転職では避けられない面接対策。押さえておきたい基本ポイント!
2017/07/15
面接の基本について書こうと思う。
基本というからには、誰でもできることだし、誰もが意識しておくべきこと。
これができないと不採用というぐらいのレベルだ。
多くは、勘違いからやってくるもの。
間違って認識していることがあるかもしれない。
チェックするつもりで、読んでみてほしい。
1.面接は会話のつもりで
中途採用の面接では、緊張する人も多い。
面接という言葉を聞いただけで、緊張する人は、試験ではなく会話だと思った方がいい。
家族や友人と話すときのイメージでいいわけだ。
会話が盛り上がるならば、採用につながるというイメージは正しい。
特に、相手が気分良く会話を楽しめればいいのである。
友人との会話は自然と盛り上がるだろう。
さすがに面接は、はじめて会った知らない人と話すのだから、簡単には盛り上がらない。
そこに、コツがある。
面接の場所だけで、どうにかしようとするからダメなのである。
勝負はもっと前から始まっているのだ。
以下の記事を参考にしてもらいたい。
参考:
採用面接は会話。苦手なら相手を楽しませるテクニックを身に付けろ
2.面接での話しすぎはダメ
職務経歴書のコツとして重要なことがある・
書きすぎるとダメである。
面接も同じだ。
面接の場合、アピールしたいという人は特に要注意である。
転職で採用されるために、アピールなんて別に必要ない。
あなたが持っているものをうまく見せればいいだけである。
しゃべりすぎるとどうなるか。
相手のうんざりした顔が見えてくるだろう。
会話というのはキャッチボールであることを忘れずに。
参考:
職務経歴書の書き過ぎと面接のしゃべり過ぎが良くない理由
これができなきゃ不採用!面接で絶対覚えておきたい3つの基本原則
3.面接の定番質問に強くなれ
面接には定番の質問というのがある。
よく聞かれることなんだから、準備しておくことが可能である。
ここで間違えてはいけない。
「質問に答えられればいい」ぐらいの準備の仕方だと、準備する意味がない。
何を答えればいいかということ。
それは、相手が何を期待しているかということだ。
そこまで考えておく必要がある。
次の記事には、面接での定番の質問の例をいくつか挙げておくので、準備しておこう。
参考:
転職の面接で絶対に準備しておきたい定番の質問とその答え方
4.面接では難しい言葉を使わない
業界用語なんて面接には必要ない。
だれでも分かる話がベストだ。
子どもでも、お年寄りでも理解できるような話。
話というよりも、まずは言葉・言語レベル。
カタカナが並ぶとカッコイイなんていうのは、面接ではありえない。
言葉だけでなく、話の内容にも注意だ。
特に、仕事ができる人に見せたいと思っている人は危険。
論理的思考なんて、嫌われる要素がたっぷりである。
参考:
面接で邪魔になる論理的思考を捨てろ!論破も議論も難解な話もみんな不要!
5.面接では「わかりません」と言えるように
前の論理的思考と似ているのであるが、賢く見せる必要はないと言いたい。
わからないことを聞かれたら、わかりませんと言う。
これができない人は多い。
中途採用では、いい年齢になっている。
恥ずかしいと思う。
なんとか知っているように繕おうとするわけだが、そんなものは簡単にバレる。
クイズ番組ではないのだ。
「わかりません」という言葉が正解の場合というのは多い。
かっこよく見せるのが目的ではない。
採用されるのが目的だろう。
そこを忘れてはいけない。
参考:
面接で「わかりません」と答えていい?わからないのに説明は最悪の失敗例
6.面接の合否は感情で決まる
面接は準備が必要である。
企業のことを調べておくことも大事。
しかし、それだけだと通らないのが面接というものだ。
それは、相手が人間だからだ。
つまり、感情が面接の合否に大きく影響しているということなのだ。
どんなに正しいことを言っても、感情が採用したいという方に揺れないと不採用になる。
自分が立派だと伝えても無意味。
それよりも、どうやったら、採用したいと相手が思えるのかのほうが重要。
参考:
中途採用で企業が採用したい魅力的な人とは?正しいことばかりが正解ではない!
