転職したいけど面接が苦手な人の求人の探し方
転職活動の中で面接が苦手だという人は多いと思います。 逆に面接が得意な人ってどれだけいるでしょう。
ここでは面接を得意にするのが目的ではなく、苦手でも転職できる方法を探します。 それは求人をどう探すかにかかっています。
転職サイトを見てみてください。求人の中には面接を何度もやるものもあるし、応募者全員と面接なんていうのもあります。
面接を採用の重要なプロセスにしている企業は多いのが事実。そこをうまく抜けるためには、通りやすい求人を探すことです。
<目次>
面接が苦手でも大丈夫な検索条件を考えてみる
転職サイトにはたくさんの求人があるわけですが、条件を設定して絞り込みを行うのが普通ですよね。
そこで面接が苦手でも大丈夫な求人を検索したいのです。 残念ながら、面接が苦手な人のための求人を直接検索することはできません。
どうしたら、そういう求人を見つけることができるでしょう。 検索の条件を考えなければいけません。
面接回数が少ない求人
転職サイトにはたくさんの求人があります。 企業の業種もいろいろ。 職種もいろいろ。 待遇もいろいろ。 仕事内容もいろいろ。
こう考えると1つ1つの求人には特徴があるんですよね。
企業は「うちはこんないい企業だ」とアピールしたり、「こんなに給料が高いよ」とアピールしたり。 その中で採用のプロセスをアピールする企業もあります。
それが「面接1回」というもの。
採用までのプロセスが楽だと言っているようなものです。 なるべく早く入社してもらいたいということなのでしょう。
面接が1回でいいんですよ。 面接が苦手でもなんとか1回ならいけそうじゃないですか?
こういう検索項目はちょっと特殊なものなので、どこの転職サイトにもあるわけではありません。 これがあるのは、@typeとエン転職のサイトです。
私が検索したときの件数ですが、@typeでは380件、エン転職では1,046件もありました。 DODAやリクナビNEXT、マイナビ転職のサイトではこういう検索の仕方はできません。
面接が苦手な人には@typeかエン転職が使いやすいのです。
急募の求人は急いでいる!
次に「急募」の求人に着目してみます。
検索の条件は転職サイトごとにちょっと違ったりします。 「急募」であったり、「急募!内定まで2週間」だったりします。
「急募!内定まで2週間」の場合、相手の企業は、2週間以内に採用を決めたいと思っているんですね。 これは面接が苦手な人には好都合です。
面接がないわけではありません。 1回であるとも言っていません。 でも、採用を急いでいる企業は、ゆっくり選考なんてできないわけです。
結果的には1回の面接で採用となったり、もし応募者が多かったら面接時間も短時間になるかもしれません。 より面接でのミスは少なくなります。
急募の求人はどのサイトでも検索できるものです。件数と、全体の求人に占める急募求人の割合です。
DODA | マイナビ転職 | リクナビNEXT | @type | エン転職 |
---|---|---|---|---|
2,464件 | 5,330件 | 1,640件 | 1,457件 | 1,345件 |
10.5% | 72.3% | 26.1% | 65.1% | 27.2% |
マイナビの72.3%はすごいです。本当に?と思ってしまいますが、検索した結果こうなりました。
採用人数が多い求人
転職サイトにある求人には、普通、採用人数が書かれています。 採用人数5名以上とか10名以上の求人が少なくありません。
採用数が多いのは、なぜなんだろうと気にならないこともないのですが、ここでは面接を簡単に潜り抜けることがテーマです。
採用人数が多いと、ちょっと面接の重みも軽くなりそうですよね。 肩の力が抜けていい結果につながるかもしれません。
サイトによって人数は違いますが、検索できたのは次の4サイトでした。 DODAが1310件で全体の5.6%、マイナビは1258件で17.0%、リクナビは1116件で17.8%、@typeは462件で20.6%です。
DODA | マイナビ転職 | リクナビNEXT | @type |
---|---|---|---|
1,310件 | 1,258件 | 1,116件 | 462件 |
5.6% | 17.0% | 17.8% | 20.6% |
@typeは「採用人数5人以上」ですが、全体の20%と高い比率です。
上記のような観点で転職サイトをランキングしています。下のページをご覧ください。
3つの条件で検索してみる
ここまで書いた条件を組み合わせて実際に検索してみます。 3つの条件を入力して検索するには@typeを使うしかありません。
@typeではこだわり条件として「面接1回」「急募求人」「採用予定人数5名以上」の条件が設定できます。 これで検索してみます。
全国で127件の求人がありました。 まだ業種や職種、そして勤務地も未入力です。 職種は「事務・管理部門系」にしてみました。
8件になりました。 業種を絞るともっと少なくなりますね。 それよりも、問題は地域です。
勤務地を関西に指定するだけで2件になってしまいました。 職種ももっと詳細に「総務」なんてしてしまうと0件になります。
求人が少なすぎる?
面接が苦手な人の求人は少ない。
世の中は厳しい。
やっぱり面接対策をしたり、練習したりが大事。
そういうことではありません。 これぐらいの件数しか出ないのには理由があるんです。。 それは求人数が少ないところで探しているからなんですね。
つまり転職サイトで探しているから件数が少ししか出てきません。 実は求人はもっともっとたくさんあるんですね。
それが非公開求人と言われるもの。 転職の80%は非公開求人で決まっているとも言われています。
そして非公開求人を持っているのが、転職エージェントです。
面接が苦手ならば、転職サイトでの応募をしない方が有利なんですよ。
面接が苦手な人の転職で有利な転職エージェント
転職エージェントは非公開求人を持っているので、転職サイトで探すよりも、もっと多くの、そしていい条件の求人を紹介してくれます。 しかも無料です。
問題は、どの転職エージェントを使うかってこと。
そこで活用したいのが先ほどの転職サイトのデータなんです。 転職サイトにはそれぞれ特徴や強みがあります。 @typeを例に検索してみましたが、それはなぜでしょうか。
面接が楽そうな求人を見つけやすいサイトだったからです。 面接1回の求人は、@typeであれば探し出せますが、DODAやリクナビNEXTでは探せないのです。
つまり、1つ1つの求人に対して面接が1回の求人だという情報をDODAやリクナビNEXTは持っていないわけです。
それを持っている転職エージェントはどこかというと転職サイトに面接1回の検索条件があるところですね。
@typeを運営する企業はキャリアデザインセンターという会社。 この会社が運営する転職エージェントサービスは「type転職エージェント」です。
ここで見てきた転職サイトを運営する企業はすべて転職エージェントのサービスも無料で行っています。
面接が苦手な人なら、type転職エージェントを使うべきだということになります。
まとめ
面接が苦手な人のための求人情報の探し方を考えてみました。
面接の練習をするのも大事ですが、早く決めたいなら求人の探し方を工夫した方が早いです。
転職サイトにはそれぞれの特徴があり、面接が苦手な人に有利そうなのは@typeでした。
ですから@typeのサイトの運営企業が提供するtype転職エージェントで非公開を含めた求人を探すのがいいと思います。
ここでは求人数を元に考えてみたわけですが、もう少し深く書いている記事もご覧ください。