DODAの求人の特徴と強み。向いている転職者はどんな人?

転職するとき、求人サイトを使う人が多いのではないでしょうか。DODAもその1つですよね。DODAで求人を見たことがありますか?

DODA以外にも転職サイトには有名なものがいくつかあります。ですが、どれも同じではなく、それぞれに特徴があります。

ここではDODAの求人の特徴を見ていきます。そして、どんな人にとって使いやすいサイトなのかを考えてみましょう。

DODAとは

DODAは、パーソルキャリア株式会社(旧:株式会社インテリジェンス、2017年に名称を変更)が運営する転職サイトです。

パーソルキャリアは現在人材派遣大手のテンプスタッフの子会社となっています。

転職サイト「DODA」の位置づけ

主なサービスは求人サイトのDODAと、非公開求人を紹介する人材紹介サービスの「DODAエージェントサービス」があります。そして、企業からオファーが来るスカウトもあります。

DODAの転職者向けサービス

転職サイトの「DODA」には数万件の求人が掲載されていて、インターネットで仕事を探して、そのサイトを通じて応募することができます。

ここで取り上げるのは、転職サイトのDODAです。

DODA(転職サイト)

DODAの求人の特徴

ここでは転職サイトのDODAの求人の特徴について見ていきたいと思います。どの転職サイトを使うべきか迷う場合は参考にしてください。

求人数は30,848件、前年よりも40%増!

2017年の3月にDODAで求人数を見てみると、全体で30,848件の求人がありました。前年の同じ時期が22,078件でしたから、比較すると140%と大幅に増えています。

DODAの求人件数の前年比

2016年の時は、22,078件でしたから、転職市場が順調なこともあり、1年という期間にだいぶ増えていることがわかります。 その求人を業種別に見てみると以下のようになります。

DODA以外の求人サイトでも同様に前年比では増えているので、企業が出す求人が去年よりも多くなっていることが原因で、特にDODAがシェアを伸ばしたというわけでもありません。

ですが、少なくとも、DODAが2017年時点でも、転職サイトとして中心的な存在であることは間違いありませんね。

圧倒的な求人数がある

DODAを他の転職サイトと比較して目立つのが、その求人数です。リクナビNEXTやマイナビ転職と比較してもDODAの求人数の多さは圧倒的です。

DODAとその他の転職サイトの求人数の比較

決して、DODAが人材業界でずば抜けているわけではありませんよ。では、なぜ、こんなに求人が多いのでしょうか。

DODAがずば抜けて求人数が多くなっている理由

実はDODAよりもリクナビを運営するリクルートキャリアの売上の方がかなり多いんですよね。ところがDODAの方が多く求人が出ます。なぜでしょうか。

DODAの特徴として、転職サイトと転職エージェントが一体化していることが挙げられます。

転職エージェントという人材紹介を使って応募できる企業の求人も、転職サイトのDODAに掲載されているのが主な理由です。

DODAは人材紹介の求人が含まれる

転職サイトと転職エージェントの違いを理解しておかないとわからないことですが、直接応募できない求人もDODAにはあるということなんですよね。

DODAの求人には直接応募できないものもある

それでは、具体的に求人の特徴を見ていきましょう。まずは業種別の求人数についてです。

DODAはメーカーとITの求人が多い

DODAの求人を業種別(産業別)に見ると、以下のようになります。

DODAの主要8業種の求人数

主要な業種として、かなり大雑把ですが、メーカー、IT、広告、サービス、小売、金融、不動産、商社と8種類に分けてみました。

図を見るとわかるように、DODAの求人ではメーカーがまず多いのが特徴的です。全体の45%がメーカーの求人なのです。次に多いのがITですが、全体の17%となっています。

DODAの主要8業種の求人数、メーカーが多い

さらに注目してほしいのが、前年との比較です。

DODAの主要8業種の求人数の前年比

先ほど全体の求人数が前年比で140%と書いたのですが、業種別に見ると、メーカーの求人数がかなり伸びていますよね。

2番目に多いITはそれほど伸びていません。実はリクナビNEXTやマイナビ転職といった他のサイトではITが伸びているんですけど、DODAにはその傾向は見られませんでした。

