20代の転職は働きながらでもできる?
2017/07/20
20代の転職のタイミングときっかけについて
20代で転職するタイミングは、なかなか難しいものだ。
それでも、決断するならば早いほうがいいという場合も多い。
20代とは言え、やりがいを感じて仕事をしている人だっているわけだ。
今のままでは、どんどん差がついてしまう。
そして、30代に入った頃には、取り返しがつかなくなる。
こんな怖いことはないだろう。
他の記事でも書いたが、20代の転職は世の中のタイミングが重要だ。
自分のタイミングと世の中のタイミングが合ったとき、転職は実行するべきだ。
参考:
転職すべきか悩む20代、転職活動を始める前に知っておきたいこと
しかし、20代で、まだ独身ということであれば、家族がいるにしても若いのだから、自分のタイミングというのは、ある程度無視していい。
景気がいいときは、転職も有利である。
そういう時を狙って、転職したほうが、採用されやすいだけでなく、給料などの待遇面もいいということになる。
辞める前と辞めた後、転職活動を始めるにはどっちがいい?
転職するには、会社を辞める必要がある。
それは次の会社に入るから。
転職活動をするだけならば、辞める必要もない。
働きながら、次の会社を探せばいいだけだ。
それでは、転職活動を始めるのは、退職前と退職後のどちらがいいだろうか。
どっちもどっちだ。
メリットとデメリットは両方ある。
次の記事に書いているので参考にしてほしい。
参考:
退職前に次の会社を決めるべき?転職活動に時間をかけないと失敗する!
とにかく、転職というのを軽く見ないほうがいいと思う。
20代なら、とくにそうである。
簡単に考えてしまうと、どうなるか。
転職回数が増えるだけである。
つまり、時間をかけたほうがいいということになる。
すぐに決まるのはうれしいかもしれないが、もっと大事なのは、仕事が始まってからである。
採用だとか内定をゴールにしてはいけない。
そこがスタート。
そして、転職活動は、上達するものでもある。
やはり3ヶ月ぐらいの余裕を持って、納得の行くまでやってほしい。
内定が出て終わりではない。
自分の可能性を信じて、できるだけ、希望の会社に入れるように頑張るのだ。
参考:
転職活動、面接一社目で採用(内定)が決まったら…意外と悩む?
転職マニュアル本に頼るな!ノウハウは自分で経験するのが一番早い
中途採用の求人が出るピークについて
転職は中途採用へ応募する。
中途採用の求人が多く出る時期というのはたしかにある。
そのピークの時期に合わせて転職活動を行えば、求人が多いわけだから選びやすくはなる。
参考:
中途採用の募集がピークになる時期と転職活動を始めるタイミング
しかし、求人のピークと採用されるかどうかは、あまり関係ないとも言える。
そういう時期を、転職者も企業も狙っているわけだから、競争率はそれほど変わらない。
むしろ、どんな時期でも、採用されるための力をつけておくことが大事である。
忙しい人はどうやって働きながら転職する?
20代だと、仕事が忙しく、転職活動に使える時間を確保するのが難しい場合もある。
でも、忙しいというのは、ほぼただの口癖である。
参考:
「辞めたい」は口癖!「忙しくて転職できない」は言い訳です!
本当に忙しい場合は、やり方がある。
今の時代、転職エージェントを使うという便利な方法もある。
参考:
仕事が忙しい人は、転職活動をやらないで転職する事もできる
転職エージェントを使って再就職したときの体験談
私も使ってみたが、とにかく楽である。
何社ぐらい受ける?
20代の転職は、新卒採用に近いものがある。
だから、何社も受けるのである。
それは、なぜか。
企業が求めている人材の幅が広いからだ。
ストライクゾーンが広い。
それだけ、どんな人でも採用される可能性が高いということだ。
これが30代になると、どんどん狭くなる。
こういう仕事ができる人、こんな経験がある人、というのが応募の条件となってしまう。
20代の転職でも、経験を問われることがあるが、30代の比ではない。
逆に20代が経験をアピールするのは、逆効果だと思っていいぐらいだ。
20代の転職の市場を間違えてはいけない。
参考:
転職活動は何社も受けるのが普通?数社で決まったら逆に損だ!
いつから始めるか
転職活動を始めるのは今なのだ。
すぐに退職できない場合だってある。
引き継ぎがあるかもしれない。
だけど、とにかく、転職に向けて動き出してみることが大事。
忙しくても始める。
自分の市場価値を知ることで、転職活動のやり方も変わるかもしれない。
市場価値を知るには、応募したり、相談してみたりしないとわからない。
始めてみないと、何が必要かが見えてこないのである。
転職は大きな決断でもある。
大いに迷っていい。
だが、どこかで結論を出すべきだ。
なぜなら、20代の転職は有利な面があるから。
どっちにしても、いずれは転職するだろうと考えているのであれば、今ならまだあるチャンスを活かすべきではないだろうか。