リクナビNEXTの求人の特徴と強み。向いている転職者はどんな人?

リクナビNEXTは知っている人も多いのではないでしょうか。実際に使って応募した人は、リクナビNEXTの特徴を知った上で使ったでしょうか。

転職サイトは有名なものがいくつかありますが、それぞれの特徴があります。それは掲載されている求人から見えてきます。

リクナビNEXTは、どんな人が使うと転職に有利なのか。求人の特徴から探ってみたいと思います。

リクナビNEXTとは

リクナビNEXTは、株式会社リクルートキャリアが運営する転職サイトです。 新卒採用のサイトも運営していますが、リクナビNEXTは中途採用専用。

人材業界では最大手と言われるリクルートの転職者向けのサイトです。登録から応募まですべて無料で利用できます。

リクナビNEXT

リクナビの転職者向けのサービス

リクルートキャリアは、転職業界では最大手ですが、そのサービスとして知っておきたいのが、転職サイトと転職エージェントです。

リクルートキャリアの転職サービス

転職サイトがリクナビNEXT、転職エージェントがリクルートエージェント。企業からオファーが受けられるスカウトサービスはリクナビNEXTの会員になることで利用できます。

リクナビNEXTの求人は8,657件!前年より増加!

リクナビNEXTで2017年の3月に求人を見てみると、8,657件の求人がありました。前年の同じ時期にも見たのですが、以下の図のように変化しています。

リクナビNEXTの求人数の前年比

前年は6,392件でしたので、135%に増加しています。

DODAやマイナビ転職といった他の転職サイトもだいたい130〜140%に増加していますから、リクナビNEXTも求人が多くなるタイミングでしっかり増えているわけですよね。

エン転職のような新興勢力もある中で、リクナビNEXTは転職サイトとしての中心的な位置をキープしていると言えますね。

リクナビNEXTに求人の多い業種は?

次に業種別に見てみたいと思います。求人をメーカー、IT、広告、サービス、小売、金融、不動産、商社の8つに分けて求人数を見てみます。

リクナビNEXTの業種別の求人数

リクナビNEXTに最も多いのは、サービス業の求人です。全体の24%ほどを占めるのがサービス業、次に多いのがメーカーで18%、ITが13%と続いていました。

リクナビNEXTの業種別の求人比率

他の転職サイトとの求人に関する比較

DODAという転職サイトは、リクナビよりもかなり多くの求人が出るのですが、サービス業に関してはリクナビNEXTの方が倍以上多くなっています。

また、DODAやマイナビ転職では、全体の中でメーカーの求人の比率が最も多くなっています。サービス業が多い転職サイトだと、リクナビNEXT以外には、エン転職があります。

エン転職も全体の24%がサービス業の求人なのですが、リクナビNEXTに比べれば、まだ求人数には大きな開きがあります。

リクナビNEXTは3,204件あったのに対して、エン転職は896件ですから、3〜4倍リクナビNEXTには多くあります。

どの業種も増加しているのが特徴

他の転職サイトでは、業種によっては前年よりも求人数が減っている場合もありますが、リクナビNEXTは8つの業種で、すべて前年を上回っています。

リクナビNEXTの業種別の求人数の前年比

これがリクルートの1つの強みでもあります。まさに総合型の転職サイトであって、どの業界の仕事でも一通りはあるという幅の広さがリクナビNEXTの魅力です。

年収300万円以下の求人が最も多い

次に年収を見てみたいと思います。

リクナビNEXTの求人を検索するときに、年収の範囲を指定して探すことができます。年収別に求人数を見ると、以下のようになります。

リクナビNEXTの年収別の求人比率

300万円以下の年収の求人が最も多く、39%を占めていました。

他の転職サイトと比較したいのですが、金額の区切り方がリクナビNEXTだけ違っていて(以下と未満の違い)、うまく比較することができません。

ですが、おそらくDODAや@typeに比べれば年収は低くなり、マイナビ転職よりは高くなるだろうと思われます。

未経験者歓迎の求人は多め

リクナビNEXTの求人にはどのくらいの未経験者歓迎の求人があるのかを調べてみました。全体の63%が未経験者歓迎とされている求人です。

各転職サイトの未経験者歓迎の求人比率

図のように未経験者歓迎の比率には、転職サイトごとに大きな違いが見られます。リクナビNEXTはちょうど平均的とも言えるサイトですね。

DODAは極端に低く、マイナビ転職は極端に高いのが特徴です。

業種によっても多い、少ないはあるのですが、だいたいリクナビの場合は、未経験者歓迎が60〜70%ぐらいになるようです。未経験者でもチャンスがある求人が多いと言えるでしょうね。

