これができなきゃ不採用!面接で絶対覚えておきたい3つの基本原則
2017/06/09
面接が苦手なら基本原則を守れ!
面接のコツを書きたいと思う。
面接が苦手な人は多い。
そんな人は、まず基本原則を理解しよう。
いろんなテクニックもあるわけだが、面接の基本がなっていないと効果はない。
ここで書くのは面接における3つの基本原則。
どう答えるかとか、内容をどうこう考える前に、知っておきたいことなのである。
なぜ趣味の話ばかりだった面接で受かるのか
面接では趣味の話で盛り上がったりすると合格になる。
100%の保証はできない。
だが、実際にそうなのである。
前職の仕事のことを評価されなくても、過去がどうであろうと合格だ。
それはどういうことかを考えてみよう。
相手は面接の時間が楽しかったから合格にしたのだろうか。
そういう人もいるかもしれないが、私はちょっと違うと思う。
趣味の話をしながらも、しっかり応募者のことを評価した結果だと思うのである。
趣味の話で何を評価したのだろう。
不思議に思うかもしれない。
面接ではどんな話し方をしたのか
中途採用の面接では、前の仕事の経験とかスキルが大事だと思う人は少なくない。
でも、そればかりではない。
話の内容ではなくて、話し方の方が実は大事なのだ。
趣味の話をした人はどんな話し方をしたと想像できる?
おそらく、楽しそうに、はっきり話す。
趣味の事ならくわしい。
自信を持って話せる。
分かりきっていることだから自分の考えもはっきり話せるはずだ。
ここを評価されたわけだ。
面接の中で話される内容よりも大事なことがある。
面接で意識したい「7-38-55ルール」
知っている人もいるかもしれないが、7-38-55ルールと言われるものがある。
合わせて100。
言葉による情報で伝わることは7%。
耳への入り方で伝わることが、38%。
目から入る情報は、55%。
こういう研究結果がある。
つまり、どんなにいいことを言葉で言ったとしても、それはわずか7パーセントの情報に過ぎない。
目で見て感じた印象は55パーセントにも昇る。
どちらが面接で重要かのポイントになる。
面接の基本原則
ここまで見てくると、言葉だけじゃないなと思うだろう。
そこで面接での大事なポイントを3つ紹介しよう。
何1つ新しいことはないが、面接では大事なこと。
それが、笑顔、はっきり、話しすぎない。
この3つだ。
笑顔
笑顔を馬鹿にすると面接はまずダメだ。
逆を考えてみるといい。
面接の相手が笑顔で接してくれるのと、しかめっ面で見られるのとどっちがいい?
笑顔がいいに決まっているはず。
同じように相手だってあなたの顔を見ている。
笑顔の方がいいだろう。
絶対に印象がいい。
はっきり話す
はっきりと話すことも大事だ。
とくにやってしまいがちなのが尻つぼみだ。
最初ははっきりした口調で話し始めたのに、最後の方をモゴモゴ。
「何とかだと思いますけど」で終わりなんてあり得ない。
「思います」でしっかり終わること。
それから、余計な前置きも邪魔に感じることが多い。
「ああ、どうなんでしょうねー」とか最初に言ってから答え始める人がいるがこれもやめよう。
言ってはいけないとまでは言わないが、だいたいそういう人は、最初だけでなく、いろいろと余計なことを話しの中に入れがちなのだ。
話しすぎない
話し過ぎないことも面接ではすごく大事。
はっきり言っておきたい。
もういいです。
もっと簡潔に。
あなたが面接で答えている途中に、こんなことを言われたらもうおしまいだ。
話している内容以上に相手に伝わってしまっている。
印象の悪さが伝わっているのだ。
それで、どんなに立派な人間だと主張しても、もう手遅れだ。
中身とは関係ないことで不採用になるな!
面接に行くときに、絶対に覚えておいて欲しいことを書いた。
面接における3つの基本だ。
簡単なようだが、できていない人が実に多い。
忘れないで欲しい。
話の中身に関係ないことが、とても大事なのだ。
かなり伝わってしまうのだ。
どうせ不採用になるなら、中身で不採用になるべきだと思わないか。
こんな基本的なことで印象を悪くして落とされるなんて、本当にもったいない。
でも、実際にこの基本ができずに落ちている人は山ほどいるのが現実だ。
趣味の話になったらどうする?
最後に、趣味の話に戻ろう。
面接で実際に趣味の話になったらどうすればいいのか。
採用になるか、不採用になるか。
それは、どう話すかによるのである。
趣味が違うから、不採用になるなんてことはない。
笑顔で、はっきりと話すのだ。
そして、しゃべりすぎてもいけない。
これだけ押さえておけば、面接は通過する。