歓迎
- 語学を活かす
- 応募者全員と面接
- 学歴不問
- フリーターから正社員を目指す
- 服装自由
- フレックス勤務
- 中途入社50%以上
- 年間休日120日以上
- 株式公開企業
- 外資系企業
- 2年連続売上10%以上UP!
- ストックオプションあり
このページはリクナビNEXTの使い方を説明するのが目的ではない。
使ってみたほうがイメージがわくだろう。
さて、何が言いたいかわかるだろうか。
さっきの項目の事だ。
どうでもいい項目が並んでいると思わないか。
給料は採用のプロセスとは別
まず、給料について話しておきたい
年収による絞り込みだ。
給与の額の範囲で求人を絞り込んで表示させたい場合に使う。
本当に有効かは微妙だ。
求人に書かれている給与の情報はあってないようなものだ。
幅が広く記載されていることもあるし、いくら以上とだけ書いて、年齢や経験を考慮して決めるようなことが書いてあるのが普通だ。
だから、募集要項に書かれている給与の情報はあてにならない。
給与交渉は採用までのプロセスとは別に存在する。
後で交渉して決めるものだと思った方がいい。
経験・スキルは?
経験・スキルが選択できるようになっており、それで絞り込みができるが、過去の職種や扱った商品を入力するようである。
これも私は何度もこのブログで言っているが、あまり経験・スキルは転職に関係ないのだ。
こんなことで検索してしまえば、いい企業を見逃すことになりかねない。
なぜ、転職したのだろうか。
今までの仕事と合わなかったのだろう。
それなのに、また過去の経験を活かそうとするのは馬鹿げている。
だからおすすめできない。
そしてもっとどうでもいいのが「こだわり検索」である。
使えそうなのは「語学を活かす」ぐらいなものだろうか。
それ以外は全く仕事に関係のないこと。
待遇とか、急募とか。
このブログが読者として想定している人には、あまり関係のない内容である。
こんな条件で入社する企業を決めても、いい転職にはつながらないと思っているわけだ。
転職サイトはどうやって使うべきか
転職をなめていてはいけない。
転職ってなんだ?
仕事を選ぶことではなかったのか。
それなのに仕事以外のことが「こだわり検索」には、とにかく多い。
仕事がどうであれ、服装が自由だったらいいなんて人はいないだろう。
このように、こだわり検索の機能は、どこまで転職活動に効果的なのか微妙なところだ。
変な方向に行くのを助けるようなところがある。
では、どうやって転職サイトを有効に使うべきか。
この答えは簡単だ。
転職サイトなど、使わなくてもいいのである。
これは言い過ぎだろうか。
だったら、これはどうか。
すべての求人をくまなく見る。
これも、回答としては良くない。
現実的な方法ではない。
そこで使えるのが、転職エージェントなのである。
今転職するなら、最も効率的な方法は転職エージェントだろう。
まずは、面談があるのだが、そこで転職の関する希望を伝える。
それは、仕事のこと、キャリアについて伝えるのである。
(どうしても必要なら服装のことも言ったらいいだろうが・・・)
そうすると、転職エージェントが、仕事を探してくれる。
そして、紹介してくれる。
こんな楽な方法はない。
なのに、現実はあまり利用されていない。
少なくとも、転職サイトの方が、採用されている数は多いのである。
ということは、ほとんどの人は、効率的ではないやり方で転職している。
もっと有利な転職を目指したらどうかと思うのである。