リクナビNEXTの転職サイトとしての特徴

リクナビの持つ求人の特徴は、以下のようなことが言えます。

リクナビNEXTの特徴

  • 全体の求人数が多め
  • サービス業の求人が多い
  • 弱い業種がない
  • 年収や未経験者歓迎比率は平均的

件数は他のサイトよりも多めにあり、特にサービス業の求人は豊富です。

業種においても、どこに片寄るということもなく全般的に豊富に存在するサイトです。未経験者歓迎の求人も全体の6割ほどはあります。

どうでしょうか。 リクナビNEXTの特徴とは、なかなか言葉で表しにくいのですが、標準的というか、オーソドックスな印象を受けるんですよね。

例えば、経験者をメインの対象者としているというわけでもなく、逆に若年層が中心と言うわけでもありません。

幅広く、どんな人でも、相応の求人がそれなりの数で見つかるようなサイトなのです。これはかなり便利なことでもあります。

どこを使ったらいいか迷うならば、まずリクナビを使ってみるのがいいでしょうね。業界の最大手ですから、その信頼に基づく独占求人も多く存在します。

なぜ、リクナビNEXTが標準的なのか

リクルートは人材業界では、確実にトップを走っています。それが標準的なサイトになっているわけですよね。

他の転職サービスは、かなり特徴が表れるんですね。20代をターゲットにするとか、外資系に強いとか、特徴を出そうとしているわけです。

それは、リクルートと同じことをやっていては、生き残れないということなのでしょう。リクナビは業界の最大手だからこそ、だれにでも使いやすい幅広い転職サイトだと言えます。

リクナビNEXTが合う人、合わない人

リクナビNEXTの特徴を踏まえると、どんな人にとってメリットがあるかがわかります。リクナビNEXTを利用すべき人と、利用すべきではない人はどんな人でしょうか。

リクナビNEXTが向いている人

先に書いたように、標準的で癖が少ないリクナビNEXTは誰でも使いやすいんですけどね。

リクナビNEXTが向いている人

  • 年齢問わず幅広く
  • 仕事の経験に自信がある人
  • 業界経験が豊富な人
  • すぐに転職したい人

※上記は当サイト独自の判断でリクルートが言っているのではありません。

1つでも当てはまるものがあれば、使ってみる価値は大いにあります。 リクルートは転職サイトでも、人材紹介のサービスでも王道と言えるのです。 ほとんどの人にとって有効です。

リクナビNEXTが向いていない人

業界の経験や知識があり、より上を目指すような転職の場合には向いていないと思います。 経験を高く評価して欲しいなら、人材紹介サービス(リクルートエージェント)の方が効果的です。

リクナビNEXTが向いていない人

  • 転職に不利な状況にある人
  • 経験のない業界への転職を目指す人
  • 給料できるだけ上げたい人

※上記は当サイト独自の判断でリクルートが言っているのではありません。

上に書いた、向いている人と向いていない人についてですが、向いていないならば、別の転職サイトで探すということではないと思うんですね。

リクナビNEXTよりも、DODAやマイナビ転職がいいという話ではなくて、転職エージェントを使う方が有利だろうと思います。

転職では求人をどこで探すかがとても大事だと思います。 転職サイトもたくさんあり、人材紹介もたくさんあります。

どちらも運営している企業があるわけで、その企業が持っている求人の特徴、それから自分の経験や年齢、希望などを考慮して、サービスを選ぶことが必要です。

リクナビNEXTの登録方法

リクナビNEXTの登録はじゃらんやホットペッパーなどでも利用できる「リクルートのID」を持っているとそのIDが使えます。

リクルートのIDがない場合には、メールアドレスを登録するところから始まり、リクルートIDが作られます(仮登録)。

パソコンからの登録

「会員登録(無料)」といった赤いボタンをクリックして、会員登録画面に進みます。

パソコンでのリクナビNEXTの登録

スマホからの登録

パソコンと同様に「会員登録(無料)」の赤いボタンをクリックして、会員登録画面に進みます。

スマホでのリクナビNEXTの登録

スカウトについて

一般的に、転職活動は企業が出している求人を探して応募するという流れですが、リクナビNEXTには「スカウトを待つ」という方法もあります。

レジュメを登録(経験やスキルなどを登録)すると、企業に興味を持たれてオファーが届きます。企業だけではなく、転職エージェント(人材紹介会社)からもオファーを受けることがあります。

書類選考をパスできるプライベートオファー、職務経歴に興味を持った企業から届く興味通知オファー、企業が求める条件にマッチしたオープンオファーといった種類があります。

スカウトを使うとどうなる?