7.完璧な人を目指さない
上に書いてきたことのまとめのようなものである。
面接は、感情で決まるのだから、感情に訴えることが必要なのだ。
世の中で、ファンが多い、愛されている人というのがいる。
はたして完璧だろうか。
私の知る限りでは、完璧でないヒーローやヒロインの方が圧倒的に多い。
完璧な人は、ファンを作りにくくする。
採用したいと思うのは、どんなときか。
それを考えながら、面接の準備をすることが大切だ。
参考:
面接を通らない理由は、転職活動の目的を見失って完璧を求めるから!
8.相手の期待している答えが正解
面接の答え方の例文のようなものも、あるにはある。
それは、正解でもあれば、不正解でもある。
どういうことか。
相手によって正解は違うということ。
企業が違えば、どんな人が欲しいかにも違いが出て来るのだ。
それを前提に考えておこう。
どこに言っても同じ答えが通用するわけではない。
相手が、知らないことを知りたいから質問していると勘違いしていないだろうか。
あなたのことを知りたいわけではないのだ。
聞きたい答えというのがある。
それをいかに、見つけ出して答えられるかの勝負だ。
自分がアピールしたいことなんて、どうでもいいわけだ。
転職は、相手からスタートして考えないといけないのだ。
参考:
面接では質問の意図を汲み取って期待する答えを言う!答えにも目的を持たせる!
8.ペース配分に気をつける
面接は準備が重要なのだから、1日に何社の面接なら可能かという限界はある。
欲張って、一日に何社も受けることはおすすめしない。
書類選考が通るようになると、面接のペースにも注意が必要になってくる。
参考:
面接は1日何社なら可能?転職活動のペース配分に気をつけろ!
9.面接に慣れる
とにかく、面接は慣れることが大事である。
緊張してうまく行かない人は、まず慣れることを心がけよう。
慣れれば、面接なんて簡単になる。
最初に言ったように、面接は会話。
知らない人と会話をする機会は、自ら作ろうとしないと生まれてこない。
慣れるための方法については、下記の記事で紹介している。
参考:
どうしても慣れない…面接で緊張する人に効果的な「慣れる」方法
10.聞きたいことは聞く
面接はお互いがお互いを知る場である。
あなたも企業のことを知らないと、正しい判断ができないのだ。
面接で聞いてはいけないと思っていることはないだろうか。
給料や残業のことは、転職するときには、大きな関心事でもある。
それなのに、聞いておかないなんて、不自然である。
参考:
給料の事、残業の事、面接で言ってはいけない事だと勘違いしていない?
11.面接後のオフィス見学に注意
面接が終わった後などに、オフィスを見学させてもらえることがある。
この意図はなんだろうか。
親切に見せてくれたと思ったら大間違い…かも。
参考:
面接に行った際にオフィスの中を見せてもらえる機会があったら注意
12.体調管理
いろんなことを書いてきたが、最も大事なのは体調管理である。
面接の日に風邪をひくなんて最悪なのだ。
参考:
退職後の転職活動での落とし穴は体調管理、風邪でも面接に行くべき?
13.面接だけではわからない
面接は、企業のことを知るための絶好の機会である。
求人票だけではわからないことだらけだ。
聞きたいことは聞いて、理解を深めておくのも面接での大事なこと。
ただ、面接の時間というのは限られている。
そこで、すべてを知ることは無理。
面接で知ったことについて、さらに知りたいことが出てくることもある。
面接だけではわからないこともあるのだ。
参考:
面接だけでは企業のことがわからない。もっと知るために情報源を増やす!
まとめ
面接の基本的な対策を書いてみた。
あくまで基本であるので、必須のことばかりである。
次は、もう少し細かいテクニックについて書きたいと思う。
より、採用に近づくために、面接の中で大事なポイントを書く。