これを見ると、メーカーの求人が世の中の景気などの関係から増えて、どっとDODAに流れ込んだという印象を受けますね。

求人の給料は高めで、年収500万円以上が中心

DODAに公開されている求人の年収に注目してみると、他のサイトに比べて比較的高い傾向が見られます。

年収別に件数を見てみると以下のようになります。上記の8業種での金額別の比率です。

DODAの求人の年収別の比率

年収500~699万円としている求人が全体の42.9%となっています。

500〜699万円の年収の求人は、エン転職では30.7%、マイナビ転職では29.8%ですので、DODAは提示されている年収の金額が高めであることがわかります。

転職サイト別に比較しているのが次の図です。

各転職サイトの求人の年収別の比率

ちょっとリクナビNEXTは金額の区切りが違うので参考にならないのですが、例えば、マイナビ転職やエン転職は、左(年収の低い方)から右(金額が高い方)に向かって、下がっていきます。

DODAは青い線なのですが、頂点が真ん中ぐらいにあって、ちょうどきれいな山のようになっていますよね。全体的に年収が高めであることがわかります。

これは2017年だからというわけではなく、DODAはいつもこうなるのです。

未経験者歓迎の求人が非常に少ない

DODAという転職サイトの求人の特徴として、未経験者歓迎としている求人が極端に少ないことが挙げられます。次の図をご覧ください。

各転職サイトの求人の未経験者歓迎の比率

他の転職サイトでは、70%以上が未経験者歓迎という求人になるのですが、DODAの場合には、10%を下回ります。

DODAの転職サイトとしての特徴

DODAの特徴として、以下のようなことが挙げられます。(他と比べた上での特徴です)

DODAの特徴

  • 全体の求人数が多い
  • 特にメーカーの求人が多く、増えている
  • 給料が高めの求人が多い
  • 未経験者歓迎の求人は少ない

転職サイトにある求人は日々入れ替わるわけですが、これらの特徴はそう簡単には変わりません。なぜなら、DODAの戦略があるからなのです。

上記の特徴を踏まえて、DODAがどんなサイトなのかを考えてみましょう。

経験者が欲しい企業が多い

年収が高めという意味ではエンジニアの求人が多いことも理由の1つとして言えるかもしれませんが、それだけではないようです。

未経験よりも経験者を欲しがっている企業が多いということです。

普通は企業が求人広告を出すときには、応募者が1人も来ないのでは、求人を出すコストが無駄になるわけで、応募者を増やしたい意図からも「未経験者歓迎」という言葉を使います。

ですが、DODAはそういう求人が少ないですよね。このへんが、転職サイトごとの文化と言いますか、特徴であって、求人を探す前にはこういった違いを知っておくと便利です。

転職サイトと転職エージェントが一体化している

求人数が多い理由として、上に書いたのですが、転職サイトとしてのDODAと人材紹介サービスであるDODAエージェントサービスが一体化している特徴があります。

ちなみに人材業界の最大手であるリクルートキャリアの場合は、完全に別れているのが特徴で企業に対する営業も別になっています。

DODAでは、1ケ所にとにかく集めているということですから、求職者からすると、探しやすい、使いやすいと言えます。

求人検索の結果がマッチしやすい

実際に、DODAを使ってみるとわかると思います。他の転職サイトに比べると、検索結果がまともに感じられるんですね。

例えば、ある業界の求人を探す場合に、業種を条件として検索するわけですけど、DODAはその業種の企業が出てきやすいのです。

当たり前だと思うかもしれませんけど、残念ながらこれが当たり前ではないのです。

どことは言いませんが、他の転職サイトだと、検索しても「これは違うだろ?」という求人が出てくることも少なくありません。正直というか、素直な転職サイトがDODAです。

中小企業を探しやすい

DODAの求人は、未経験者歓迎、そして年収が高めであることを考えれば、業界の知識や経験があって、即戦力になることが求められているケースも多いと想像できます。

小さな企業では、教育や研修に費やす時間やお金に余裕がありません。採用という形で企業の力を強めようとしているのでしょう。

そこで使われているのがDODAなのではないでしょうか。 だからこそ、未経験者を求めている求人も少ないのでしょう。

DODAが自分に合っているか?