リクナビNEXTのサイトでは、スカウトを使うと「憧れの企業からオファーが届くかも!」と言っています。

ですが、そんなスカウトがあるとしたら、相当な経験やスキルのある人だけですよね。

結局は、企業から来るよりも転職エージェントからスカウトされるケースが多くなります。中小の転職エージェントの何百社がリクルートと提携していて、リクナビNEXTの利用者をスカウトしているのです。

中小の転職エージェントを使うメリットもあるのですが、今は自分で信頼できる転職エージェントを探せるサイトもあるので、リクナビNEXTでスカウトを待つ必要はありません。

最も効果的なリクナビNEXTの使い方

転職するときにリクナビNEXTを使う人は多いわけですが、だいたいの人が3つの道をたどります。

リクナビNEXTからの3つの流れ

  • リクナビNEXTにある求人に応募して採用が決まる
  • もっといい条件を求めて、リクルートエージェントに登録する
  • なかなか転職が決まらずに、中小の転職エージェントを使う

リクナビNEXTからの3つの流れ

このような流れがあります。リクナビNEXTは使う人も多いので、同じ求人に応募する人が多くなります。ですから、ハードルが高いのです。

そして決まらない人は、中小の転職エージェントに流れるのですが、そこでスカウトの機能が使われています。思った以上に苦戦したときに、スカウトが来ると、普通はそっちに流れます。

もう1つリクルートエージェントは人材紹介なのですが、非公開求人が10万件以上もあるので、より自分にぴったりの求人が見つかることも少なくありません。

何が言いたいのかというと、リクナビNEXTは転職活動の初期に使う方法だということです。もっと言えば、自分の市場価値がどのくらいかを測るのにはいいサイトです。

そして、ぜひ初期に使っておきたいのが、リクナビNEXTが誇る「グッドポイント診断」です。

リクナビNEXTのグッドポイント診断

リクナビのグッドポイント診断

転職がどうやって決まるのかというと、企業が求めている人材と自分自身がマッチしなければ採用されませんよね。その2つのうち、自分がどんな人間かを知る上で使えるのがグッドポイント診断です。

まだ利用していない方は、会員登録すれば無料ですぐにできますので、試しておくといいと思います。

求人の質について

リクナビNEXTの求人の特徴を見てきましたが、あくまで求人の数や量という観点から見た特徴なんですよね。これによって、どの業界の求人を多く持っているか、つながりが強いかといった特徴がわかると思います。

ただ、もう1つ重要なことがありますね。それは求人の質についてです。量だけでなく質についても別の記事で書いていますので、そちらを参考にしてみてください。

おすすめの組み合わせ

転職サイトの求人からのみ探すのはもったいないことだと思っています。 非公開求人も含めて選ぶことができる、転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントのサービスはリクルートだけではありません。 ほとんどが無料で利用できるので、他のサービスを組み合わせることで、より自分に合った求人と出会える確率は上がるでしょう。

リクナビNEXTが持つ求人の特徴を考えた上で、組み合わせたときに相乗効果の出るサービスを紹介します。

リクルートエージェント

リクルートキャリアのやり方だと、リクナビNEXTと人材紹介サービスのリクルートエージェントは別々の営業が担当しています。

なので、まったく別物と思ってもいいぐらいです。リクルートエージェントの求人数は、他に比べても最大級なので、エージェントを使うならば、登録しておきたいところです。

DODA

DODAも転職業界の大手です。リクルートとDODAを合わせるのが、最も可能性が広がる使い方ですね。DODAも転職サイトとエージェントサービスがありますよ。

パソナキャリア

リクルートやDODAには及びませんが、パソナは人材派遣の大手ですから、企業とのパイプが強いので、大企業への転職なら使えます。

中小の転職エージェント

中小の転職エージェントを探すときに使えるのが、下記の2つのサイトです。

これだけ知っていれば、どんな人でも、それなりに希望に沿った転職が決まるはずです。現状では、この中で選べば十分だと言えるでしょうね。

まとめ

リクナビNEXTの求人の特徴や向いている人、それから効果的な使い方などを書いてみました。

とにかく、どの業種の求人もそろえていて、安定しているのがリクナビNEXTです。ただし、人気のあるリクナビNEXTを使った転職はハードルが高いとも言えます。

そこで、グッドポイント診断を使いながら、リクルートエージェントをはじめとした他のサービスも使ってみると、希望の転職が叶うのではないかと思います。

リクナビNEXT

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