企業に応募するとは?面接に呼びたいと思う職務経歴書を送れば通過する!

      2017/06/13

応募するとは何か。転職活動では面接も書類も相手を動かすことを意識する

転職活動は相手を強く意識する

転職活動は、相手があることだと強く認識しなければならない。

応募書類も面接も、給与の交渉でも、メールのやり取りでも同じこと。

転職活動は何でもそう。

相手を意識する。

自分のことだけになってしまうと、そこで負けだ。

失敗する。

採用されないことになる。

自分が有利になるために相手を考える

相手を意識するのは何のためかと言えば、相手のためではない。

もちろん、相手にとってもいいことではある。

助かるのだから。

しかし、最終的には自分に返って来る

例えば、職務経歴書を相手に読みやすいように書くのもそうだ。

相手も読みやすくて助かるが、結局は採用において自分が有利になる。

はじめはわからなくても徐々に

職務経歴書の役割については他の記事で書いている。

相手が読むものだと思って職務経歴書も書かなければいけないのだ。

でも、こう書くと、勘違いするかもしれないので、この記事でもう少し丁寧に書く。

少しわかりにくい部分もあると思うが、まずは我慢してこの記事を読んで欲しいのだ。

だんだんとわかってくるはずだから。

受かる職務経歴書とは

職務経歴書とは名ばかりのものだと考えた方がいいものができあがる。

自分の職務経歴に沿って書くといいものができあがらない方がいい。

どういうことだろうか。

一般的な転職活動に慣れてしまうと、簡単には理解できないことかもしれない。

あなたは理解できただろうか。

相手が読みたいものでなければ、書類選考を通らないのだ。

目的は立派な職務を自慢することではない。

読みたい手紙を送って、読んでもらうこと。

そして採用したいとか、一緒に働きたいと思わせること。

企業に応募するというのは、こういう手紙みたいなものだ。

どうしても入りたい会社があるとき、社長宛に手紙を書く人がいる。

まさにこれだ。

職務経歴書とは、採用して欲しいと伝える手紙である。

書類審査の合否を決めるのは誰か

企業に応募して、審査の合否を決めるのは誰かを考えてみて欲しい。

当然、企業の人事担当者?

場合によっては社長かもしれないが、とにかく相手の企業の人?

これが違う。

審査の合否を決めるのは相手ではないのだ。

応募者の方なのだ。

つまり、自分。

審査される書類を作る側が、合格にさせたいのか、不合格にさせたいのかを埋め込んで送ってやる。

これが応募というものだ。

応募はただ相手から送れと言われた書類を封筒に入れて郵送してやることではない。

採用されるものを送ってやることだ。

書類選考は、応募書類を送る時点で合否は決まっている

応募書類はそれを読んだら、つい動いてしまうものを送ってやれば勝ちなのだ。

動くというのは、書類選考であれば、面接に呼ぶという行為である。

動くのは相手だが、動かすのは自分だ。

書類だけじゃない。

面接でも同じ。

相手を自分の意図するように動かすことができれば転職は成功する。

このスキルは、転職活動だけでなく、仕事でも大いに役立つ。

ぜひ、転職を機に、このへんのスキルを身に付けておくべきだと思う。

相手を動かすのは言葉でも、文章でも可能

職務経歴書には自分の意図した役割をしっかり持たせないと意味がない。

面接での話す内容にも意図したものを持たせなければならない。

あまり、最初の段階で難しく考えてしまうと煮詰まってしまうかもしれない。

この記事以外にも色々と読んで欲しい。

徐々につかめてくると思う。

この考え方が理解できれば、転職活動であなたが他の人よりも、ずっと有利になることを伝えたかったのである。

ついでに

書類審査の場合は、会いたいと思わせれば勝ち。

会って話したいと思わせれば勝ち。

だとすると、書き方は変わるのではないだろうか。

あなたならどんな時に、だれかと話してみたいと思うだろうか。

あなたの転職活動の中で、これを考えることに時間を使ったことがあったか。

考えてみよう。

どうしたら話したくなるか。

その人に興味があることはもちろんだ。

それに加えて、聞きたいことがあるのも重要なのだ。

その人の全部が経歴書で伝わってはもう聞くことはない。

あえて隙を作る工夫も必要だ。

相手の好奇心をくすぐるような経歴書になれば、面接に進むことは確実だ。

こうして考えられた書類でなければ、読む価値もないし、読んでも何も残らない。

考えた分だけ結果は違ってくる。

転職に限らず、世の中のことはすべてそうだと思う。

書類審査に苦戦している人にエールを送りたい。

 - 応募・書類選考のコツ