30代、40代の転職活動は長期戦を覚悟、優先順位をつけないのが正解!

      2017/06/08

30代、40代の転職活動は長期戦を覚悟してやり方を進化させてから内定をもらう

転職活動には戦略を持って挑め!

30代になると転職も難しくなると言われる。

とは言え、転職はチャンスでもある。

そんなに悲観的になることなく、積極的にチャンスを物にしてほしいと思う。

転職活動はスムーズに行くとは限らない。

転職に慣れている人なんて、そういないだろうから、最初からうまくいくわけがない。

そこで転職活動を始める前に、戦略が重要になる

転職は中途採用だ。

学生が対象となる新卒採用とは違うところを意識して欲しい。

新卒の就職活動は、がむしゃらに突っ込んでもいい。

でも、中途採用に挑む転職者はがむしゃらにまっしぐらではいけない。

きちんと戦略を立てて動いていくべきだ。

ここではその考え方を書く。

転職活動は長期戦でこそ意味がある

転職活動はある程度の長期戦を覚悟してから始めるべきだ。

私はすぐに次の会社が決まることがいいことだとは決して思わない。

1社受けてみたら、受かっちゃった。

ええい、入社しちゃえ!

こんな不幸なことはない。

転職活動はだんだん上手になって行くもの。

もっと上手になったところで内定をもらった方がいい。

働いてからが違う。

上手になってからの方が本当に伝えたかったことが伝わった上で内定が出ている可能性が高いからだ。

どういう状況で内定が出たかは、入社後に大きく関わって行くと思う。

そういう意味では、転職活動は長期戦でなければ意味がない。

そのためにはある程度の余裕資金も準備しておかなければいけないわけだ。

転職活動は変わって行く

では、あなたはどういう戦略で転職活動に向かうだろうか。

例えば、こう考えてみよう。

1社にかけて頑張るか、それともとにかく数を打って勝負するか。

どちらがいいだろうか。

私はちょうど間ぐらいがいいのかなと思っている。

転職活動で大事な考え方は、ある意味、数をこなすことではないかと思う。

転職には慣れも必要な部分が少なからずある

面接も最初は緊張するが、だんだん慣れてくるもの。

はじめから100%で勝負するというよりは、少しずつ良くしていくのが良いと思う。

転職活動は徐々に上手になっていくものだと考えておこう。

何十社目で内定した後は

30代、40代の転職活動では、何社も受けて、やがて何十社も受けて、やっと内定が出るという方がよほど現実的だ。

それぐらい狭いところに入ろうとしているのである。

優秀な人は1回目で内定、そうでない人は何十社目かで内定。

たしかにそうかもしれないが、注目したいのはその後

1社で内定が出た後にどうなるか。

おそらく、優秀な人も、そうでない人も、ほぼ同じ確率で内定が出るようになると思う。

それはなぜか。

転職に慣れたからだ。

転職のコツをつかんだわけだ。

こういうことが転職活動には絶対にある。

転職活動のコツをつかむ

どうやって転職活動のコツをつかむのか。

それは経験するのが何よりなのだ。

面接のことばかりを言っているのではない。

書類選考だって同じ。

しっかりと取り組めば、書類選考を通過する確率は絶対に上がって行く

しっかりと取り組むというのが重要。

場数を踏めばどうにかなると勘違いするのだけはやめて欲しい。

数ということでは決してない。

1社1社の転職活動を本気で取り組まないといけない。

そして、失敗しても成功しても、次につながるものを必ず見つける必要がある。

そうやって転職スキルを身に付けて行く。

ただ数をこなしても、何も改善されることなく、毎回同じようにやっていてはダメなのだ。

毎回反省しながら、次はもっとうまくやるという気持ちが必要だと思って欲しい。

失敗を成功につなげるには、失敗を活かそうとしなければいけない。

10社探したら10社に応募

戦略を具体的に考えてみよう。

世の中にはたくさんの求人がある。

その中から10社ぐらいは応募しても良さそうな企業を選んでみる

そしたら次はどうする?

10社からさらに絞る?

それは必要ない。

10社全部に応募するぐらいがちょうどいい。

優劣とか優先順位なんかもつけなくていい。

すべてを第一志望だと思って挑戦することだ。

なぜなら、第一志望だと思えば、絶対に受かりたいと思うだろう。

それが大事だ。

本気で取り組むことになる。

この企業は第一志望ではないと考えた時点で、その会社に対する転職活動の価値は半減する。

次につながっていかなくなるのだ。

だから、すべての企業を第一志望だと思って書類選考にも面接にも向かおう。

実際に面接まで行くと、それまでその企業に感じていた印象がガラッと変わったりもするものだ。

転職活動は長期戦でこそ意味がある。

そして長期戦だから、進化していく。

でも、本気で取り組まなければ、いつまでたっても進化しない。

このへんを意識して、転職活動の戦略を立ててみてはどうだろうか。

最初のうちにだ。

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