20代の転職を成功させる3つのポイント
2017/07/23
20代の転職の特徴とは
20代の転職はポテンシャル重視の選考で決まる。
まだ、社会人になって数年の20代のうちは、経験を求められないということだ。
これが、どれだけ有利な転職であるかは、30代になった頃にわかるだろう。
20代のうちから、何度も転職を繰り返すのは良くないが、30代になってからでは入社すのが難しくなるような企業にも、採用されるチャンスがある。
このチャンスをぜひ活かしたいものだ。
つまり、転職する上では、20代は特別な市場ということ。
20代前半の転職は第二新卒
20代前半の人は、第二新卒というくくりになる。
中途採用は新卒採用とは違い、転職活動も就活とは違う。
そうではあるが、20代前半は新卒に近い評価のされ方で採用が決まっている。
それが第二新卒というものだ。
新卒のタイミングで、希望の企業に入れなかった人が、リベンジの意味で利用する第二新卒。
もともとは、不景気のときに、新卒採用を減らした企業が、数年後に若手不足に陥り、採用したもの。
以前に比べると、その採用者数は減ってはいるものの、第二新卒という市場は今も存在する。
そして、積極的に採用しようとする企業も見られる。
20代前半ならば、第二新卒の市場で、応募するのが重要なのだ。
転職したいけど、なかなか採用されない人というのがいる。
そういう場合、疑うべきなのは、まず市場である。
20代の人が欲しい企業というのが存在していて、その企業がどこで人材を探しているかが大事。
企業と出会うためには、そこに行かなければいけない。
転職市場は、新卒とは違うわけで、企業が求めている人材のイメージは様々。
あなたのような人材を求めている市場に行かなければ、いい出会いがないということになる。
20代後半の転職は、20代に特化した市場がある
20代後半は、厳密に言えば、第二新卒からは外れている。
社会人経験3年未満だという話があるし、25歳前後を基準にしているようだ。
しかし、第二新卒の定義というのも曖昧であって、20代後半になったと言っても、企業がどこを見るかは、似ている部分が多い。
要するに、経験を重視することはないのである。
過去の経験を活かしてほしいと思うよりは、フレッシュさがあった方がいい。
ここでも気にすべきは市場である。
あなたに経験が豊富にあるのならば、一般的な転職市場でいいだろう。
もし、経験と言えるほどのものがないならば、20代の市場でフレッシュさを評価してもらうべきだ。
はっきり言えば、20代の社会人が持っている経験などというのは、評価されるほどのものではないと考えておいた方が無難だと思う。
20代の転職で気にすべきことは3つ
では、どうやって転職をすればいいのだろうか。
ここでこだわりたいのは、転職の成功である。
ただ、採用されるだけではいけない。
20代の転職の特徴は、若いということ。
これから長年働くということである。
なので、転職で入社した会社で、やりがいを持って働けなくてはいけない。
そして、仕事ぶりが評価され、給料も上がっていく。
そこまでを考えて、転職活動はしなければならない。
20代で転職するときに気をつけたいことは、3つある。
ブラック企業に気をつけろ!
まず、ブラック企業に気をつけるということだ。
第二新卒の市場なんて、ブラック企業からしたら、狙い目なのだ。
彼らは残業が続いても、持ちこたえる社員が欲しい。
若くて体力がある社員が必要なのだ。
だから、20代が欲しいわけだ。
どこで気をつけるのか。
それは、応募する企業を選ぶときである。
ブラック企業の多い業界というのも存在するが、中にはいい会社もある。
だから、よく企業のことを調べないといけないことになる。
ブラック企業を避けるための方法は、別の記事に書いているので参考にしてほしい。
参考:
ブラック企業に入らない方法は、どこで求人を探すかにかかっている!
転職サイトでは求人のタイトルに注目!どんな社員がいるかを想像しよう
20代なら上を目指す転職を狙う!
2つ目のポイントは、上を目指すということである。
ネガティブな理由で、会社を辞めることになった人は、言わば逃げの転職になりやすい。
それは仕方がない部分もあるが、逃げる場所が、次の企業であってはいけない。
危険から逃れる人は、とにかく平和であればいいと思ってしまう。
それではダメだ。
20代の若さで、そんな消極的な転職があってはいけない。
何をやりたいのか。
将来はどんな仕事をしたいのか。
自分の今後のキャリアについてよく考えよう。
参考:
転職すべきか悩む20代、転職活動を始める前に知っておきたいこと
理想の人生があって、その中で転職というのが存在しなければならない。
ただ、横に流れるだけの転職では、物足りないのである。
上を目指すことをおすすめする。
簡単に決まる転職と難しい転職というのがあるわけだ。
あなたが挑戦するべきなのは、難しい方。
難しい転職の方が、実は志望理由だとか志望の動機を考えるのも簡単である。
上を目指す転職について、具体的には次の記事を見てほしい。
参考:
20代の転職が厳しいと感じたら、その転職活動のどこかがおかしい!
仕事を探す場所を考える!
20代の転職が厳しいと感じる人もいる。
応募しても採用されないことが続く。
最初の方でも書いたが、市場が違うと採用されないのである。
市場というのは、買う人と売る人が多くいなければ存在しない。
少ないならば、個別にやればいいだけだからだ。
市場があるということは、転職が活発な証拠。
そして、その市場にあるものをほしいと思う企業が多くあることの証拠でもある。
転職の場合、業界や職種でも存在するが、年齢層に特化している市場もあるわけだ。
20代の市場というのが、明確に存在している。
そこで企業を探すことが、最も採用されやすい方法。
20代が欲しい企業が集まっているわけだから当然だ。
難しいことを言うが、一般的な転職サイトやハローワークは誰でも使える。
その中にも、20代が欲しい企業がいる。
でも、それでは甘いのである。
求人を出すときには、20代が欲しかったとしても、やがて変わることは大いにあり得る。
30代前半で経験が豊富な人がくれば、そっちを採用するケースは多い。
だから、結局は20代という限定ではない。
それよりも、20代に限定している市場で勝負したほうが楽である。
採用までの話が進みやすいということだ。
20代限定の求人が集まっている場所はどこか。
例えば、どんなものがあるのか。
具体的には、次の記事に書いているので読んでほしい。
リンク
20代のはじめての転職におすすめの転職エージェント
転職で採用されやすい人は何が違う?応募する求人を選ぶ段階が最も大事!