DODAの求人の特徴を踏まえると、どんな人が使うべきかがわかってきます。 DODAが向いている人、そして向いていない人がいるということです。

どの転職サービスを使うにしても、そのサービスが自分に合っているかが大事です。 求人の特徴があって、それが自分に合っていないのにもかかわらず使い続けていても、欲しいような求人は見つかりにくくなります。

求人の特徴と、自分の希望、経験や年齢などの環境を考えて、転職サービスは選ぶ必要があると思います。

DODAが向いている人

DODAで仕事を探すのが向いている人は、業界の知識や経験がある人なのです。未経験の業界に入るのであれば、別の転職サイトの方が向いているでしょうね。

DODAが向いている人

  • 業界経験者
  • 仕事の経験を次の会社で活かしたい人
  • 20代〜30代前半
  • 給料を上げたい人
  • 中小企業やベンチャー企業を狙う人
  • メーカー・IT業界に転職する人

※上記は当サイト独自の判断でDODAが言っているのではありません。

1つでも当てはまるものがあれば、使ってみる価値はありますね。

DODAが向いていない人

DODAは次に就職しようとしている業界が、未経験の場合には、自分に合った求人が少ない可能性があります。 ですから、20代の、特に前半の人、つまり経験が次の仕事にあまり活かせないのであれば、他の転職サービスを選んだ方がいいと言えますね。

DODAが向いていない人

  • 社会人経験の浅い人
  • 早く転職先を決めたい人
  • 給料にこだわらない人
  • 20代前半の人
  • 他のサイトで不採用が続いている人

※上記は当サイト独自の判断でDODAが言っているのではありません。

DODAの転職サイトの使い方

誰でも無料で利用できるのが転職サイトのいいところです。求人を見るだけならば、すぐにでもできますが、その求人に応募するには、DODAに会員登録が必要になります。

DODAの登録方法

DODAの会員登録画面

以下のような項目を登録する必要があります。

個人プロフィール 名前、生年月日、性別、現住所、電話番号
会員ID 会員ID(メールアドレス)とパスワードを設定
学歴 最終学歴を「大学」「高等学校」などから選択、卒業区分を「卒業」「中退」などから選択
職務経歴 現職中、離職中から選択、転職回数を選択
勤務先会社名 企業の正式名称を入力
雇用形態 (必須ではない)正社員、契約社員、派遣社員、紹介予定派遣、業務委託、その他(FCオーナー、アルバイト含む)から選択
勤務期間 (必須ではない)年月を選択、現職中の場合は終了年月は入力不要
業種 大分類と小分類を選択、例えば大分類が「IT・通信」、小分類が「システムインテグレータ」など
職種 大分類、中分類、小分類を選択、例えば大分類が「営業職」、中分類が「IT営業」、小分類が「IT法人営業」など
年収 金額を入力
希望条件 自由記入で、業種、年収、勤務地、その他の希望を2,000文字以内で入力
スカウトサービスお申し込み 登録情報を企業へ公開し、スキルや経験に興味を持った企業からスカウトメールが届くことを希望するかをチェック

DODAの「エージェントサービス」と「スカウトサービス」

会員登録画面の最後の方に、エージェントサービスとスカウトサービスというのがあります。

その他のサービスの登録

エージェントサービス

DODAエージェントサービス

DODAは転職サイトとして、たくさんの求人が掲載されていますが、世の中には公開されていない求人がかなり多くあります。それが非公開求人です。

応募が多くならないように求人を公開しない企業が増えています。極秘で採用したい企業も利用しています。

DODAエージェントサービスは、非公開求人を扱っていて、DODAの会員登録の際にエージェントサービスも登録すると、非公開の求人を紹介してもらうことができます。

また、個人サポートがあり、キャリアアドバイザーのカウンセリングを受けたり、面接や書類選考のためのアドバイスを受けることもできます。

スカウトサービス

DODAスカウト

普通は転職する人が企業を探して応募するのが転職活動ですが、スカウトでは企業がDODAに登録している転職者を探してオファーを送るものです。オファーが届いたからと言っても、応募しなくてもいいのです。気になる会社なら応募します。

スカウトされる際に、企業には氏名、生年月日、都道府県以外の住所、電話番号、メールアドレスなどは公開されません。

書類選考をスキップする面接確約オファーやサイトに公開されていない非公開の求人のオファーもあり、有利になることがありますね。

エージェントやスカウトサービスを会員登録の画面で一緒に登録することができます。

エージェントとスカウトは登録するべき?

