転職者が面接で聞かれる長所と短所。長所ばかりを目立たせる答えは最低だ

      2017/06/10

転職者が面接で聞かれる長所と短所。長所ばかりを目立たせる答えは最低だ

長所と短所は面接での定番質問

中途採用の面接で長所と短所を聞かれることがある。

面接の質問事項としては定番の質問の1つでもある。

こういうありきたりの質問ほど大事にした方がいい

「大事にする」の意味がわかるだろうか。

いい回答が見つかってしまうとそれが正解かのように思ってしまいがち。

そしてどの企業を受けても同じこと言ってしまう。

本当にその回答が正しいのだろうか。

必ず疑問に思う機会を作って欲しい。

面接で聞かれるたびに、相手の反応を見ながら見直すことが必要。

それが「大事にする」という意味だ。

長所と短所はどう伝えるべきか

長所と短所について、どう答えればいいか。

面接の定番の質問事項だけあって、多くの転職マニュアル本には回答例や答え方のアドバイスはある。

そこにはこんなことが書いてある。

短所は長所の裏返し。

つまり、飽きっぽいのは好奇心が強いからとか、周りが見えなくなるのは集中力が強いから。

どんな性格もいい面がある。

ちょっと極端な例だが、こういうことだ。

それから、短所は改善する努力を付け加えて話すというものだ。

短所をどう補うかを伝えれば、それは短所とは見えにくくなる。

こういうアドバイスでうまくいく人はそれでいいが、うまくいかない人のために言いたい。

長所と短所を裏返しにしようが、短所をうまく補おうが、どちらにしても隠そうとしている。

短所を隠すための作戦なのである。

これは実にもったいない。

隠すな!

短所は隠すべきものではなく、見せつけるべきものだと思った方が面接はうまくいく。

短所は隠さずに見せつけてやれ!

もし短所を隠そうとしていた人は、考えを改めることをお勧めする。

なぜ、自分の弱みである短所は見せるべきなのだろうか。

それは比較するためだ。

はっきり言って短所のない人など、この世にいない。

長所だらけの人はいないが、もしいたとしてもその人は採用されない。

短所があるけど、それに勝る長所がある人。

そういう人が採用される。

このことは他の記事で書いているので読んで欲しい。

それだけではない。

短所は比較の対象になる。

何の比較か。

長所と比較すべき対象になる。

比較という点で少し説明しておこう。

富士山は本当に高いのか

話は変わるが、高い山と言って思いつくのはどこの山だろうか。

普通日本人なら富士山だろう。

では、富士山はどうして高い山だと言えるのだろうか。

それは国内の他の山よりも高いからだ。

しかし、エベレストに比べたら、富士山の高さは半分でしかない。

「日本の他の山と比べれば高い」というのが正しい。

丸い形は本当に丸いのか

丸を1つ適当に書いてみる。

これが丸いことはわかるが、どれだけ正確な丸(円)かはわからない。

隣にもう1つフリーハンドで丸を書いてみると、どっちがより丸いかがわかるわけだ。

つまり、比較するものが隣にあれば、その性質は際立つ。

比較するためには範囲と相手が必要だ!

中途採用の面接は集団面接もあるかもしれないが、1人で受けることも多い。

集団ならば、応募者同士を比較するのは簡単だ。

個別だと比較がしにくいわけだ。

ところが、人間はそれでも何かと比較したくなるものだ。

相撲が好きな人でないとわからないだろうが、貴乃花と白鵬はどちらが強いかなんて考えたくなる。

時代が違う人同士を比べたくなる。

人間はもともと比べるのが好きなのだ。

集団面接なら他の人と比べることもあるかもしれないが、1人の面接なら比べようがない。

そんなとき、隣に比較の対象となるものをわざと置くのだ。

長所の隣に置くものは、もう1つの長所ではない。

短所である。

長所と短所を聞かれたのだから、聞いた方も何の違和感もないだろう。

短所がなければ、長所の良さは半減すると思った方がいい。

それぐらい短所の存在は大事だと覚えておいて欲しい。

短所をごまかすような感じで、しかも隠すなんてもったいないことはやめてほしい。

自分を良く見せるということ

転職活動では、完璧を目指す人間は弱い。

完璧な人は転職では勝てない

多くの転職者は自分を良く見せようと必死であるが、それは大きな間違いだ。

転職者が目的にするところは、採用されること。

内定をもらうことなのだ。

その目的に到達する近道は、決して弱みを見せないことではない。

弱みをうまく見せられれば、あなたはもっと魅力的に見えるわけだ。

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