【2017年】小売業界の転職は損?求人の傾向とタイミング

2016年の転職者数は年間300万人を超えました。転職市場は明らかに好調を維持して、2017年を迎えています。

そんな中で小売業界の転職市場はどうでしょうか。ここでは小売業に限定して転職すべきかどうかといった観点で現状を見ていきたいと思います。

まずは、小売業大手のセブン&アイホールディングスの状況を見てみましょう。

セブン&アイホールディングスの2017年2月期の状況は売上高が5兆8356億円で、前年比3.5%のマイナス、営業利益は3.5%の増益になっています。個人消費は先行き不透明との見方を示しています。

それほど順調とも思えないのですが、小売業は裾の広い業界ですから、全体の中途採用の状況までは読めませんよね。

そこで具体的なデータとともに、2017年の小売業界への転職を考えてみたいと思います。

2017年の求人は多い、少ない?

企業が中途採用をする時に募集をします。それが求人ですよね。この求人がどのくらいあるのか。DODA、マイナビ転職、リクナビNEXT、エン転職といった転職サイトで調べてみました。

2017年3月の正社員のみの数字ですが、4つのサイトの合計で、小売業の求人は4617件ありました。

3月は1年の中でも求人数は多いと言われる時期なので、他の月と比べても仕方ありません。前年の同じ時期と比べるとどうなるでしょうか。下のグラフをご覧ください。

小売業界の求人数の前年比

2016年の3月に調査したときには、小売業の求人は3471件でした。なので、1146件も増えているわけですよね。30%の増加です。

2017年の小売業の中途採用の市場としては、かなりいい状況ではないかと感じます。今年転職しようか、どうしようかと考えているのであれば、チャンスと言えそうですよ。

地域別の求人数

小売業全体での求人が4000件以上あるわけですが、これを地域別に見てみたいと思います。どこが勤務地となっているかです。転職サイトは全国の求人が出てきますので、勤務地によっては多かったり少なかったりするわけです。

小売業界の求人の地域別比率

どの業種でも転職サイトを使うとだいたいこうなります。関東地方が多いんですね。中でも東京都内が多くなっています。小売業の場合は、40%が関東の求人、30%が東京の求人です。

それ以外の地域だと、大阪府は13%、愛知県が11%、広島県が3%、福岡県が8%といった状況でした。

転職サイトの中には、全国の求人がありながらも、首都圏が中心となっているものもありますので、だいたい東京が多くなります。

小売業の年収はどのくらい?

小売業の中途採用の求人ではどのくらいの年収が提示されるのでしょうか。給料は採用時に年齢や経験をもとに決まるものですが、1つの参考として見てみましょう。

小売業界の求人の年収

年収300〜499万円が最も多いようです。ただ、その前後である、300万円未満、500〜699万円の求人もかなりありますね。年収1000万円超の仕事となると、全体の1%となってしまいました。

小売業と言っても、何の商材を扱っているのかでだいぶ変わりますし、企業の規模も様々ですから、1つの参考程度でしょう。

小売業ではどんな職種が求められている?

DODAとリクナビNEXTの2つのサイトで、募集されている職種について見てみました。すると、販売職が当然ながら多いのですが、それだけではないようです。

リクナビでは、営業職の求人も多いんですね。販売が452件、営業が543件。リクルートには事務の仕事も豊富にあるようです。

小売業は未経験者でも採用される?

他の業種から小売業に転職する場合は、業界未経験であることは気になるところだと思います。そこで、未経験者歓迎とされている求人に注目します。

小売業界の求人の未経験者歓迎比率

小売業の求人全体の62%は未経験者歓迎求人でした。これは製造業に比べると高い数字です。一方、サービス業と比べれば、低い数字です。

逆に約40%の求人は経験を優遇するという求人だと言えますので、経験があろうとなかろうと、十分な募集があると考えていいのではないでしょうか。

2017年はチャンス!

とにかく2017年は転職には有利な年と言えると思います。これがまたいつまで続くのかは誰にもわかりません。いろいろと世界も変わってきていますからね。

もし、今、転職を考えている人は、2017年に動いてみるのもいいのではないかと思います。

ここまで、小売業全体の状況を見てきましたが、もうすでに転職したい業界がもっと具体的に決っている方は、個別のページを見ていただければと思います。

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