スカウトはあまり意味がないと思います。なぜなら、応募が来ないような不人気の企業や求職者を探している転職エージェントからの応募がほとんどだからです。

逆にDODAの場合は、エージェントサービスは同時に登録すべきです。先にも書きましたが、エージェントサービス経由でしか応募できない求人も含まれています。

会員登録のときにエージェントサービスも同時に登録しておけば、すべての求人に応募できるようになりますよね。

エージェントサービスとスカウトは、会員登録のときに最初からチェックが入っていますので、スカウトのチェックだけ外しましょう。

エージェントサービスとスカウトサービスのチェック

または、エージェントサービスの会員登録画面で登録すれば、DODAのサイトから直接応募することもできるようになります。この場合はスカウトサービスのチェックを外します。

エージェントサービスの登録

転職サイトの求人の質にも注目しよう!

DODAについて見てきましたが、他の転職サイトはまた別の特徴を持っています。いろんなサイトの特徴を知ってから、求人を探すことで、より効率的な転職活動が可能になりますよね。

ところで、求人が多ければいいというものでもありませんよね。求人の質という問題もあります。いい転職を実現するには、質は無視できません。

各転職サイトの求人の質について書いた記事をご覧ください。

転職サイトで一般的に言えること

転職サイトの特徴はあるのですが、あくまで転職サイトは転職サイトなんですよね。どういう意味かわかりますか。

転職エージェントという人材紹介のサービスとは違います。転職サイトで応募しているけど採用されない人というのはけっこう多いわけですよね。採用されるハードルは高くなります。

DODAを使っても採用されない人は、どうするのでしょうか。その場合は、転職エージェントを利用するのが1つの方法です。DODAエージェントサービスを利用するわけですよね。

DODAエージェントサービスは、非公開求人が10万件あると言っています。これらは誰でも見られる求人ではなく、エージェントに登録した人の中で、選ばれた人だけが紹介してもらえる求人です。

ですから、転職サイトで応募するよりも、書類選考が通りやすいし、面接の対策もしやすくなるのです。

DODAの場合には、同じくパーソルキャリアが運営しているDODAエージェントサービスがあります。登録するときも、会員登録に加えて、いくつかの項目を登録することで、同時に登録することが可能です。

ぜひ、一緒に登録しておきたいサービスですが、キャリアアドバイザーとの面談が必要になります。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

おすすめの組み合わせ

DODAだけでも、もちろんいいわけですが、無料のサービスですから、他のサービスを組み合わせることで、より自分に合った求人と出会える確率は上がるでしょう。

そこで、DODAエージェントサービスと相性のいいサービスを紹介しておきます。

DODA × リクルート

とにかく求人の件数が多い方がいいと思われる場合には、業界大手のリクルートとの組み合わせがベストです。

DODA × type

給料を上げることを意識する転職ならば、年収が高めの求人が多めにある@typeとの組み合わせです。 typeはIT業界の求人が豊富なところも特徴です。

DODA × 人材バンクネット

大手の転職エージェントと、中小の転職エージェントの違いにも書いていますが、DODAでは書類選考が通らないような場合、おすすめは人材バンクネットです。

若手正社員チャレンジ事業

DODAは経験者優遇の求人が多いのですが、20代の方向けにパーソルキャリアが運営しているのが「若手正社員チャレンジ事業」です。ニート、フリーター、派遣社員、無職状態になっている29歳以下の人が対象です。東京限定のようですが。

若者正社員チャレンジ事業

まとめ

DODAは人材業界ではかなりの大手です。求人数も他の転職サイトに負けていませんし、特徴的なのは、人材紹介(エージェントサービス)の求人も一緒に探せる点ですね。

できるだけ、転職活動の最初の方で使いたいのがDODAです。中には採用されないことに悩む人がいますが、そうなってからDODAを使ってもあまり意味がありません。

上に書いた組み合わせなども考慮しながら、DODAを上手に使ってください。

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